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京都定期観光バス 京の世界遺産 特別拝観 龍安寺
写真は、西の庭からみた仏殿
一昨日に続く京都定期観光バスの物件です。
第2弾は「京の世界遺産 特別拝観 龍安寺」です。
このツアーでは通常非公開の仏殿と西の庭が拝観できます。
これらはなかなか機会がなく、僕も2012 4/14の「そうだ 京都、行こう」の会員プランで拝観した1回しかありません。
拝観の詳細は、下記本編を参照してください。
・龍安寺5 特別拝観2 仏殿と開山堂、西の庭
日程や料金
5/11~6/17までの月、土曜日に運行ですので残りは6/1、6/3、6/8、6/10、6/15ですね。
京都駅に集合し、バスで14:00~16:30頃まで。
料金は2980円です。
通常はまず拝観できない場所ですし、今後も予約不要の特別公開が行われるとは考えにくいです(特に仏殿)。
かなりおすすめです。
またこのシリーズは高山寺、龍安寺以外にも銀閣寺 方丈・東求堂や、上賀茂神社 本殿などもあります。
しかし前者は春と秋に定期的に特別公開があり、後者に至っては通常から有料で参拝可能ですので、バスツアーじゃなくても拝観可能です。
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藪内家 燕庵1 緝き堂 雲脚
写真は、表門
燕庵(えんなん)は、三千家の上流(かみりゅう)に対して下流(しもりゅう)と呼ばれる茶道の流派、藪内家の本拠です。
場所は西洞院正面。
西洞院通の七条通を上がった左手にあります。
明らかに数寄屋風の建物が周囲と違うのですぐに分かるハズです。
最寄りは市バス50系統の西洞院正面で、バス停の少し南側です。
通常は非公開で一般での参観は困難です。
今回は2013/5/15のJEUGIAカルチャーセンター「藪内家燕庵見学とお食事会」という企画で訪問しました。
建物は蛤御門の変の際に全焼しており、以降に再建されたものです。
表門から中に入ります。
石畳の路地を進み玄関に上がります。
真っ直ぐ進むと、1番大きなお茶室の緝き堂(しゅうきどう:”き”の漢字は索引参照)があります。
11畳半で外露地に面しており、露地の反対にはさらに6畳の鞘の間があるので一層広く感じます。
点前座を含めた4畳半の間取りを仕切り、小間としても使用できるそうです。
露地庭園に向かいます。
右手には祖堂の源霊閣、そしてその隣に紅殻の茶室 須弥蔵(すみぞう)が見えます。
そして中央から左手まで“松明垣”で仕切られ、左手正面に“梅見門”があります。
さらに左手は茶室 学市軒ですが、今回は見学していません。
露地庭園は苔がきれいで、飛び石が続きます。
梅見門をくぐった露地庭園の右手は腰掛待合へ続き、左手には茶室 雲脚(うんきゃく)があります。
剣中紹智が相伝の祝いに利休から頂いたそうです。
二畳台目に三角の板の間があり、その斜めの板の間の面に床の間があるので、床の間が客座方向に斜めに向いています。
また点前座が洞床のようである、つまり客座と少し仕切られたようになっているのが特徴的です。
瓢箪型の板額は利休筆です。
さらに隣に茶室 談古堂がありますが、今回は見学していません。
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