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2013 京都・千年の心得


写真は、霊明殿からみた舎利殿と仏殿

さて今夜は京都「千年の心得」でのツアープランです。

昨年は大徳寺 養徳院や鴨脚家庭園などが含まれるプランがあり、なかなかレアだったのですが、今回レアだったは下記の1件ぐらいでしょうか。

”皇室ゆかりの泉涌寺特別拝観と高台寺拝観・圓徳院での茶歌舞伎体験、京の夏の夜空を彩る「五山送り火の夕べ」”です。

内容は、
泉涌寺の霊明殿、舎利殿の特別拝観→高台寺の拝観→圓徳院の北書院にて茶歌舞伎体験→南禅寺八千代にて夕食→バス車窓から五山送り火観賞
です。

開催日は8/16。ANAホテル12:30発、京都駅12:50発で、22:00頃終了予定。
料金は5,000円です。

このプランでレアなのはもちろん、泉涌寺の霊明殿、舎利殿です。
これらもなかなか拝観のチャンスはありません。
また皆さんご存知、舎利殿の天井には狩野山雪の雲龍図もあります。

拝観の詳細は、下記本編を参照してください。
・泉涌寺4 特別拝観1 舎利殿内部
・泉涌寺5 特別拝観2 霊明殿

レアなのもそうですが、午後からこれだけ楽しめれば値打ちがありますね。
非常にいいプランだと思います。

ただし平日ですが。

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石村亭1 母屋(下鴨神社周辺散策7)


写真は、庭園から見た母屋

谷崎潤一郎が62歳から7年間を過ごした場所です。
当時は潺湲亭(せんかんてい)と云われていましたが、現所有者の日新電機さんに渡る際に石村亭(せきそんてい)となりました。

通常は非公開で、2013年5/24の京都嵯峨芸術大学 生涯学習講座 「谷崎潤一郎と京都」にて参観致しました。

アクセス
下鴨神社の糺の森を進みます。
右手の御神木を過ぎると右手に泉川に架かる石橋があるので、これを渡ります。
渡ってすぐの十字路の右手が石村亭です(簡易地図)。

参観
丸太造りの正門を入ると、中央が石畳で左右が苔の細い路地になります。
左右の側面には竹が植えられています。
中門をくぐると石畳は左に曲がり、母屋の玄関に続きます。
右手には庭園への入口の門があります。
おおまかな邸内は、まず中央に1段低くなった池があります。
それを囲むように庭園があり、庭園に面した左手に母屋、右手に茶室があります。
さらに庭園の外に仕切られた外周部分の右手前に小さな洋館、右手に書斎があります。

母屋内部です。
玄関を入ると正面に8畳の間が2つ続きます。
手前の次の間は側面が網代、床柱に丸太をしようした数寄屋風で、奥の主室は書院造です。
この異質な2間が開け放った際も調和しています。
主室からは庭園に面した廻り廊下の欄干越しに一段低い庭園を見下ろせます。
庭園については後述します。
玄関の左手には中廊下があり、手前から女中部屋、台所、3畳と4畳半の住居部屋があります。

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