昨日行われた第72回別府大分毎日マラソンは、ひらまつ病院所属のワークナー・デレセが2時間7分58秒で優勝。日本勢は下田裕太が2時間8分24秒の2位が最高、3位は岸本大紀(ともに 青学大OB、現GMOインターネットグループ)が初マラソンながらその14秒差で食い込んだ。今年のパリ五輪へのファイナルチャレンジレースではなかったが、来年の世界陸上に弾みがついたのは間違いない。
なんと、勝ったデレセではなく2位下田のゴールシーンの写真のみなのだ。
しかし、今朝の新聞のこの記事を見ていただきたい。
なんと、勝ったデレセではなく2位下田のゴールシーンの写真のみなのだ。
さらに言えば、昨日のTV中継の解説もひどかった。
おなじみ青学の原晋監督が出演していたのだが、この下田・岸本、さらに30kmすぎまで先頭集団で善戦していた在学中の倉本らに公私混同も甚だしい声援を送っていた。中継車のはずが、すっかり駅伝の運営管理車になっていた。
日の丸を懸けて戦う五輪やワールドカップなどの世界大会で、「がんばれニッポン!」は当たり前だ。しかし特定の学校を応援するような放送や紙面、というのはいかがなものか?
高校野球も特定の高校がクローズアップされるが、それらはあくまで都道府県の代表であり、応援されるべくは学校というよりもその都道府県なので、さほど違和感はないのだが、このように普通のマラソン大会で特定の学校ガンバレの放送は、違和感しかない。
放送だけならBPOで審議入りしても、おかしくないほどである。
ひょっとして新聞ともども、「青学マネー」が動いたのか…?