気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

忙しい一年でしたが、今日も

2017-12-31 13:24:56 | 日記
酉年の大晦日、時折日差しもあり若草山も静かそう、穏やかな
日中ですが、まだーお節作りに忙しく立ち動いております。

でも午後4時前から雨との予報、午後3時半からの石上神宮での
「年越しの大祓い」天候が心配ですが、新しい年を心身ともに
清々しく元気で過ごせるようにお祓いを受けてまいります。
孫たちも来るようで、境内に放し飼いされた40羽の鶏を
追いかけて追いかけて遊ぶのでしょうが、石上神宮の鶏さん達、
飛ぶので有名ですから、捕まることはありません。

飛ぶ酉は跡を濁さず戌年へ
            愚句

あとの楽しみは、近くの土手に成る「冬いちご」を採ることです。
この冬いちご、昨年庭に植えた株に実が3個見つけました。

そして、もう一つ「天理ラーメン」を御馳走になること。
出かけるまであと1時間しかありませんが、
まだまだお節作りは終わらーない。

今年も忙しい一年でしたが、何事もなく平穏に暮れて行きます。
感謝!感謝!感謝!

竹の簀子は日向ぼっこ

2017-12-30 17:52:08 | 日記
今日はポカポカ陽気で、台所に立っていても暖かいこと、
奈良の最高気温は10.2℃と久しぶりの二桁になり、
お節の準備がはかどります。レシピは頭の中、そんな訳
ありませんが、お節だけを綴じ込んだ冊子を手に奮闘、

でもお手伝いの予定だった三男坊の家族は、先日の
Xmasパーティの主役だった2歳児が、インフルエンザAに
罹ったため、新春に来るとのことで私だけ。
でも、あと2家族には去年と同じものを作ってくれますので
数年前に比べ、少しは楽に・・・。

相方はというと、やっと重い腰を上げ、玄関に注連縄、昨日
作った鏡餅で御鏡を飾り、外回りの窓を拭いておりました。

料理中の空いた時間、あまりの良いお天気で思いついたのは
先日拭いたばかりの水屋の流しの竹の簀子を、サンルームで
日向ぼっこ?に、カビは大敵ですからね。


そして正月飾りなのですが、
新年の縁起物、松飾と萬年青(おもと)は先日活けて頂き、
今か今かと待ってくれています。
 
そうでした、軸もまだ・・・時間が足りません。
明日の朝、一番に手をつけなければね。

まだお節の準備が残っており、夕飯、何にしましょうか?
こんなことをしておられませんね。

今日も餅つきの一日

2017-12-29 19:08:47 | お稽古
今朝9時に奈良市内最大の農産物直売所「旬の駅ならやま」へ
買い出しに。昨日から8時半開店だったため、車は道を隔て
反対側の臨時駐車場に、館内は沢山の人々で賑わっており、
皆さま思いは一緒、正月用に新鮮な野菜、果物や花々をお安く
買い求めるため、でも年の瀬料金なのでしょうか葉物野菜は
やや高くなっていました。仏壇用の花も買い、長い列のレジ
を済ませ、帰りを急ぎます。
昨日からお餅つきを少しずつはじめておりましたが、昨晩に
手伝いますと連絡があり、急遽もち米を洗い一晩漬けており、
帰るなり、笊にあげると、待つこともなく唯一の9歳になる
孫娘もやってきました。助っ人と思いきや、あんこを10個程
まるめて”もう疲れた”と休憩に。そのうち

お餅がつきあがり、あんこ餅を作るも手に餅がくっつき
上手く包めず、どうしたかというと、美味しいと言って
あっという間に口の中に、そして手を洗いに・・・戻ると
庭の大根を引いて作ったおろし餅を口に、辛くかったのか
持ってきた手造りのチーズケーキやジュースまで、
食べる方の助っ人でしたね。フフフ

働き手が二人いると、餅つき機を洗い次の準備と、餅を
丸める方に分かれられるので、有難いことに仕事は早くなり、
休憩を兼ね食べ終わるともう第二弾に、御鏡は三家族分
若い方は大きな鏡餅はいらないみたい。

次は小餅で餅つき器がついている間に、お節の黒豆の準備で、
丹波の黒豆を袋から出すと、一部がかびておりました。本場
丹波篠山産、兵庫陶芸美術館内のレストランで買ったのに
手で取っていると、孫娘がお手伝いに、気が利くこと!
でも、水が冷たいのか途中でママとバトンタッチ

