子供も大人も好んで食べるハンバーガー。世代を超えて愛されるファストフードだ。
ラジオで聞いた話では、アメリカではこの肉を植物性原料で代替したものが販売されているらしい。ラジオでは「人口代替肉」と呼んでいたが、アメリカでは植物性タンパク質で作った人工肉がすでに定着しているらしい。ビヨンドミートやインポッシブルフーズといった企業が牽引しているらしい。インターネットで見るといろいろな記事が出ていた。
バーガーキングでは100%大豆由来の人工肉を使って脂質やコレステロールを抑えた商品を定番化しているようだ。食品流通の現場で働いていながら、そんなことも知らなかった。まさに世の中日進月歩だと感心する一方自分のアンテナの低さを痛感する。
ある試算によれば、植物性タンパク質を使って人工肉を作れば、必要な水、土地、エネルギーを本物の肉の50%近く削減し、温室効果ガスは90%減少するという。世界的な人口増、(日本と正反対)、地球温暖化、食糧不足に対して有効な政策だと伝えられている。
一方で、肉とは伝統的な方法で動物からとれるたんぱく質食品を指すと、人工肉に対してその呼び方を批判するところもあるようだ。
どこまでが科学的根拠に基づいた正確な情報なのか自分には判断でいないが、最も印象に残った事象に、このまま畜産肉牛を増やし続ければ、その牛のゲップによって環境悪化が進み、あと地球3つ分の酸素量が必要になって来るとのこと。
情報伝達において「○○個分○○年分」といった具体的数値を出されると記憶に残りやすい
日本において人口肉が売り出されるとすればコストコの可能性が高いらしい。
命の源、食べることも益々そのあり方が変化していくようだ。
日本人の良さの一つに、外国のものを受け入れ、日本風にアレンジして行くところがあります。きっと流通するようになれば、それらしい名がつくものだと思います。
例えば、ビールの代替えに発泡酒が生まれたように。よくつく名称に、〇〇風というのがあります。良し悪し付けづらいところですが、酒税法上、みりんと区別する、『みりん風調味料』などがあります。コーヒーとコーヒー飲料などもよく考えたものだと感心します。
売り手の工夫が商品名を生むものですね。