京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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京都検定3級、2級の勉強法3(自分ノート)

写真は、amadeusの自分ノート
問題を解いていく際に、4つの印を付けるのは先日お話しました。
さらにもう1つ問題を解く際にしておくことがあります。
これが”amadeus流”の2つ目です。
それは、問題の解説などで出てきた知識をノートに集約することです。
通称”自分ノート”です。
たまにあるでしょう。
テキストを読んでいて、「そういえば問題で出てきたけど、あれどうだったかな?」なんてことが。
まとめていないと再度必死で探すことになり、最悪見つからず諦めるなんてことにならないでしょうか。
それは全く時間の無駄であり、非効率的です。
ですから僕は同じテーマの情報は1ヵ所に集めて記載し、すぐに探せるようにしておきます。
これを初期(試験2か月以上前)にしておくと、中期(試験2か月以内)の勉強で非常に役立ちます。
情報を散逸させないことが重要です。
例えばこのノートの一部には
名水
京都三名水:染井、県井、醒ヶ井
伏見の名水:御香水(御香宮神社)、白菊井、金名水、銀名水
梅雨の井:聚楽第の井戸
梅の井:裏千家
菊水の水:武野紹鴎
亀の井:松尾大社
桐原水:宇治上神社
瀬和井の清水:大原野神社
太閤井戸:北野天満宮
善気水:法然院
真名井の水:出雲大神宮
磯清水:宮津市 天橋立
のように、1つのテーマでまとめた項目などがあります。
さらにこのノートには、1つの神社や仏閣などをテーマに自分が忘れやすいことも付記しておきます。
ただし、何でもかんでも書かないこと!
自分が分かっていることは書かないことが大事です。
復習の際に足手まといになるからです。
得てして”まとめノート”を作ると、いつしか”一般的にきれいなノート”作り始めるケースが見られますが、それは見当違いです。
自分の頭にない、忘れやすいものだけを書き留めておけばいいのです。
ですから僕のこのノートも、僕以外が見れば「なんだか情報が抜け抜けだな」と思われるでしょう(庭園やお茶室の名前は書いていない)。
当然です。
書いていない残りは既に僕の頭の中にあるからです。
「自分に必要なノート」を作ることからブレではいけません。
”ノート作り”が目的ではないのです。
そしてこのノートの出番は最後にもあります。
直前期(試験1週間前)には
「このノートしか見ません」
でした。
もはや直前期に新しい情報を中途半端に入れるのは害です。
直前期には、
「出来るハズの問題を絶対に落とさないこと」
だけに注力します。
野球でもそうです。
一本ホームランを打つより、エラーをしない方が大事なのです。
以上、2点。
問題を解く際に
・4つの印で分別し、中期の学習効率を上げる
・自分ノートを作り、情報の散逸を防ぎ、直前期に生かす
ことが僕の受験の攻め方です。
なお京都検定1級の勉強法は、1級に合格した暁にします。
初期にもっといろいろと手を打っています。
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野仏庵(修学院、一乗寺散策13)

写真は、玄関前
野仏庵(のぼとけあん)は、詩仙堂の前の坂道を少し登った左手にあります。
公開が水、土、日曜日だけなのが注意点です。
京都ゆどうふ料理の老舗“順正”の創立者であり、古美術愛好家でもあった上田堪庵が作りました。
まず正門がありますが、この左に不動明王堂があります
正門を入り細い前庭を奥に進むと突き当りに庵の名のごとく、野仏があります。
右手の階段を登った先に、お茶室の陶庵席があります。
正門と同じくこの茶席も 西園寺公望が新選組から身を隠した丹波須知村より移築されたものです。
奥に二畳、その間に中板があり、手前に1畳の相伴席があります。
さらにも登っていくと石段の上に門があり、この奥に紅殻の主屋があります。
ここで拝観料500円を納めます。
中に入り、裏庭を見ながらお茶とお茶菓子を頂きます。
主屋の奥に連続して、お茶室の雨月席があります。
雨月物語で有名な上田秋成ゆかりのお茶室です。
お茶といっても煎茶道だったそうです。
ここ高台にあるので、市内の見晴らしがきれいです。
主屋を出ると下に向かって階段があり、これを降りるとお茶室の幽扉席があります。
大きなお茶室で広間と小間に分かれています。
いずれも武者小路千家の官休庵好みの茶席だそうで、芦屋市から移建されました。
この下にもさらに野仏のある小道が坂の中腹にあり、周囲は竹林です。
これらを再度元に帰り、正門に戻ります。
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2012 12/9の拝観報告(了徳寺 大根焚き)