そして「海老餅」海老は乾燥桜エビ、富士山を巡る旅にて
由比漁港販売所と朝霧高原の道の駅で買い求めたもの。
海老の香りが立ち上ります。
  
残り3升、「青のり」にしましょうと言ってはみたものの、
なくて近くのスーパーまで行ってくれた孫娘、役に立ちます。

蒸しがまだなのに、青のりを入れてしまい、蒸しから再度
慌てない慌てない。30分程ロスしましたが・・・
 
残りは2升、簡単に伸餅にしましょう。でももう午後4時過ぎ、
私は餅つきに専念して、夕ご飯を一緒にと餡かけ焼きそばを
作ってくれました。でも早く帰らないといけませんので
孫娘が食べ終わるや否や、車で帰って行きました。
二つの伸餅を最後に全部で7升にもなり、片付けを済ませば、
もう午後6時前。夜空に月が雲に隠れたかと思えば、
冷たい時雨が・・・酉年もあと残り二日、
忙しい日々でしたが、それもまだまだ楽しみ。強がりかな

餅つきは28日から

2017-12-28 16:45:05 | 日記
今日は千利休以来の大茶人とも称される『鈍翁(どんのう)』
益田孝の命日(昭和13年12月28日)にあたります。
先日のMOA美術館で拝見した秀吉伝来の「黄金天目」や
井戸茶碗 銘 翁も旧蔵品にあたりますね。
 銘 翁、2017.11.10MOAにて
新版・茶道大辞典(淡交社)によると(一部抜粋)
”実業家・数寄者。三井財閥を大成し、明治・大正の財界に重き
をなし男爵を賜った。弟の影響を受けて美術品・茶道具の収集を
始め茶湯は諸流を学んだ自己流で、品川御殿山の本邸碧雲台で
もっぱら茶会を催した。明治28年に創始した大師会はこんにちに
も及び、晩年は小田原の別邸掃雲台に隠棲して茶三昧にふける。
収集した茶器のうち、『大正名器鑑』に茶入17点、茶碗20点が
掲載されている。”と

今日は朝からまあまあの天気に、大掃除のつもりが、年賀状への
書き込みが半分残っております。でもお餅つきは末広がりの28日
が良いとのことと、孫たちその親も忙しく集まれませんので、
今日から少しずつすることにしました。
(*29日は「苦もち」でよくないとか、29で福餅で良い地方も)
というのも現在使っている餅つき器はもち米を一晩漬けずに、
洗ったもち米をふやけさせるコースがあるのを先日知ったため、
早速のし餅作りにとりかかり、その合間に年賀状を仕上げます。

時間があっという間に過ぎ、午後2時頃に餅つき機を始動、

この餅つき器、2歳児の孫が来ると必ず遊んでいたのに、
それも秋口までで、今は触りもしません。成長したものです。

餅搗器身震ひしばし搗きあがる
            阿部一彦
あっという間につきあがり、餅つき器の蓋にいれると、
なんと簡単に伸餅に仕上がること。
『餅つき器いとも易きに伸餅へ』
            愚句

そして少し残りましたので、大根おろしとお醤油で、
美味しくいただきました。

孫たちにも食べさせてあげたかった気持ちが湧き、
父母のことを思い出しました。
30年前頃迄、富山の実家は杵と臼で餅つきをしており、
帰省する日にちに合わせて孫に餅つきをしてくれており、
後片付けは餅つき器でも大変なのに、有難いことですね。
実家の屋根裏に眠れし杵と臼にも・・・。

日の出でサンピラー様に頭を

2017-12-27 13:50:05 | 日記
大寒気が南下し、北陸から北海道にかけて暴風雪なのに
今朝の奈良の最低気温は1.0℃、それほど冷え込まず、
でも今朝の東の空、春日奥山原生林の上に昇る朝日も
京都側から流れ込んだ雪雲の黒い雲に隠れており、
しばらく眺めていると、雲が龍の様にも見えました。

