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2014 5/5の拝観報告6(伊根の舟屋 海上タクシー)


写真は、海上タクシーからみた舟屋

宮津市を出て国道176号線をひた走ります。
普通は王道の天橋立も完全にスルーです(笑)。
そして丹後半島に足を踏み入れるべく、国道178号線を北上します。
当然のように人が集まっている籠神社も通過。
そのまま浦嶋神社を目指すかと思いきや、その途中の伊根町に向かいました。



伊根町と言えばこれしかないです。
そう、舟屋です。
重要伝統的建造物群保存地区に指定されていることは、京都検定受験者ならだれでも知っていることです。

今回の浦嶋神社に行くにあたり、是非この舟屋を観てみたいと思いました。
そこでネットで調べてみると、海上タクシーというものがあり、30分ぐらいで海上から舟屋を観せてくれると知ったのです。
当然事前に予約していました(笑)。
1人1000円です。

到着時に電話するとそこまで船で迎えに来てくれます。
今回お願いしたのは、亀王丸さんでした。

要所要所で船を停めて説明をして下さいますが、この船長がいい。
簡にして要を得た説明をされます。
「なぜこれほど海際に建てても、高波などの心配がないのか」なども教えて下さいます(これは今後の本編に掲載します(笑))。

またそのお話しがクドくなく、飽きさせない。
素晴らしかったです。

陸からでも舟屋は見えるのですが、湾が入り組んいるため絶対に船からの方が眺めがいいです。

是非おすすめです。

1つ気になるのは、船の揺れではないでしょうか。
停泊時はさすがに少しゆれますが、遠くを見ている限りは僕も他の3人も大丈夫でした。
でも、後でよく考えると・・・僕を除くこの3人は、
「アノ僕の運転でも車酔いしないという実績」
があったんですね!
普通の方ならどうなのかは、やはり不明かもしれません(笑)。

そして船の最後は船長が用意した”かっぱえびせん”をカモメに餌付けします。
スーメテさまもあんとんさまも超ハイテンション!
席から立って、大喜びであげています。
動物好きとはお世辞にもいえない僕ですら、席を立ってあげました。

その傍らで・・・席に座ったまま・・・無表情で・・・海面に”かっぱえびせん”を投げている人が・・・WAN先代!!!
彼はどこかを病んでいたのでしょうか(笑)。
本人いわく「えっ、楽しいよ」と。

先代は”オトナ”なんでしょう(笑)。

いろんな意味で楽しかったですし(笑)、あんとんさまとスーメテさまはこの日1番楽しかったのはこれのようでした。

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願行寺


写真は、庫裏と本堂

宇治の木幡にある浄土宗寺院で、本尊の“霧隠れの弥陀”と“一夜彫りの石不動”が有名です。

アクセス
京阪電車とJR奈良線の木幡駅が最寄りです。
京阪の木幡駅を出て左へ約100m、JR木幡駅を出て右に進み、踏切とは反対に約120m進みます。
すると交差点に差し掛かるので、ここを京阪からは左へ、JRからは右へ進みます。
約50m先の左手に願行寺の表門があります。

表門の脇から入ります。
左手に庫裏、正面に本堂、本堂右手前に小さな不動堂、右手に鐘楼があります。
本堂の左手前には見事な枝ぶりの松があります。
不動堂には、“一夜彫りの石不動”がお祀りされています。
保元の乱後に崇徳上皇の怨念を恐れた平清盛が、一夜のうちに彫らせたものと云われています。

事前に連絡しておくと本堂内に入れます。
左手の庫裏から入り、右に進みます。
本尊は“霧隠れの弥陀”と云われる阿弥陀如来像です。
90cm程の大きさで真黒です。左右に勢至と観音菩薩がおられます。
以下のような伝説があります。
応仁の乱で寺が焼失した後、安土桃山時代に再興されました。
その際に夢で「鈴鹿峠へ向かい本尊を迎えよ」とのお告げがあったそうです。
そこで鈴鹿峠に向かうと仏像を背負った老人がいました。
そしてそれを受け取ると、にわかに霧が立ち込めて老人は消えていたそうです。
その老人は天照大神の化身だったということです。

また本堂の右手には、もう1体の阿弥陀如来像や薬師如来像もおられました。
こちらの阿弥陀如来像は、かつて木幡にあった藤原道長建立の浄妙寺の本尊だったそうです。

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