我が家の小庭の蛍袋は終わり、半夏生が盛りを過ぎ
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これからの主役の木槿、蕾は未だ固いと思っておれば
雨が止み、よく見れば伸びた枝の中で咲いていた
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少し前は山紫陽花と、浜菊を活けておりましたが
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早速木槿を、10月初めまで大切に活けさせてもらえます
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さて皐月の茶事では「源氏棚」を使いましたので
何年も出番のなかった「桑の小卓」でお稽古いたしました
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この棚は、裏千家四代仙叟好み
矢を立てておく矢台から考案され
桑木地、四本柱二重棚ですが
中棚が下方にあり
中棚に水指を乗せる地板は矢筈形で
平建水が飾られる
仙叟から表千家四代江岑に送られ
表千家でも使用されている
新版茶道辞典より
柄杓の荘り方が表千家と裏千家では違うそうです
お点前では平建水を使うので着物の袖には要注意
蓋置、柄杓を建水に終う時は
いつもの通りには片付ける事はできず
建水の上座に蓋置を置き柄杓の合を仰向けて蓋置に置き
建水の方に真っすぐ引きます
清めた平建水の中に蓋置を入れ荘るので
背の高い蓋置では駄目ですよ
薄茶点前の最後は拝見なし総荘りで終わりにするのは
オシャレですね ! 帛紗を水指の上に残すのは
いつでもお茶を差し上げますよう
その心を残す印だそうです
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さて水無月の主菓子は
「青梅」
漉し餡に梅ジャムを練りこみ求肥で包みました
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「ホタル金団」
栗餡に漉し餡の金団
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「水無月」
上新粉と白玉粉で作りました
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干菓子器は「蛍籠」で
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忙しかった六月も残りわずか
遅い梅雨入りで、一気に梅雨本番となりましたね
梅雨明けはいつになるのでしょうか
体調を崩さないよう留意して、お稽古に励みましょう