写真は、大根焚き(だいこだき)900円(まわりが白いのは湯気です)
この日は12/9。
午後からは京都検定の1級の試験でしたが、
午前中勉強もせずに行ってしまいました”了徳寺(りょうとくじ)の大根焚き”です(WAN師匠には見透かされましたが(笑))。
了徳寺は普段行っても本堂には入れないし、人もいないから由緒書きも貰えない。
その上唯一のチャンスの大根焚きは、例年12/9と12/10に開催なので曜日はお構いなし。
しかし今年は12/9が日曜日!
またとないチャンスと、気づいたのが約半年前。
来年は月、火曜日・・・。
その時に腹をくくったのです。
「12/9は午前中に了徳寺の大根焚きに行って、午後の京都検定1級も合格する!」と。
市バス10系統にて福王寺(御室仁和寺の次。この先が高雄。)で下車。
場所は2回行っているので大丈夫。
いつもは閑散としていますが、この日はすごい活気です。
詳細は本編に書きますが、本堂内にも入れ寺宝や庭園も見ることができ、大根焚きも美味しくていうことなしでした。
またお寺の檀家さんが「すすき塚は見たか?」などと世話を焼いて下さり、本当にありがたく楽しかったです。
午後からの試験なんて忘れてリラックス。
しかしそうも言ってはいられず、59系統に乗り、金閣寺道で乗り換え烏丸北大路の試験会場に向かいました。
ちなみにバスの乗り換えですが、59系統から烏丸北大路に行きたいとします。
しかし59系統は千本北大路で千本通に右折するので乗り換えが必要です。
この時、59系統を千本北大路で降りるのではなく、1つ手前の金閣寺道で乗り換えると、バス停を変えずにその場所から次の系統に乗り換えることができます。
バスが進行方向を変えると次に乗り換えるバス停が変わるので、「1つ手前で乗り換える」はバス停が不案内な方には結構使えると思います。
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京都検定3級、2級の勉強法2(問題と解説)

写真は、問題と解説(4回目の印は、1級受験時に記述でトライしたもの)
初めて問題と解説を解いたのが8月頃でした。
最終的に初期(試験2か月以上前)に3回解きました。
上の写真が僕の”京都検定 問題と解説”ですが、何やら上に○や×がついているでしょう。
これが”amadeus流”の1つ目です。
僕は問題を解く毎に、4つの印のいずれかを付けます。
○:絶対的な自信を持って正解したもの
□:手がかりがあり、悩んで正解したもの(正解したが再現性が疑われるもの)
△:手がかりはあったものの、悩んで不正解のもの
×:全く歯が立たなかったもの
です。
これを付けることで、中期(試験2か月以内)に効率よく復習出来るのです。
要するに”○○○”などは一切スルーします。
どこまでスルーするか(□○○など)は、残り時間との相談です。
こうすることでボリューム自体をかなり軽減でき、さらに自分が出来なかった問題だけを効率よく復習できます。
これは僕が中学生の時に自ら編み出した方法で、以降の受験でも全く同様のスタイルで勉強しています。
小学校4年生から進学塾で競い合っていると、こんなことを思いつくんですね(笑)。
そしてもう1つ初期の段階でしておかなければならないことがあります。
それは明日に。
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出町妙音堂

