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2014 5/17の拝観報告2(京博 南山城の古寺巡礼)


写真は、京博 南山城の古寺巡礼 開催中の玄関

藤田美術館を出て、歩いて京阪電車の京橋駅へ。
ここから七条駅まで戻ります。

やってきたのはもちろん京博の”南山城の古寺巡礼”です。
事前に2枚で2000円の前売り券をアマ会希望者で一括購入して1枚ずつ分けました(笑)。

さて山楽山雪展以来、2回目の京博へ!
皆さんご存知かと思いますが、昨年11/3にアマ会メンバーで車3台連ねて、
笠置寺→海住山寺→現光寺→旧燈明寺→岩船寺→浄瑠璃寺→高田寺→西明寺→大智寺→神童寺→蟹満寺と、
南山城の古寺”マジ”巡礼に行っているので、お久しぶりのBさまも結構おられました。

現地でお目にかかっていると、より一層楽しめますね。
なんだか普段を知っているようで(笑)。

海住山寺の四天王立像、これは覚えていました。
五重塔初層内陣の扉絵は、わざわざ外してこられたのでしょうか。それとも普段から保護の目的で外されているのでしょうか。
そんなことも気になりました(笑)。

現光寺の十一面観音坐像。
こちらもこのためにわざわざ行きましたからね。

笠置寺は毘沙門堂の毘沙門天立像って、あんな感じだったのですね。

浄瑠璃寺 三重塔の薬師如来坐像。
きっと現地での開扉では見にくいんでしょうね。

禅定寺
ここは金胎寺と同時に、masaさまとtoganjiさまと行きましたね。
重文の十一面観音、文殊菩薩像、地蔵菩薩像・・・ヒドイことに記憶にありませんでした(笑)。
当時はBを見るという意識が低かったもので。
必ず再訪して、現地で非礼を詫びたいです(笑)。

寿宝寺
昨年7/7に酬恩庵 虎丘庵と一緒に行きました。
千手観音立像、隆三世、金剛夜叉はさすがに覚えていました。
これを覚えていなかったら、あそこに行った意味はゼロですね(笑)。

蟹満寺
さすがに本尊で国宝の釈迦如来像はムリ(当り前(笑)!)。
でも蟹満寺といえばアレですよね。

神童寺
愛染明王像と、不動明王像は結構なインパクトですので、当然覚えていました。
逆に日光、月光菩薩は存在は覚えていましたが、個体を識別出来るほどの記憶はなかったです。

金胎寺
訪問時は”行場めぐり”で超盛り上がったので、あんな重文の塔を所有していたなんて・・・。
見くびっていました(笑)。

酬恩庵
京博の案内にもありましたが、美術的には”在中寺”ですね(笑)。

見るのが早目の僕で1時間チョットでした。

次回は平常展が再開されたら来ようかな。

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妙法院門跡3 五月会(東山南部散策48)

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写真は、奥書院の庭園

2014年の5/14から1年に1回、五月会が行われるようになりました。
法要の後に伽藍内部が無料で公開されますが、特別公開でも公開されていない奥書院と奥庭が公開されました。

9:20頃から本堂である普賢堂の前で整理券が配られましたが、あれは最終的に何のために必要だったのかは不明です(要するに以降出番がありませんでした)。
先着順で本堂内に入れてもらえますが、本堂が広くはないので入れるのは32人だけです。
以降の方は本堂の周囲を囲んでおられました。
9:50頃から10:40頃まで法要。
法要後は本堂内を拝観。
須弥壇裏の元三大師像や、コンパクトなお厨子に入った五大明王像などがありました。

11:00から12:00まで伽藍内部の拝観となりますので、庫裏に戻ります。
庫裏→大書院→護摩堂は秋の特別拝観と同じです。
そして次からが違います。
特別公開では宝物館の龍華蔵から宸殿ですが、当日ここは閉鎖です。

そのかわり大書院の奥左手の廊下を右クランク状に進みます。
廊下の途中左手には36歌仙の画が並んでいます。
その先が奥書院です。

まずは御座之間が3部屋並びます。
手前から三の間、二の間、一の間となり、襖絵は円山応挙の雪松図や呉春(伝)などによるものです。
これらは法親王の居間や学習の場として使用されていたそうです。

さらに奥に1間あり、その右隣に庭園に付き出すように玉座があります。
天皇陛下がお越しになられた際に使われるお部屋です。

これらの部屋の奥側と右側の2面を囲むように奥庭が拡がります。
大きな池が中央にあり、石の八ッ橋が架かります。
手前は苔、奥の築山には石組、松やもみじなどが植えられており、大きな庭園です。
石組などを調べると平安時代の特徴もあり、北隣にある積翠園の一部だったのではないかと云われています。




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