地元の小学校で埼玉県警察音楽隊の音楽鑑賞会が行われました。県警の広報活動の一環として長い歴史があり、小学校まで出向いて子供たちの目の前で演奏してくれます。子供の連絡帳を通じて案内があり、仕事の休みにあたったため夫婦で見に行くことができました。
警察音楽隊とは音楽の演奏を通じて市民社会との融和を図るため、警察活動の広報活動として警察官によって編成される部隊とのことです。奥さんが市民団体にて吹奏楽をやっており、また中学に入った娘も吹奏楽部でトロンボーンを吹いている音楽一家になってしまった我が家では、こうした音楽のイベントがあると進んで鑑賞に行くようになりました。私は音楽はさっぱりですが。娘の吹いているtromboneは金管楽器の一種でイタリア語で「大きなトランペット」意味します。
プロの警察の音楽部隊。勿論演奏も上手ですが、市民楽団に比べると表情が硬いようです。そこが市民の安全を守る警察官らしくていいところです。楽しい音楽のひと時でも警察官としての雰囲気がありました。
小学生への安全指導として「いかのお寿司」というフレーズがあります。
知らない人についていかない。
知らない車にはのらない。
おおきな声を出して逃げる
怖くなったらすぐ逃げる
どんなことがあったか大人にしらせる
以前から標語として見聞きしたことがありましたが、今日はオリジナルソングとして聞くことができました。この曲が一番盛り上がったようです。手拍子も催促して子供たちも歌いましたが、唄っている隊員の方は大まじめの表情です。
小学校の校歌も演奏してくださり、伴奏として子供たちが唄うことができます。一回のコンサートのために、小学校の校歌を練習してきてくれるわけです。コンサート同様子供たちからアンコールも入り話題曲の「USA」を演奏してくれました。
今回の音楽隊招待は教頭先生が応募して実現したようです。こうした演奏会を通じて子供たちの中には音楽に興味を持つ子もいると思います。僅か70名のあまりの全校生徒の前ですが素晴らしい演奏が披露され、拍手も鳴りやまない様子でした。