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2014 4/29の拝観報告9(宝塔寺)


写真は、重要文化財の本堂

尊勝院を後にして、神宮道へ。
ここから市バス5系統に乗ります(1日乗車券7回目)。
そして2つ目の三条京阪前で下車し、京阪電車に乗ります。
下車したのは深草駅です。

ここから徒歩でまず向かったのは宝塔寺です。
以前に虫干しで来ていますが、初めての特別公開なのでやっぱり!?来ます(笑)。

この途中の道でなおすけさまに声をかけられましたね(笑)。
こっちは宝塔寺が目の前でしたので、全く気付いていませんでした。
失礼しました!

結構雨が降りしきる中、宝塔寺に到着です。
お昼過ぎでしたが、拝観者数は少なめでした。

本堂正面から入り、本堂裏手から出て客殿へ。
一旦戻り本堂から出て、多宝塔へ
の拝観順路でした。

普段内部は非公開なので有り難いといえば有り難いのですが、虫干しの時と比べると物足りない感じがしました。

今回の客殿は前庭だけのためにあそこまで行っていますからね。
虫干しの時は客殿に日蓮宗関係の掛け軸などがありました。
でも特別公開でみせるほどネームバリューのあるものが、恐らくなかったんでしょうね。

多宝塔の内部も公開されました。
WAN先代はあれだけ喜んでおられたましたが、僕にはその理由が分かりませんでした。
内部の様子が想像通りというか・・・。
ネコに○○○だったんでしょうか(笑)。

由緒書きは以前に頂いていたので、心置きなく次へと参りました。

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成願寺


写真は、本堂と地蔵堂

成願寺(じょうがんじ)は北野にあるお寺で、紅枝垂れ桜が有名です。

アクセス
北野白梅町の交差点を南下します。
最初の交差点が一条通で、ここへ左折します。
右手の地蔵院 椿寺を通過し、紙屋川の橋を渡ります。
その先の右手に成願寺の表門があります。
少し先の左手には大将軍八神社があります。

表門を入ると真っ直ぐに参道が延びます。
入ってすぐの左右に見事な紅枝垂れ桜があります。
その先の左手には観音堂があり、十一面観音立像と延命地蔵尊がお祀りされています。
参道をさらに進んだ右手に本堂があります。
参道の突き当りには納経所があり、御朱印はこちらで頂けます。
毎月24日の8:30~12:00まで写経会をされているそうです。

2015年10/4の浄土宗特別大公開で10:00~15:00まで、本堂が公開されました。
門を入って右手奥の庫裏から入ります。
入った正面で記帳をします。
右手には書院があり、苔のきれいな前庭があります。
左手の廊下から本堂の裏をまわって、本堂の向かって左手から中に入ります。

本堂の内陣中央には、本尊の阿弥陀如来坐像。
左手には法然上人像、右手には阿弥陀如来像と善導大師像がお祀りされていました。
また本堂の右手には髪繍涅槃図が掛けられていました。
これは人の毛髪で縫った涅槃図で、大きさは116cm×275cm。
江戸時代前期の空念の作です。
空念は毛髪を集めて曼荼羅や涅槃図を縫いあげて諸寺に奉納していたそうですが、現存するのはこの1幅のみだそうです。
結構剥落しているのですが、絵の中の沙羅双樹の幹やカラスなどにはきれいに毛髪が残っていました。

なおこの涅槃図は、2014/2/8の知恩院 浩徳院で行われたFESTA沙羅双樹でも公開されています。

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