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2012 12/22の拝観報告(大徳寺 三門(金毛閣)楼上)


写真は、金毛閣楼上から東の風景

これはあるアマデウス会員さんから「人数を集めて(10人前後)然るべき筋にお願いすると、三門の金毛閣楼上の拝観が出来るそうです」との情報が入りました。
翌朝僕が然るべき筋に連絡し、お膳立てをした後、至急メールで全アマデウス会員に召集をかけました。

その結果、物好きが!?11人集まり実現しました(笑)。
中には
すべての予定をキャンセルして、念願の金毛閣楼上拝観に参加したツワモノや
このためだけに東京から日帰りで来られたツワモノ
もおられました(うんうん分かるよ、その気持ち!(笑))。

・こんなレアな情報を持ってきてくれた会員さん
・それをすぐに実現へと取りまとめた僕!?
・そして急な呼び出しに11人も集まった会員の皆さん
アマデウス会パワー、恐るべしです(笑)!
正直、金毛閣楼上拝観なら、10人以上は集まると確信していました(笑)。

14:00に三門前に集合しました。
諸事情で少し遅れましたが(笑)、14:20頃からいよいよ三門楼上に登りました。

詳細は、明日10:00の
大徳寺23 特別拝観15 三門(金毛閣)
で述べるので、感想だけ。

いやいや利休像や天井にある長谷川等伯の龍図など見どころは満載ですが、やはり非公開の楼上に入れた感動は大きかったです。

15:00頃には三門を降りて、みんなして勅使門側から金毛閣正面の撮影(笑)。
これで楼上に登ったのは、
南禅寺 山門
知恩院 三門
東福寺 三門
金戒光明寺 山門
妙心寺 三門
東本願寺 御影堂門
そして今回の
大徳寺 三門です。
結構制覇しつつあります(笑)。

そして拝観後、16:30頃までみんなでお茶をしました。

三門楼上にその後のお茶も楽しく、非常に有意義な半日でした。
参加頂いたアマデウス会員の皆様、お疲れさまでした。

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左サイドバーにあります。

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南座 顔見世興行4 舞台 後半(祇園散策6)


写真は、2階席から見た舞台

13:15から第3幕の寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)でした。
簡単なあらすじ
将軍源頼朝の信任が厚い工藤祐経が宴をしている。
そこに朝比奈三郎の計らいで、曽我十郎と五郎の兄弟が祐経に対面します。
実はこの2人にとって工藤祐経は親の敵。
兄の十郎はなんとか平静を保つも、弟の五郎は血気にはやり襲いかかろうとしますが兄が押しとどめます。
工藤祐経は今は頼朝も参加する狩り(重要な公務)を主催する準備があるからそれが終わってからにしろと、その狩場への通行手形を自ら兄弟に渡し、筋目が通ったところで終了です。
当時の武士の価値観が出ています。

舞台は6代目中村勘九郎さん(曽我五郎)の登場です。
弟の七之助さん(立ち会っている遊女)もおられました。
今回の興行中にお父さんの18代目勘三郎さんが亡くなられたのもあり、みなさん感情移入して応援一色の様相でした。
さらに叔父の中村橋之助さん(朝比奈三郎)、片岡仁左衛門(工藤祐経)さんの居並ぶフィナーレは、圧巻の一言です。
14:05に終了。

15分間の幕間。
トイレに行ったら終わりぐらい。
特に女性は長蛇の列です。
女性は絶対数が多い上に、着物の方も多いからでしょう。

14:20から第4幕の廓文章(くるわぶんしょう)でした。
最後は和事で、坂田藤十郎さん演ずる藤屋伊左衛門が主人公です。
簡単なあらすじ
伊左衛門は花街で放蕩した挙句に家を勘当され、なじみの遊女夕霧に会いにいく。
みすぼらしい姿をしていたものの、廓の主人はかつての大旦那を中に通します。
そこで他の客をもてなす夕霧を見て嫉妬し、スネたりゴネたりしているうちに、実家からの勘当が解けて遊女を身受けしてハッピーエンドという、「なんじゃそりゃ!」と思ってしまう呆れた男の話。

しかし舞台は坂田藤十郎さん(伊左衛門)と中村扇雀さん(夕霧)親子が演じた伊左衛門と夕霧の男女の機微がしっとりしていて、これはこれでよかったです。

15:20に終演しました。

既に外には夜の部待ちの方がいらっしゃいました。

開演から終演までが5時間もあり途中の休憩も短いので、観る方も気合が必要です。

顔見世興行は、
「役者も役者」
「客も客」

です(笑)。

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