そのうち、光の柱『太陽柱(サン・ピラー)』様が見られ、
その柱に沿い小さな雲が湧くと不思議なことに子龍?が
導かれるように昇って行く光景が・・・
 

幻想的な自然現象に、ただただ自然と頭が下がりました。

太陽柱とは、ぐるたびによると
”冬のよく晴れ風がなく、気温が-20℃以下になる朝方や夕方
 大気中の水蒸気が氷結しダイアモンドダストが発生します。
 このダイアモンドダストに太陽光線が反射され、
 太陽の虚像としてサンピラー(太陽柱)が発生します。”と

北海道の名寄が有名だそうですが、本来の太陽柱とは相違が
あり、今朝の奈良では、雲の悪戯なのでしょうか。

奈良市内の主な茶室は31あるそうですが・・・

この中で『龍』の名がつけられた茶室『龍松庵』があり、
佐保路の『興福院(こんぶいん)』知らないと読めない名前です。
 2017.5.25
奈良県観光公式サイトによれば
”奈良時代に創建された浄土宗知恩院派の美しい尼寺。
 奈良時代には僧院として隆盛したものの、以後衰退。もと
 尼ヶ辻にあったが、現在の地に尼寺として再興されたのは
 将軍徳川家綱の時代のことで参道は徳川家綱が作らせたもの
 小堀遠州作庭と伝わる客殿(重要文化財)の庭園は、春日山
 や三笠山を借景にした非常に風情のあるものである。
 なかでも4月のツバキ、5月のサツキの季節はとくに美しい。
 同じく遠州作の茶室もある。 ”と

この茶室を『龍松庵』といい、新版・茶道大辞典によれば
”興福院龍松院内の四畳台目の茶室、元禄年間(1688-1704)に
 公慶上人によって建てられ、明治三十年(1897)頃、依水園主
 関藤次郎邸に移建され、さらに興福院の長闇堂の復興を記念
 してその隣に移建された。大乗院八窓庵の写しとされる

一度訪れたいものですが、龍松庵の流派は裏千家ですが、
見学も使用も不可、でも興福院さんそのものが参観禁止で残念
数年前には奈良交通定期観光バス冬季限定特別コースの設定も
あったのですが・・・今年はありません。
皐月に訪れた折、静かな参道の前でも心静かに過ごせました。

Xmasパーティの主役は2歳児

2017-12-26 17:58:52 | 日記
今日は雨の後寒波が来襲し西風も強く日差しのない寒い一日、
年度末に風邪を引くと医療機関も少なく大変、気を付けて
くださいね。そういえば先日の我が家のXmasパーティも、
次男坊の嫁さんがインフルエンザに罹患し回復したのですが、
まだウイルスが出ていたら大変なので、一人だけ欠席に残念。
でも初参加者が、三男坊家族で北摂から先週も来ていたのに、
息子が喜ぶ年齢、2歳になったということで駆けつけました。
(予想通り大はしゃぎで、8時過ぎには眠くてダウンに)
それも一品を作って早い目に来てくれたので、盛り付けの

手伝いをお願いすると、後は鳥の丸焼きとXmasケーキに
デコレーションを施すだけ。ところが前日に卵10個も使い
焼いたのに、なぜか膨らまなかった薄いスポンジを見ても
らうと、片抜きで星型にくり抜き、生クリームとイチゴで
デコレーション、ナイスリカバリーで、こんな見事な?
クリスマスケーキに仕上げてくれました。
  

その間に鳥のピラフ詰めもきれいに焼き上がりました。


孫6名が好きな色の帽子をかぶり、もうプレゼント交換、
まだ早いですよ!。
 
お兄ちゃんのバイオリンの演奏、Xmasの曲を生演奏です。
そうすると、あの2歳児が座り一段高い敷居を叩きだすと、
驚いたことに曲に合わせており、驚きとともにほかの孫も
真似して叩く子もおり、さらにエスカレートで大騒ぎ、
結局5曲も次々に弾いてくれました。
  

さお腹も空いたし、食事をしましょう。
 
 
あっという間です。
そして待ちかねたプレゼント交換とあのケーキをだすと
あっという間にぺろりと、
さらにもう一つ、素敵なデコレーションのチーズケーキも、

ぺろりと。
”あっさりしていて美味しかったので、???さん、
また又作ってね”と嬉しい言葉が返ってきました。
(*おばあちゃんとは呼ばせず、名前を)

