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2013 5/12の拝観報告4(圓通寺)
写真は、方丈前庭
serimamaさまは大田神社でお帰り。
かんじろうさま、toganjiさまと僕は、さらにタクシーで北へ。
向かったのが、圓通寺。
toganjiさまが初めてでした。
ここはこの方丈の借景、比叡山があまりに有名ですね。
このお寺の写真は、これしかないぐらいです(笑)。
本編は下記のごとく掲載済みですので、感想だけ。
・圓通寺
方丈と潮音堂にお参りできます。
方丈庭園の比叡山ですが、木立がちょっと邪魔ですね。
もう少し比叡山借景を見やすくしてもいいんじゃないかと思いました(笑)。
そして方丈の庭園は写真撮影が可能ですが、それ以降の潮音堂周辺にはしつこいぐらい”写真撮影禁止”の張り紙が・・・。
何があったのかは分かりませんが、あちこちに。
あそこまで書かれると折角の風情が台無しに・・・。
ここを出た段階で12:30ぐらいでした。
当初から、
・たくさん拝観できるが、昼食の目途がないコース
・拝観数は減るが、昼食が確保できるコース
の2つがありました。
同行のお2人にどちらがいいかお伺いしました。
するとお2人とも”前者”でいいとのこと。
さすがアマデウス会員さんです(笑)!
こんなコース”普通の人達”には提案できません。
気を使わせたのでしょうか(笑)。
ということで、昼食なんてどこ吹く風で拝観を続けます!
そうそう、忘れていました。
由緒書きが、リニューアルされていました!
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流響院3 主屋、涼流亭(南禅寺別荘群散策5)
写真は、流響院の由緒書き
春と秋の公開では庭園だけでしたが、別の機会に建物内部が参観出来ましたので報告します。
主屋
門内の前庭から内部に上がります。
まず入って右手に仏間があります。
庭園の1番手前のお部屋です。
床は庭園より高いのですが、緩やかな傾斜を挟んで高くすること。
さらに建物自体の高さを抑えることで、庭園と建物の一体感が出ます。
襖絵などはいずれも米軍接収以降に新たに作り変えたもので、仏間は森田りえ子氏のものです。
さらに奥に4畳半のお茶室ともう2部屋が雁行状にならび、徐々に庭園に突き出します。
1番庭園に突き出た部屋が“月見の間”です。
檜皮葺の屋根が広く突き出しており、そこに柱が1本もありません。
また窓には蔀戸が付いており、さらがら寝殿造りのようです。
涼流亭
まず屋根が杮葺、檜皮葺と杉葺の3つが使用されており、さらに2重の切妻になっている(簡単にいうと屋根が二段)のが特徴的です。
お茶室は4畳半の原叟床(げんそうどこ)です。
原叟床とは、1番奥の1畳を改造して床の間にします。
床の間は、まず縦横ともに70%ぐらいのひとまわり小さな畳1枚分です。
その角に床柱を建てます。
すると床の間の外がL字型に残ります。そこは板の間にするのです。
これが原叟床です。
こうすることでより空間を広く見せることができるそうです。
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