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2014 4/29の拝観報告3(大報恩寺)


写真は、国宝の本堂

本隆寺を出て、南側の五辻通を西へと歩きます。
千本通を越えた右手にあるのが、千本釈迦堂です。

さて今回は本尊の釈迦如来像をみたことがないのでやってきました。

それに千本釈迦堂は”おかめ桜”を観に何度か来ているのですが、宝物館に入ったのはかなり昔に1度きり。
折角の機会なので、行ってみることにしました。
本当は3月にも来る予定でしたが・・・インフルエンザにより頓挫しました(笑)。

さてまずは本堂です。
肝心の本尊 釈迦如来像ですが・・・遠い、暗い・・・。
特に天気が悪かったのもあるでしょうね。
本堂が南向きですので、晴天のお昼頃に行けばもっと見えるかもしれません。

それと”拝観の手引”をみると、公開は
・2/3 節分
・3/22 涅槃会
・8/8~8/16 六道参り
・12/7~12/8 大根焚き
とありますが、3/22は涅槃図は公開されますが、本尊の公開はないのではなかったでしょうか。
ご存知の方、教えてください。

そして久しぶりの宝物館へ。
京都検定を受けてから見ると、やっぱりここは仏像天国だというのがよく分かります。
定慶の六観音ってこれか・・・思いながら見ました。
受験当時はBに興味ゼロでしたので、”字面丸暗記”でした(笑)。

確かに満足できる内容ですが、冷静に振り返ると
通常拝観+本尊 釈迦如来像公開
のラインナップ。
しかもその本尊公開も、同条件で(遠いってこと)1年に数回あります。

特別今回に!って程のレアさはないですね。

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源鳳院(旧洛陽荘)(南禅寺別荘群散策28)


写真は、大書院と前庭

岡崎にある山階子爵の旧邸で、現在は宿泊や食事が出来る施設でした。
2017年には源鳳院と名が変わり、2/27~3/12まで「公家雅に魅せられて」というひな人形の展示会がありました。

アクセス
金戒光明寺の東側、丸太町の白川(東天王町)と岡崎道の間に岡崎神社があります。
この鳥居の正面の道を直進します。
約100先で築地塀に突き当り、直進路は右に少しふれて続きます。
この築地塀が洛陽荘で、玄関の門はこの右手側にあります。

表門を入ると、正面に主屋の玄関があります。
右手には庭園が拡がります。
白砂の砂利道に飛び石が続き、砂利道の外はきれいな苔です。
すぐに散策路は左T字路になり、左手奥の角にお茶室 心月庵 があります。
右手角はもちろん主屋です。
そしてこのT字路のど真ん中に見事な紅枝垂れ桜があります。

散策路を左に曲がるとその奥左手に大書院があり、大書院に沿ってL字型に拡がります。
庭園中央には白砂で池を模した枯山水で、奥側には植え込みや石灯籠があります。
またL字のちょうど角にも紅枝垂れ桜が咲いていました。

主屋に入ります。
入ると受付で、正面奥はガラス越しに白砂の中庭が見えます。
受付奥の右手に食事をする大書院があります。
この大書院の外が、先程の庭園です。
また大書院の縁を出た右手奥には、小さな個室があります。
ホテルのダイニングとして使っておられるようで、特に湾曲した弧状の網代天井が印象的です。




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