写真は、妙音堂(みょうおんどう)の拝殿(右)と社務所(左)
本尊は弘法大師筆とされる青龍妙音弁財天画像で、“出町の弁天さん”として親しまれています。
河原町今出川を北上すると、右T字路の交差点になります。
ここを右折すると正面に賀茂川に架かる出町橋があります。
この右手のたもとに妙音堂があります。
豆餅の出町ふたばのすぐそばです。
拝観は無料です。
相国寺 大光明寺の飛び地境内です。
石の鳥居をくぐると、右前方に社務所が、右手正面に拝殿があります。
白蛇は弁財天の使いなので、拝殿外壁には蛇の絵馬がたくさん飾られています。
拝殿の裏側には本殿にあたる六角堂があります。
また社務所の奥には、境内社の豊川稲荷もあります。
春季祭、秋季祭 御焚祭
毎年4/22に春季祭、11/27に秋季祭の御焚祭が行われ、この際は青龍妙音弁財天画像が御開帳されます。
この日は拝殿の中央に青龍妙音弁財天画像が掛かっており、裏の六角堂も開扉されています。
14:00から法要があり、秋はその後護摩焚きで2時間ぐらいかかるそうです。
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2013 1月の特別拝観

写真は、妙心寺 東海庵の門前。
1月の特別拝観はほとんどが、「京の冬の旅」です。
それ以外が少しです。
今回の「京の冬の旅」は期待大です。
また漏れがあれば御指摘ください。
特別拝観にも様々なパターンがあります。
頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ
拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶
上記2つを組み合わせて分類します。
よって
A-1は寺宝公開のみで、E-3は普段は非公開で定期的な拝観もないところです。
洛中
予約 京都御所 4月参観の申し込み 1/1~
予約 仙洞御所 4月参観の申し込み 1/1~
E-3 相国寺 慈照院 1/10~3/18
E-3 三時知恩寺 1/10~3/18
C-3 宝鏡寺 1/10~2/28
予約 二条陣屋 1/4~ 10:00~、11:00~、14:00~、15:00~の1日4回(定休日:水曜日)
洛東
B-2 吉田神社 大元宮 1/1~1/3
D-3 聖護院門跡 1/10~3/18
D-2 金戒光明寺 1/10~3/18
C-3 霊鑑寺 1/10~3/18
C-2 得浄明院 1/10~3/18
B-2 知恩院 三門 1/10~3/18
E-3 浄土宗総本山「知恩院」と「徳川家」の繋がりをひも解く! 要予約 1/26、1/27 (大方丈も含まれる予定)
B-3 建仁寺 両足院 1/1~1/14
B-2 東福寺 勝林寺 1/1~1/3
洛北
予約 修学院離宮 4月参観の申し込み 1/1~
洛西
予約 桂離宮 4月参観の申し込み 1/1~
E-3 仁和寺 金堂 五重塔 1/10~3/18
E-3 妙心寺 大庫裏・経蔵 1/10~3/18
E-3 妙心寺 東海庵 1/10~3/18
B-3 妙心寺 東林院 小豆粥で初春を祝う会 1/15(火)~1/31(木)11:00~15:00 3700円
E-2 退蔵院・壽聖院 襖絵制作アトリエ見学ツアー 参観:1/19 15:00から 1人3000円、先着25名。要予約12/19 11:00~
洛南
B-3 東寺 五重塔初層内部 1/10~3/18
E-3 東寺 小子房 1/16~3/18
伏見 酒蔵開き 1/13(日)
E-2 長建寺 1/1~1/15 本堂内特別拝観
アンケートを実施しています。
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京都検定3級、2級の勉強法1(公式テキスト)

