実は私、いわゆる「話し方講座」みたいなのに年に何度か呼ばれて話をさせていただく事がある。
詳述は避けるが、私は人前でしゃべるのにほとんど緊張しなくなった。
もちろん昔は緊張したが、場数と気持ちの持ちようで随分違ってくるものである。
そこで私が実践している、緊張を和らげる方法をいくつか。
・早めに会場内入りし、しゃべるポジションからの景色に慣れておく。
これは大事である。
いきなり演台に立ち、人の顔が沢山見えた瞬間に緊張がドッと押し寄せる。
出来れば事前に演台に立ち、それが無理ならステージの前まで行って客の方向を見て、客席が満杯になっている様子をイメージしておけば、本番で随分楽になる。
・出席者の肩書きは、意識しない。
よく「エラいさんばっかりだから緊張する」という人がいる。
肩書きなんて加齢と共に背負わされたり、ハメられたり、ゴマばかりすって手に入れた人も少なくない。
下の者の叫びには耳を塞ぎ、上に対しでは大本営のように良い報告だけを伝えるだけで決して逆らわず、会議では特に反対意見も言わず…という人間が出世するのだ。
今の経営の中枢を担う世代は、バブル時代に若い時代を過ごしていた。仕事中にサウナ行って麻雀やってビール飲んで…という世代である。
肩書きは単なる仕事の指示命令系統だけの話であって、その人の人間としての価値とは全くリンクしない。
よって意識する必要は全くなし。
・まず笑いを取り、空気をほぐす。
これも大事である。
緊張する人の多くは、空気の固さが苦しい。
しかし、それをほぐす唯一の権利者はマイクを握る自分なのだ。
鉄板ネタをひとつふたつ用意して、軽い笑いを取れれば場は一気に和む。
・出だしの言葉は、どんなに緊張しても出てくるようにセリフとして覚える。
演台に立ち、マイクを持った瞬間船場吉兆のようにアタマが真っ白になる人も少なくない。
(懐かしい例えですなぁ)
どんなに真っ白になっても言えるほどに、出だしの言葉はセリフとして覚えてしまおう。そして
「オレってこんなに緊張してるのに、しゃべれてるやん!」
という自分に気付けば、自信になる。
・緊張して早口になる人は、ブツ切りでよい。
音楽をやっていて、練習より本番の方が随分テンポを速く演奏してしまった事がある人は少なくないだろう。
しゃべりも同じで、人間は心拍数を基準にペースを考える。
鼓動がはやくなれば、演奏もしゃべりも速くなるのは当然。
ヤバい、しゃべりが速いなと思ったら迷わず文節ごとにブツ切りでいこう。
政治家の演説がいいお手本だ。政治家は街頭演説の際、拡声器に乗った自分の声がビルなどに反響して消えるまで次の文節を待つ。それでも全くブツ切りには聞こえないのだ。
・一番近い人に、同意を求める。
「ですよね?」「そんな事、ありませんか?」など、軽く同意を求めよう。
聞いてくれている、という実感があれば自信にフィードバックする。
いかがだろうか?
心房細動だが「心臓に毛が生えている」と云われる私の意見でよければ、ご参考になさって下さい(笑)
詳述は避けるが、私は人前でしゃべるのにほとんど緊張しなくなった。
もちろん昔は緊張したが、場数と気持ちの持ちようで随分違ってくるものである。
そこで私が実践している、緊張を和らげる方法をいくつか。
・早めに会場内入りし、しゃべるポジションからの景色に慣れておく。
これは大事である。
いきなり演台に立ち、人の顔が沢山見えた瞬間に緊張がドッと押し寄せる。
出来れば事前に演台に立ち、それが無理ならステージの前まで行って客の方向を見て、客席が満杯になっている様子をイメージしておけば、本番で随分楽になる。
・出席者の肩書きは、意識しない。
よく「エラいさんばっかりだから緊張する」という人がいる。
肩書きなんて加齢と共に背負わされたり、ハメられたり、ゴマばかりすって手に入れた人も少なくない。
下の者の叫びには耳を塞ぎ、上に対しでは大本営のように良い報告だけを伝えるだけで決して逆らわず、会議では特に反対意見も言わず…という人間が出世するのだ。
今の経営の中枢を担う世代は、バブル時代に若い時代を過ごしていた。仕事中にサウナ行って麻雀やってビール飲んで…という世代である。
肩書きは単なる仕事の指示命令系統だけの話であって、その人の人間としての価値とは全くリンクしない。
よって意識する必要は全くなし。
・まず笑いを取り、空気をほぐす。
これも大事である。
緊張する人の多くは、空気の固さが苦しい。
しかし、それをほぐす唯一の権利者はマイクを握る自分なのだ。
鉄板ネタをひとつふたつ用意して、軽い笑いを取れれば場は一気に和む。
・出だしの言葉は、どんなに緊張しても出てくるようにセリフとして覚える。
演台に立ち、マイクを持った瞬間船場吉兆のようにアタマが真っ白になる人も少なくない。
(懐かしい例えですなぁ)
どんなに真っ白になっても言えるほどに、出だしの言葉はセリフとして覚えてしまおう。そして
「オレってこんなに緊張してるのに、しゃべれてるやん!」
という自分に気付けば、自信になる。
・緊張して早口になる人は、ブツ切りでよい。
音楽をやっていて、練習より本番の方が随分テンポを速く演奏してしまった事がある人は少なくないだろう。
しゃべりも同じで、人間は心拍数を基準にペースを考える。
鼓動がはやくなれば、演奏もしゃべりも速くなるのは当然。
ヤバい、しゃべりが速いなと思ったら迷わず文節ごとにブツ切りでいこう。
政治家の演説がいいお手本だ。政治家は街頭演説の際、拡声器に乗った自分の声がビルなどに反響して消えるまで次の文節を待つ。それでも全くブツ切りには聞こえないのだ。
・一番近い人に、同意を求める。
「ですよね?」「そんな事、ありませんか?」など、軽く同意を求めよう。
聞いてくれている、という実感があれば自信にフィードバックする。
いかがだろうか?
心房細動だが「心臓に毛が生えている」と云われる私の意見でよければ、ご参考になさって下さい(笑)