今年も楽しみな時間を過ごさせてくれました。
次は大晦日の大祓い、そして新春の顔合わせと初もうでに
元気な顔を見せて下さいね。

Xmasの今日は「蕪村忌」で酉年最後の稽古に

2017-12-25 15:40:01 | 日記
昨晩の叩きつける雨が、朝には曇り空の穏やかな奈良ですが、
強い寒気が忍び寄ってきており、北陸以北は今週は大荒れに。
今日12月25日は世間ではクリスマス一色ですが・・・
旧暦では俳人・画家の与謝蕪村の命日で、辞世の句は
しら梅に明る夜ばかりとなりにけり

「蕪村忌」、雅号「春星」から「春星忌(しゅんせいき)」と
呼ばれ、これは冬の季語に。
瓶に挿す梅まだかたし春星忌
          大橋越央子

先日頂いた「梅の枝」、やや赤みが射してきており、
 
いつ、使われるのでしょうか?、楽しみです。
今朝は、酉年最後の自宅稽古になります。
昨晩の孫たちとのXmasパーティ気分が残っているのか
ゆっくりと玄関廻りを掃除していると、久しぶりに
ご近所の方とちょっと世間話のつもりが長話に・・・
気が付くと来られる時間、クリスマス気分は
玄関のXmasの色紙、今日一日だけ台の上に置きました。

広間の稽古場は花を替える時間がなく昨日のそのまままに
かなり椿が開いてしまっております。

初釜を控え最後の稽古で、指摘する回数が増えますね。
でも落ち着いて普段通りのお点前をされれば・・・。

稽古の終わりは軸の『無事』の通り、年末のご挨拶で
”執着なく平穏な気持ちを持たれて
     良いお年をお迎え下さい”と

お帰りになられて昼ご飯を済まし、さあ暖かい昼間の間に
稽古場の大掃除をしなくてはと、初釜の道具類も出して、
仕舞うものは仕舞い、次に水屋廻りも一年の感謝をこめて
取り掛かるつもりが・・・
年賀状がまだだったことを思い出し、パソコンの前に座れば、
印刷中にブログを書きだしておりました。

年末の自宅稽古の軸は「無事」を

2017-12-24 09:25:57 | しつらえ
クリスマスイブの朝、曇り空で夕方からは雨との予報が、
サンタさんも雨の中プレゼントを配られるのも大変ですね。
頂く孫たちはと言えば、クラブや塾などで忙しく、恒例の
集まりは今日の夕方になってしまいました。
玄関はクリスマスムード?

昨日から作りはじめたケーキがまだなのに、自宅稽古が。
今日・明日で年内最後そして初釜を控え最後の稽古になり、
当初陽の当たる暖かい4畳半とのつもりが、相方からの一言
”リハーサルをしたら”動きは同じなのですが、思い直し
稽古茶事でも茶事ですので、粗相のないよう急遽お稽古場を
六畳間へ変更。相方の助けを借り紹鷗棚を動かしたりと・・

床には、初嵐椿と白の西王母椿に南天を、
軸はこの際、年末に相応しい『無事』に
臨済宗大本山大徳寺黄梅院住職 小林太玄書になります。

『もう師走つつがなきよう無事を掛く』
              愚句
”つつがなきよう”と言う言葉を詠んだのですが
つつがない・恙無い」」とは語源由来辞典によると
”無事である。問題が無い。障害が無い”と

「無事」と似たような意味を表すと考えていたのですが・・・
  

無事』は充実・茶掛けの禅語辞典(淡交社)では、
”あらゆる執着、計らいから解放された平穏な境地。
 すべての人為を離れた透明な状態。そこに人間の真の姿
 があるとされる。
 「何も問題がないこと、安全なこと」と 解釈するのは
 本来の意味からすれば誤り
              臨済録からの出典”と

平穏な境地を指し、本来の意味も知らずに・・・
ブログを書くことで、一つまた教わりました。

さあお早い方がもう見えられますから、炭を熾して準備を。

「麹蓋」を奈良では「こうじゅうた」と

2017-12-23 16:30:51 | 日記
今朝からも陽の光が射しこみ、風もなく日中は12℃と暖かく
咲きだした水仙も気持ちよさそうに陽を浴びています。
 
軒先の干し柿もあと少しでできあがりですね。


干し柿も寒中の行事ですが、
昔は各家庭で「かきもちの吊り」をしていたもの。
スダレ状に吊るされた懐かしいお話に。
昼過ぎに孫娘が来て、相方に紙を手に何やら話かけており
それは宿題「社会科 むかしのくらし インタビュー」で、
”むかしはどんな道具を使ってくらしていたでしょう。
 おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さんに
 インタビューして調べましょう。
 いつごろ、どんな道具をどんなときに使っていたのかを
 教えてもらいましょう。
 道具の名前がわかれば聞いておきましょう。”