写真は、公式テキスト
京都検定の話題ですが、先月のアンケートから、全読者の35%程度しか実際に手を出していないことが判明しています。
これでは大手を振って22:00の更新にすることは出来ませんので、16:00の更新でこっそりやります(笑)。
僕は2011年に第8回の京都検定の3級と2級を同時に受験して、3級は99点、2級は93点で合格しました。
その際の僕の勉強方法を掲載します。
3級、2級の勉強法は全3話です。
最初に
京都検定に限らず受験勉強で最も大事な点は、
「出来ない問題を出来るようにすること」
です。
それを「いかに効率よく達成するか」に重点を置いた方法で僕は勉強しています。
また試験までの期間を
・初 期:試験の2か月以上前
・中 期:試験の2か月以内
・直前期:試験の1週間前
に大まかに分けて対策しています。
理由は、試験は勉強の仕上がりを直前に持ってくることも大事だからです。
あまり早くに仕上げすぎても、力を維持するのに息切れしますので。
各時期に応じてなすべきことがあると思います。
まず3級と2級の場合、用意するものは、
・京都・観光文化検定試験 公式テキストブック
・京都検定 問題と解説(第1回~最新刊まで)
だけです。
本来はまず初期に”京都・観光文化検定試験 公式テキストブック”を通読するのが理想です。
しかし僕はいきなり初期(8月頃)から”京都検定 問題と解説”を解き始めました。
だって本を漫然と読むより、問題を解いた方が面白いでしょう(笑)。
”京都・観光文化検定試験 公式テキストブック”の通読は最終的にはした方がいいですが、結局この時は僕は通読しませんでした。
それでも問題と解説をしっかり復習すればこれぐらいの点数は取れます。
でも満点じゃなかった理由も”京都・観光文化検定試験 公式テキストブック”を通読しなかったからでした。
このあたりはアナタがどこを目指されるかによるでしょうね。
3級と2級はテキストを通読しなくても、問題集を万全にすれば合格は出来ると思います。
そして問題と解説を解いていくのですが、この際に2つの(恐らく)独特な手法を用いています。
それは明日に。
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二尊院3 特別拝観2 六道六地蔵の庭 書院(嵐山・嵯峨野散策23)

写真は、書院の前庭
六道六地蔵の庭
六道六地蔵の庭は、本堂の裏側に2012年に出来ました。
狭い斜面を利用した庭園です。
斜面の苔の間に流れ落ちるかのように白い小石の小川が配されています。
そしてこの苔の数か所に石組があり、その上に真新しいお地蔵さんが立っています。
書院
通常は非公開ですが、2012年11/23の「そうだ 京都、行こう」の“二尊院 貸切紅葉ライトアップ”で内部に入りました。
本堂の受付の手前に書院の入口があります。
書院自体は勅使門をくぐってすぐ左手です。
玄関を入って左手に進むと書院の広間があります。
結構広いです。
書院の東側は、勅使門から続く書院前庭への小道です。
書院の南側に書院の前庭があります。
地面は砂利で、庭園の中央に苔の大きな島があります。
この中に石組と植え込みが少々あります。
そしてこの右手にお茶室が、正面奥には離れのような建物がありました。
意外に簡素な感じでした。
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平成24年(2012) 第9回京都検定1級の受験終了!

