ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

フードコート内の天一は、どうなっているのか?

2016-02-12 21:54:01 | うまいもん
本来ならば今日は、育休を取ったつもりが軽率な行動のおかげで毎日休みになってしまった某議員について書こうと思ったのだが、政治批判というのは書き方を誤るとややこしい事になるので、断腸の思いで控える。

…てなワケで、週末だし軽くラーメンの話でも。
ブログ歴11年の私、天下一品については何度書いたか分からないぐらい思い入れは強い。しかしながら、最近はショッピングセンターのフードコートにまで進出しているにもかかわらず、フードコートで食べた事はなかった。もうこのトシになると、あの席取り合戦がイヤなのだ。
我々が食べ終わりかけた頃テーブルによその家族にベッタリ張り付かれ、遠くに居る家族に
「お~い!ここ、もうすぐ空くぞ!」
と叫ばれた日にゃたまらない。落ち着いて食えたもんではない。

しかし、たまたま座れる事があったので某所のフードコード内天一にやってきた。

オープンしたばかりと思われる、美しい店構えである。

よく考えたら、フードコートというのはテーブルの上には何もない。
トッピングはどうするのか、と思ったら、注文の際にあらかじめ取っておくのだ。

この店では、お馴染みの辛子味噌に加えなんとニラも取り放題。「神座」のようで、嬉しいではないか。

ほんのわずかな待ち時間で、ラーメンが出てきた。

うん、いい感じではないか。しかし鉢と言いお盆といい、ここまで赤ばかりなのには驚いた。大河ドラマでおなじみ真田幸村の「赤備え」のようではないか。

「…全くわからん!」(→草刈正雄)

かたじけない。気がふれた。

早速、いただいてみる。
箸上げ。

えっ?麺が細い!
通常天一では、普通麺か細麺を聞かれる。私はスープをよくからめる細麺をオーダーする事が多く、この方が好都合なのだが驚いた。おそらく、混雑するフードコートゆえ茹で時間の短い細麺をデフォルトにしたのだろうか?

さて肝心のスープだが、少々こってり感が優しすぎる。本店はじめいくつかのウマい店なら、舌の味蕾という味蕾にスープが完璧に貼り付いてくれるのだが、それ以外の店では味に隙間というか網目を感じてしまう。もっともコレはフードコートゆえ、調理設備に限界がありある程度は仕方ない。
しかし辛子味噌に加え、この店オリジナルのニラを投入すると風味はガラリ一変する。香りとコクが俄然奥深くなりウマいのだ。
このあたりは、調理設備の限界からくるスープのコク不足をニラで補おうとした店長のアイデアだろうか?恐れ入った。
フードコートの天一も、なかなかのモノであった…