ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

マクドの「名前募集バーガー」を、食べてみる。

2016-02-11 20:15:24 | うまいもん
このところ苦境に喘ぎ続けるマクドだが、このような商品を今月になって売り出している。

「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー」
というのが仮称で、現在ピン芸人のバカリズムを起用して名前募集のCMを打っている。よって店内でも通称は「名前募集バーガー」となっている。

祝日なので、メシもジャンクにいこう。
ブツの全景がこちら。

いつもはマクドの写真マジックにつられてしまうのだが、この商品はほぼ写真通りのうず高さだ。このうず高さを演出しているのは、1つ1つ手でこねてふっくら焼き上げたバンズの効果か。

1段目を開けてみる。

コレが、北海道産のほくほくポテトか。その下にベーコン。なるほど。
2段目を開けてみる。

まずジュウシィだというパテ、その下にチェダーチーズ、さらにオニオンソースが隠れている。

早速、かぶりついてみる。
まず舌に当たり印象に残るのは、チェダーチーズとベーコンの塩だ。そこにオニオンソースが加わり、随分塩辛いなという感覚。
しかし5回ほど噛み締めたあたりから、ようやく上部のポテト(こちらはほとんど味なし)と口の中で混ざり、いい塩梅になってくる。
おそらく玉ねぎみじん切りを炒めて醬油・酒・みりんを同量ずつ加えて煮立てたと思われるオニオンソースがボトボト落ちるので、要注意だ。
このソースの印象で、口の中のジュウシィさが肉のパテからにじみ出るものか、単にオニオンソースのせいなのか分からないうちにポテトに飲み込まれてしまう。

全体の味はなかなかウマい方だと思ったのだが、何かこう今ひとつ、釈然としないのである。
コレにポテトとコーラが付いて690円という価格に、納得しかねるのである。
以前にも書いた事があるが、今日び500円でコンビニも牛丼屋も讃岐うどんチェーンもかなりのボリュウムで食わせてくれる。そこへ行くと、マックフライポテトMサイズとドリンクが付いているとはいえ690円取られて、メンズは満腹にならないのである。
モスのように、レタスなど青みの演出や汁漏れ防止の袋状の紙で包まれているなどのプレミアム感もない。
引き合いに出して恐縮だが、沖縄で食べた「A&W」のセットがコレ。

このオニオン、トマトなど生野菜がこれでもかと挟まれて、同じようにポテトとドリンクが付いて860円。かなりの満足度だ。
そう思うと、この名前募集バーガー自体のオトク感というのは、実に中途半端な気がしてしまうのである。

食べた感じではポテトとベーコンの印象が強かったので「ジャーマンポテトバーガー」と命名し1票を投じたのだが、採用されるされないはともかくとして正式名が付いたあかつきには定番化するのだろうか。
マクドの奮起に、期待したい…