写真は、今日の試験会場の部屋割
まずは今回も無事、第6期アマデウス会の募集を締め切りました。
認定された方々には明日中に返信メールをさせて頂きます。
いつもは同日中ですが、今日は”特殊な事情”があったので(笑)明日で勘弁してください。
連絡のあった方々、今後ともよろしくお願いします。
今回を見逃された方は、次回第7期募集にご応募ください。
そして、これ以上の話題が今日はあります!
本日、京都検定1級の受験が終了しました!
まず京都検定を全くご存じない方に”前説”をします。
京都検定こと京都・観光文化検定試験は、神社仏閣だけではなく伝統工芸、芸術、古典芸能など幅広い範囲から出題される試験で、3級、2級、1級と3階級あります。
3級と2級は4択のマーク式で、合格ラインは7割、
1級はオール記述式で、合格ラインは8割。
ですから、記述な上に合格ラインも上がる1級が格段に難しいのです。
また1級は激辛カレーと同じで!?、2級に合格しないと受験できません。
僕は昨年に3級と2級を初受験して共に高得点で!?合格し、今年1級に初チャレンジしました。
さて当日のお話です。
試験は13:30からでした。
では午前中は必死で勉強・・・でもないんですね。
これで受かれば”大物”、落ちれば”ただのバカ”伝説は、明後日の22:00に更新します。
そして試験場に到着しました。
すぐに受験する部屋を見ますよね。
それが上の写真です。
僕の受験番号は100120。
部屋の1番目。
どこかで聞いたことのあるシチュエーションです。
なんだか最初から縁起がいいです(笑)。
さて自己採点を検討します。
問題1
1問1答が10問で計20点。
間違えたのは、
・天地明察の主人公の名前:渋川春海→映画の番宣で小耳に挟んだ程度、不正解で悔いなし。
・蛤御門の”蛤”の漢字。これは最低(笑)。詰めが甘かったです。
以上で、16/20。
問題2
1問1答が10問で計20点。
間違えたのは、
・伏見稲荷大社。秦伊呂具が三柱の神を祀った場所:三ヶ峰。これは抜けていました。しょうがない感じ。
・洛北 小町寺の名前:補陀洛寺の”補”の漢字。辺を”ネ”にした。バカですね。
以上で、16/20。
問題3
1問1答が10問で計20点。
間違えたのは、
・古典の日が制定されたのは、2008年の何の行事がキッカケか?:源氏物語千年紀事業ですと。死んでも知らん(笑)。捨て問です。
以上で、18/20。
問題4
1問1答が10問で計20点。
間違えたのは、
・12月に広沢の池で泥をさらい、魚を収穫する風物詩は?:鯉揚げ。ニュースで聞いたことはあるが、名前はノーチェック。これも不正解で悔いなし。
以上で、18/20。
問題5
文章の流れに沿って出てくる10問に順に答える設問で、計20点。
文章のテーマはなんと”作庭”!
しかし1問間違え、
・庭と建物を一体につくる考えは?:庭屋一如。こういう考えは知っていましたが、名前は知らず。
まあ他9問正解したのを褒めるべきか(答えは、相阿弥、小川治兵衛や重森三玲など。誰に聞いているのでしょう(笑))。
以上で、18/20。
問題6
今年は「5つ挙げよ」問題がなく、1問1答が5問で計10点。
すべて近代建築の問題。
答えは、京都国立博物館、松室重光、京都文化博物館 別館、弥栄会館、武田五一で全問正解。
これは合格するには落としてはいけないでしょう。
以上で、10/10。
問題7
問題6と同様に、1問1答が5問で計10点。
嵐電の駅の名前。
間違えたのは、帷子ノ辻の”帷子”の漢字。”かたびらノ辻”と書きました(笑)。
Wordの普及の賜物です(笑)。
以上で8/10。
最後の3問は、150字~200字で答える文章題。
5つのキーワードが問題として出され、これを交えて文章にします。
問題8
北野天満宮について。10点。
キーワード
・祭神:菅原道真
・現本殿の寄進者:豊臣秀頼
・本殿の建築様式:権現造
・中門の名前:三光門
・2月の天神さんでの祭典:梅花祭
キーワードは全部正解。文章もうまく作れました。
10/10ではないか。
問題9
京都の水と食について
キーワード
・梨木神社の名水:染井
・善気水の寺院:法然院(だからウチは檀家!(笑))
・酒造りで有名な地域:伏見でしょう。
・豆腐や生麩と並んで京都を代表する大豆の食品:湯葉・・・でしょう。
・京の台所の言われる商店街:錦市場
キーワードもこれでいいと思うのですが。文章はうまく作れました。
10/10ではないか。
問題10
源義経について
キーワード
・幼少期を過ごした寺:鞍馬寺
・弁慶との決闘の場所:五条大橋。今の松原通とまで書いた。
・弁慶との決闘をテーマにした山鉾:橋弁慶山。くじ取らずで、今年から後祭の先頭とまで書いた。
・奥州へ向かう前に無事を祈願した神社:首途八幡宮
・静御前と出会った場所:神泉苑。
キーワードは全部正解。
しかし意外に時間が残り15分ぐらいになり、文章にはしましたがカッコいいと言えるところまでには至らず。
10/10ではないか。
もしこれでいいなら、合計すると134/150。
合格は8割なので、120点以上。
記述で何らかの減点があったとしてもsafty marginが14点あるので、
正直、イケたんじゃないかと思っています。
しかし振り返ってみて、どう考えても正解出来なかったと言い切れるのは、赤の4問だけ。
もっとしっかり詰めれば、142点は取れていたハズです。
その8点を如何に落とさないかが課題ですね。
どうでしょう。
既に”1.5級のほう”と名乗ろうかと思っています(笑)。
もし合格した暁には、2月の16:00更新ぐらいで、僕の勉強方法を掲載しようかと思っています。
1年間、時期に応じて対策してきましたので。
結果は来年の1/23に発送です。
しかしまあ試験は終わりました。
既に気持ちは来週末の、京都検定頑張ったご褒美の”顔見世興行”です。
最後は自分に、
お疲れさまでした!
後日の結果
アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
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ブログ開設600日!なので・・・

