![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/96/62b4c408bce4cf28a9fe65e27f6570be.jpg)
昨日は、晩からの朝方まで降り続いた雨が嘘のように、
晴れ渡り、青々とした草木が目にまぶしく、
風も花々の豊かな香りを運んでくれる季節になり、
まさしく、五月晴れですね。
玄関のしつらえも
出し忘れていた、『五月晴』を
鯉がお空で泳いでいますね。
前大徳、西垣大道和尚さん(大徳寺派極楽禅寺住職)の色紙です。
これで、三種類の皐月の飾りになりました。
ところで五月の茶事を調べるうちに、
旧暦5月5日の端午の節句は、新暦では6月9日にあたり、
五月の端(はじめ)の午(うま)の日を示し、その午(ゴ)に五を
通じさせて五日になったとされております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/96/62b4c408bce4cf28a9fe65e27f6570be_s.jpg)
一般的には芳草である菖蒲(しょうぶ)と蓬(よもぎ)を
軒や、床間に挿け飾ったり、湯船に入れ、邪気を払いますが、
万葉の昔、宴席で頭に挿していることを、大伴家持が
菖蒲(しょうぶ)を菖蒲(あやめぐさ)と詠み、
(この時代から混乱が生じているのですね)
また端午の節句の到来を、杜若(かきつばた)で表し、
『かきつばた衣(きぬ)に摺(す)りつけ丈夫(ますらを)
のきそひ猟する月は来にけり 』と
この音「かつ(勝つ)」に通じさせ、戦勝の花や嫁取り婿取りの花に、
子供の日が、なんと大人の言祝いの日とされていたのです。
本日は、奥伝の稽古の日に当たり、、
昨日から、準備をしながらウキウキしておりました。
朝からは真の炭、先生は、鱗灰とはいきませんでしたが、
うっとりするような二文字押切で灰をしていただき、
私は正客でお稽古に参加させていただきました。
引き続き、真の行台子を、じっくり見学させていただきました。
お昼からは、台子の花月に参加させていただきました。
台子点前と違って建水は荘りませんよ。
主菓子は『アヤメ』奈良萬々堂通則さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/a8/36d1feb09cbb4f7e2aa5fe25c862dd1b_s.jpg)
でも疲れました・・・
一昨日も自宅稽古でしたので、
先週の金曜日から毎日、五日間続けてのお茶三昧、
有難いことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/ff/7f9d9d25a79c1d165974e13de1b4af13_s.jpg)
祝いのおすそ分けのお花も、だいぶ傷んだものもあり、
アストロメリアを挿し入れてみましたが・・・
付記)台子とは(茶道大辞典より、抜粋改変)
点前座の棚物の一種。書院広間で使われ、
風炉・釜・水指などの一式を飾り置く。
1267年入宋した南浦紹明が帰朝のとき仏具としてもたらし、
点茶の規矩作法の根源をなすが、杓立に柄杓と火箸が差し、
点前座に置くことから、日本独自ものと考えられている。
五つ台子(及台子・真台子・竹台子・桑台子・高麗台子)と称し
珠光好みが古く、黒塗の台子へと発展したが、
利休時代では茶会で台子をつかわれることは稀になり、
台天目と唐物茶入れを使う台子点前が秘伝化していく。
晴れ渡り、青々とした草木が目にまぶしく、
風も花々の豊かな香りを運んでくれる季節になり、
まさしく、五月晴れですね。
玄関のしつらえも
出し忘れていた、『五月晴』を
鯉がお空で泳いでいますね。
前大徳、西垣大道和尚さん(大徳寺派極楽禅寺住職)の色紙です。
これで、三種類の皐月の飾りになりました。
ところで五月の茶事を調べるうちに、
旧暦5月5日の端午の節句は、新暦では6月9日にあたり、
五月の端(はじめ)の午(うま)の日を示し、その午(ゴ)に五を
通じさせて五日になったとされております。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/96/62b4c408bce4cf28a9fe65e27f6570be_s.jpg)
一般的には芳草である菖蒲(しょうぶ)と蓬(よもぎ)を
軒や、床間に挿け飾ったり、湯船に入れ、邪気を払いますが、
万葉の昔、宴席で頭に挿していることを、大伴家持が
菖蒲(しょうぶ)を菖蒲(あやめぐさ)と詠み、
(この時代から混乱が生じているのですね)
また端午の節句の到来を、杜若(かきつばた)で表し、
『かきつばた衣(きぬ)に摺(す)りつけ丈夫(ますらを)
のきそひ猟する月は来にけり 』と
この音「かつ(勝つ)」に通じさせ、戦勝の花や嫁取り婿取りの花に、
子供の日が、なんと大人の言祝いの日とされていたのです。
本日は、奥伝の稽古の日に当たり、、
昨日から、準備をしながらウキウキしておりました。
朝からは真の炭、先生は、鱗灰とはいきませんでしたが、
うっとりするような二文字押切で灰をしていただき、
私は正客でお稽古に参加させていただきました。
引き続き、真の行台子を、じっくり見学させていただきました。
お昼からは、台子の花月に参加させていただきました。
台子点前と違って建水は荘りませんよ。
主菓子は『アヤメ』奈良萬々堂通則さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/a8/36d1feb09cbb4f7e2aa5fe25c862dd1b_s.jpg)
でも疲れました・・・
一昨日も自宅稽古でしたので、
先週の金曜日から毎日、五日間続けてのお茶三昧、
有難いことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/ff/7f9d9d25a79c1d165974e13de1b4af13_s.jpg)
祝いのおすそ分けのお花も、だいぶ傷んだものもあり、
アストロメリアを挿し入れてみましたが・・・
付記)台子とは(茶道大辞典より、抜粋改変)
点前座の棚物の一種。書院広間で使われ、
風炉・釜・水指などの一式を飾り置く。
1267年入宋した南浦紹明が帰朝のとき仏具としてもたらし、
点茶の規矩作法の根源をなすが、杓立に柄杓と火箸が差し、
点前座に置くことから、日本独自ものと考えられている。
五つ台子(及台子・真台子・竹台子・桑台子・高麗台子)と称し
珠光好みが古く、黒塗の台子へと発展したが、
利休時代では茶会で台子をつかわれることは稀になり、
台天目と唐物茶入れを使う台子点前が秘伝化していく。
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