相方は困った様子で思案中、私にも聞きに来るのかなっと
思いきや・・・、相方が何やら思いついたらしく
食品庫に向かうと何やら持ち出してきました。

これが「こうじゅうた」と言いながら
間違うといけないのかパソコンで検索して”ええっー”と
”奈良の独特の言い方で、「麹蓋こうじぶた」のことでと
しゃべりながら一人で合点しています。
この光景が面白く、つい笑ってしまいました。
実は義理の母がお餅つきの折に使っていた昭和の道具、
かれこれ50年以上、乾燥して杉板の合わせ目からも隙間
が覗き、一部ネズミに齧られた跡も・・・


相方の話は「かきもちの作り方」を説明しているのですが
故郷富山・北陸地方では「かきやま」といってたはず・・・
内容は、
ついた餅に塩を入れ、海老、豆、青のり、砂糖等をよく混ぜ
「こうじゅうた」に均一に伸ばして四・五日おいておきます。
NHK健康フェアより
その間に昔の家は隙間だらけで、ネズミが住み着いており、
「こうじゅうた」の中身を狙って齧るので、ほらその跡がと。
今の子供たち、ネズミを見たことがないので興味津々・・・
ネズミも色々な菌を持っているので衛生面では不潔ですよと

数日後、切れる硬さも見計らい、専用の刃物で4ミリ程度の
NHK健康フェアより
板状に削ぎ切り、数枚ずつ重ねて10㎝ほどの長さに切ります。
NHK健康フェアより
そして一枚ずつきっちり編み上げますが、

緩いとかきもちが乾燥で縮むため落ちる原因に、そして
屋根裏部屋に吊るして干せば1か月程で出来上がり。

相方の好きだった「かきもち」は、海老と砂糖
特に砂糖が入ったかきもちを、昔は火鉢だったのが、
相方の子供時代は石油ストーブの上で焼いていたそうで
お箸でしこしこと伸ばすと二倍程に膨れるのが楽しみ
だったと孫娘に語っておりました。

さあ-、これからクリスマスケーキ作り、がんばるぞー!

「一陽来復」の日は酉年最後のお稽古で「法磨之式」を

2017-12-22 17:56:35 | お稽古
奈良の冬至の日の日の出は氷点下1.1℃の最低気温を記録した
時間に、朝焼けのなかで凍てついた空気を切り裂き、太陽が
陰極まって陽となりました。
易経からの出典で冬が終わり春が来る意味の「一陽来復」とも
TVのニュースでは、太陽の神様天照大御神を祭る伊勢神宮内宮
宇治橋前、大鳥居の真ん中からのご来光を700人の方々が
見守られる中、昇ってきておりました。
なお、1月5日まで鳥居の中から昇るのだそうです。
yahooニュースより
柚子湯や「ん」のつく食べ物で運盛りをしなければ
でも、新年そして節分を過ぎ立春を迎えなくては春は来ね。

今朝は酉年最後のお稽古に伺いました。

東大寺大仏殿の鴟尾が見えると、自然と身が引き締まります。
お伺いすると、朝は「法磨之式」で、昼からは濃茶付花月を
気が付くともう夕暮れ、今日は昼間が一番短い日でしたね。

「法磨之式(ほうまのしき)」は、新版・茶道大辞典によると
”花月之式の一種。裏千家十二代又妙斎(ゆうみょうさい)に
 よって点前の錬磨を目的に考案された。客四人と亭主で行う
 もので、まず花を 客に所望し、亭主が炭点前をなし、
 折据を回し点前を定め、一二三之式を行う。”と

酉年一年たくさんお教えいただけ、ありがとうございました。

自宅稽古は、この日曜と月曜の二回を残すのみ、
新春早々の初釜にむけ、最後の稽古にもなります。
がんばらねば。