先頃の報道ステーションの紅葉中継でアクセス数が急上昇しましたが(最高IPが2000 over!)、ようやく落ち着きを取り戻した今日この頃、
来ました、
ブログ開始から600日です!
本当は600日目の集計結果が出たのが昨日の朝でしたが・・・このタイミングでは・・・。
微調整という小細工をしたことをお許しください(笑)。
もちろん、おめでとう!などのお祝いコメントもお待ちしています。
そしてもう皆さんご存知!?今回も1年に4回のイベント、
第6期 アマデウス会の募集を致します。
アマデウス会とは、「amadeusの京都のおすすめ」の友の会です。
目的
・希少な予約特別公開の情報は、会員の皆さまには直接メールでお知らせします(黒書院、清風荘などは別途メールで告知しています)。
・amadeusの所属する拝観系の会の会員限定の特別拝観への同行のお誘い(申込者のみが会員でもいいものがあります)。
・春や秋に複数の会員さまが上洛されていれば、夕食会を開催します。(今秋第1回アマデウス会が開催済み!!!第2回は来春の予定)。
会費
無料です。
申し込みの前に
まず今までこのブログをみられて、このamadeusが信頼できると思われた方は申し込んでください。
自分のアドレスをいわば”知らない人”に教えることになるので、よく検討してください。
申し込み方法
これが掲載されてから、翌日(12/9)22:00まではコメントが”事前承認制”になっています。
要するにコメントしてもすぐに反映されず、こちらで止まります。
記載される際の画面上方にもそのような記載が出るので確認してください。
不安なら空コメントで試していただいても結構です。
コメントにハンドルネームとメールアドレスを記載してください(たまにアドレス忘れがあります・・・連絡が・・・)。
もし僕が貴方を認識しているという自信がなければ、何か思い出せそうなヒントを付けてくださるとありがたいです。
こちらで確認した後、そのコメントは削除します。
入会基準
しかし必ずしもメールを頂いたすべての方が入会出来るとは限りません。
逆にこちらも自分のアドレスを直接は”知らない人”に教えることになるので、
”今までのコメントのやり取りなどで僕がある程度信頼できると思った方”には、今回は12/10の24:00までに返信を致します。
目安としては、
・以前のサイトからの方は極めて有利です
・拝観場所で直接知り合った方も有利です
・逆に過去に1、2回ぐらいのコメントのやり取りでは難しいと思います。
申し訳ないですが、事情をお察しください。
予約が不要な特別拝観情報で十分な方は、参加する意味は薄いでしょう.
それらは今まで通りブログで早目に紹介しますのでご心配なく。
一方で希少な(マニアックな!?)予約特別公開を見たい、同行したい、情報を教えて欲しい方、いや何よりもこの輪に混ざりたい!?(笑)方などは入会される意味が大きいでしょう。
大層な話に聞こえますが、多分ご案内のメールはせいぜい1か月に1回ぐらいです。
また第2期以降の募集の際は、よく存じ上げている方々からのご応募ばかりでしたのでスムーズでした。
しかし今後も、今までに交信歴のない方からの応募は、申し訳ないですがご遠慮頂くことになります。
次回募集までにこちらとの交信を深めて頂いた上で、改めて応募してください。
最後に今後あまりに会員が増えすぎると、こちらも管理できなくなります。
場合によっては、どこかで定員を作らせていただくことになるかもしれませんので悪しからず。
ではよろしくお願いします。
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西本願寺6 書院・飛雲閣参観4(黒書院)

