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2013 春 妙心寺 天球院 特別公開の案内


写真は、門前

最近話題になっている妙心寺 天球院が、明後日から公開されます。
綴プロジェクトで、襖絵をデジタル複製したものが展示されます。
実に9年ぶりの公開だそうです。

期間
5/25(土)~6/9(日)10:00~15:00(受付は14:30まで)
なお今後も年2回、2週間ずつ公開する予定だそうです。
恐らく次回は秋、10月から11月上旬ではないでしょうか(僕の予想です)。

拝観料
一般:1000円。
京都文化協会 賛助会員:会員証提示で800円
です。

アクセス
妙心寺の正門は南総門ですので、まずはこちらから。
JR花園駅か、市バス91系統93系統にて妙心寺前で下車します。
花園駅で下車した前の道が丸太町通で、これを右折します。すぐに道がY字になります。
ちょうど正面に大きな「妙心寺」の石碑があります。
右手が丸太町通の続きで、この先に妙心寺前のバス停があります。
左手に進むと道なりに左にカーブし、やがて正面に南総門が現れます。
京都駅から来られるのなら、JR嵯峨野線の花園駅下車で、境内徒歩が1番早いでしょう。

そして妙心寺境内は以下を見て頂ければ分かります。
・妙心寺1 概要
ご覧のように天球院は、妙心寺境内の最北端ですので、実は北総門が1番近いです。

北総門から入るなら、市バス10系統26系統ないしは嵐電の妙心寺駅で下車が近いです。

見所
まずデジタル複製したものは、狩野山楽・山雪筆の「竹に虎図襖」4面と、先の「山楽 山雪展」でも出展されていた「朝顔図襖」4面が展示されるそうです。
また今後複製品の制作が予定されているオリジナル文化財も鑑賞することができるそうです。
そう書かれると「梅花遊禽図襖」への期待が高まりますが、どうでしょう(笑)。

まあ今後もプロジェクトが進むにつれ、新しい複製が増えた状態で公開されるようなので、そんなに慌てることはないのかもしれません。

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平安郷1 一般公開(福王子・広沢池散策9)


写真は、庭園中央の枝垂れ桜

平安郷(へいあんきょう)は、世界救世教いづのめ教団が所有しており、4月の第1週末と11月第3週末の金曜日~日曜日の各3日間ずつ、さらに5月中旬のカキツバタに合わせて、期間限定で一般に無料で公開されます。
夜間のライトアップもあります。
アクセスは「福王子・広沢池散策1」を参照してください。

表門を入り、広沢池を左手に見ながら進みます。
すると芝生の広場に出ます。
すぐ右手には下の茶屋(楠風荘 なんぷうそう)という茅葺きの休憩所があります。
この中に遊歩道かがいくつかあり、2筋の小川も流れています。
まずそのまま直進します。
川沿いの紅葉もきれいです。
正面に数寄屋風の中の茶屋(池畔亭)があります。
この前あたりから広沢池への周遊舟が出ます。これも無料です。
さらに奥に進みます。
右手、庭園中央には大きな大きな枝垂れ桜があり、周囲は囲ってあります。
これがメインです。
ソメイヨシノよりは早咲きのようです。

さらに奥に進むと、右手奥に神域の春秋庵、左手最奥に上の茶屋(春遊亭)があります。
春秋庵は本殿になるので非公開です。
上の茶屋で抹茶とお茶菓子が振る舞われます。
これも無料です。

枝垂れ桜の前を通過して庭園の右側に移動します(庭園を時計回りにまわっています)。
枝垂れ桜の前にも小川が流れます。
手前に戻りながら遊歩道を歩きますが広い芝生なので、終始庭園全体が眺められます。
やがて鏡池と藤棚デッキがあります。
向月台のように鏡池にデッキが張り出します。
広い芝生の庭内に川が流れ、桜が咲く光景がきれいです。
そして元の楠風荘に戻り、1周です。

2024/11/22~11/24に1500円で事前予約制の公開があり、下の茶屋(楠風荘)と春秋庵の神苑にも入れました(上の茶屋で呈茶があり、中の茶屋は非公開)。
下の茶屋(楠風荘)に入ると大きな土間になっており、民芸建築のように太い梁がむき出しで天井は竹です。
右手奥に1段高い9畳間があります。

春秋庵は2棟続きで、奥の大きな棟が本殿です。
外周を時計回りに回ると、右手に茶室と露地庭園があり、裏には苔のきれいな築山から川が流れる神苑があり、紅葉が非常にきれいでした。




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