写真は、虎の間の玄関
黒書院は予約拝観でも、春と秋の法要の際も通常は一切非公開ですが、2012年秋の法要の際に特別に公開されました。
11/22、11/23の11:30~15:30でした。
通常の法要の際は虎の間玄関から入るのですが、この時だけは波の間玄関から入りました。
白書院から北野舞台を見た右手に黒書院への入口である“伝廊”があります。
この伝廊も国宝です。
伝廊の先の正面に27畳の広敷、右手に縁座敷(いわゆる廊下)があり、参観順路に沿って右手の縁座敷に進みます。
黒書院は内向きの接客の場なので、格式張らない数寄屋造です。
また全体に黒を基調としているため、黒書院と云われています。
縁座敷に沿って左手手前から“二の間”、“一の間”と並びます。
二の間は12畳の広間で床の間が1つあるのみで、身近な客人をまず招く場所のようです。襖絵は狩野探幽の“陶淵明図”などですが、随分剥落しています。
対して一の間は、違棚、付書院、床の間があり、いかにも法主の書斎のようです。
襖絵は狩野探幽筆の“琴棋書画図”です。
また至るところにある釘隠は、当時伝来して間もない貴重な七宝焼が使われているそうです。
角を曲がって進むと、正面に簡素な庭園が現れ、土間庇の広縁に出ます。
この左手に曲がり、一の間と二の間の裏側に回り込みます。
まず茶室があります。7畳の広間で、簡素な造りです。
さらに奥には水屋のような小部屋を挟んで、“鎖の間”があります。
名前の由来は不明だそうです。
そして最初の27畳の広敷に戻って終了です。
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2012 11/28の拝観報告3 最終(東福寺 東光寺)

写真は、庭園 南側
擁翠園を後にして、車で再度出発です。
堀川通→五条通→烏丸通→七条通で、川端七条周辺のコインパーキングに駐車します。
そして・・・京阪電車へ。
七条駅から1駅の東福寺駅で下車します。
七条通に駐車して電車を利用したのには2つの理由があります。
1つ目は、この時期の東福寺周辺は、
・渋滞
・駐車場なし
の2重苦です。
そんなところに足を踏み入れることはしません。
2つ目は、僕の職場の緯度が七条通だからです。
混雑しているところは電車で切り抜け、下車後はすぐに出勤できるという寸法です(笑)。
しかし東福寺駅!?
11/23にアナタ東福寺に行ったでしょう!
と思われたでしょうか。
そうなんです・・・が、やっぱりこの日も東福寺に行ったんです。
けれども東福寺でも通天橋ではなく、通常は非公開塔頭の東光寺です。
じゃあ、11/23にどうして東光寺に行かなかったのかってなるでしょうか?
11月中のみ呈茶をされている東光寺ですが、11/22と11/23は正覚庵の筆供養のお手伝いで、呈茶がお休みなのです。
塔頭は可能な限り全部行くつもりです(笑)。
詳細は、今後の「改訂版 東山南部散策」に加えます。
決して大きくはない庭園ですが、紅葉はきれいだし、なによりバランスのいい、品のいい枯山水庭園でした。
僕は小さくてもこういう庭園は好きです。
そして再度京阪電車で七条駅に戻り、車で午後は無事出勤いたしました。
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2012 11/23の拝観報告13 最終(二尊院 貸切ライトアップ)

写真は、ライトアップ直後の勅使門
厭離庵からさらに西に進んで左折すると二尊院があります。
ここは今年の「そうだ 京都、行こう」の寺院ですので人が多いです。
15:20頃に到着しました。
まずは境内を一通り見て(本堂裏の六道六地蔵の庭も)御園亭でお茶でもと思ったら、「本日は終了しました」と・・・。
誤算でした。
紅葉がメチャきれいなのに・・・。
来年リベンジします!
16:00から「そうだ 京都、行こう」ツアーの50名限定の”二尊院 紅葉貸切ライトアップ”です。
これは会員1人あたり3人まで同行が可能ですので、予めアマデウス会員の方に告知して4人で申し込みました。
最初は書院でご住職から二尊院の由緒などについてのご説明です。
そして本堂に移動し、御本尊の阿弥陀如来と釈迦如来の二尊を内陣に入り、すぐ近くで拝ませて頂きました。
supere-meteorさまのテンションが上がり、悶絶して!?いたのが印象的でした(僕は冷静(笑))。
そして夜の帳が降りる頃、勅使門がライトアップされ、本堂で滝本ひろ子さんによる篠笛の奉納演奏がありました。
夜の境内に響く篠笛、紅葉のライトアップ、幻想的な正解でした。
最後は移動し、紅葉の馬場のライトアップで、それは見事なものでした。
寒くなってきたのでしばし休憩した後、嵐電→地下鉄東西線で、アマデウス会の会場である”たま妓”さんに移動し、他のメンバー7名と合流しました。
朝7:20から→東福寺 通天橋→泉涌寺 御座所→雲龍院→光明院→正覚庵→方丈→一華院→勝林寺→栗棘庵で昼食→JRで移動→霞中庵→宝筐院→厭離庵→二尊院 貸切ライトアップ→嵐電と地下鉄東西線で烏丸御池へ→たま妓でアマデウス会→22:00帰宅
と、非常に充実した1日でした。
このブログを始めて、楽しい仲間と知り合えて、本当に良かったと思えた1日でした。
皆様、本当にありがとうございました!
追伸
明日の10:00からは通常の
観光地案内
の更新に戻ります。
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2012 11/28の拝観報告2(擁翠園)

写真は、紅葉の庭園
大徳寺を後にして、北大路通→堀川通→紫明通(しめい)に出て、コインパーキングに車を停めます。
ここから徒歩で向かったのが、烏丸鞍馬口の少し西にある”擁翠園(ようすいえん)”です。
3月に続き2回目の訪問です。
擁翠園の詳細は下記の本編へ。
・擁翠園1
・擁翠園2
現時点で一般への公開は全くされておらず、僕もここを所有している会社(アークレイ)と仕事で関係があり、お願いして参観させて頂きました。
今後、庭園の状態が落ち着いたら一般への公開も検討されるそうですが、まだまだ時間がかかりそうです。
今年の3月に初めてお邪魔した時から、絶対に紅葉の時期に来ようと思いお願いしていました。
やっぱり来てよかったです。
手入れもしっかりされているので、お庭の状態もきれいです。
結構大きく、無鄰菴ぐらいある池泉回遊式庭園です。
まさに「こんなところに、こんな庭園があるのか」って感じでしょう。
また今後一般公開されるようなことになれば、必ずここでご紹介します。
アークレイの皆様、ありがとうございました。
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2012 11/23の拝観報告12(厭離庵)

写真は、書院前の紅葉
宝筐院から西へ向かって歩きます。
この途中で南北朝話から飛び火して”キケンな戦国談議”に野郎3人が陥ってしまいました(笑)。
3人とも話が止まらない、茶花さまボー然。
ついには厭離庵への入口の路地を10m程通過した時点で、僕が通り過ぎていることに気づき戻りました(笑)。
厭離庵(えんりあん)は路地の奥にある小さな庵です。
通常は非公開ですが、11月から12月上旬の紅葉時は公開されます。
内部の詳細は下記の本編で。
・厭離庵
ここは日当たりが悪いためでしょうか、紅葉の赤さが今一つ鮮やかではないですが、山中の庵という雰囲気が満点です。
ここも20分程度いた後、本日ツアーの最終目的地に向かいます。
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