気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

季節をいただくスム-ジ-で

2020-12-11 11:25:56 | グルメ
ここ何年も朝食は「スム-ジ-」+α(パンやクラッカー)
スムージーには季節に合わせて種子以外の皮や芯まで入れ、
ミキサ-等にかけるので、旬のエネルギ—がいっぱいです
ただし壊れたブレンダーは何台にも・・・

今日は初冬からの大根葉、大根が育つ途上の大根葉は美味しい
      

      

常時入れるものはリンゴ、レモン、バナナ、豆乳
      

リンゴの端境期にはキウイフルーツなど
他のフル-ツで代用しますが・・・
リンゴの野菜スム-ジが一番美味しいです
      
そのリンゴは生活クラブ・信州「八ケタ会」よりで、
九月に入ると待ち遠しいのは早生の林檎『つがる』無袋
そして10月『秋映』、11月『王林』葉とらず、さらに
リンゴの王者『ふじ』無袋へと繋がり
最終的にはジュース用も
4月過ぎになればこれも無くなり、しぶしぶ市販品に
      

豆乳は「豆伍心」国産大豆100%使用、成分無調整
湯葉や手作り豆腐も作れる生活クラブからのもの
      

さてメインに使う野菜はというと、大根葉と小松菜
これは殆どが小庭の中の小さな畑の新鮮野菜

碑助役は、春になると種が飛んだ三つ葉そして大葉も
あちこちから芽を出し、使えるようになる

夏は7月になればゴーヤ(ニガウリ)に助けられ

さらに秋までは自生えの大葉と三つ葉はいただけ
大根葉が収穫できる11月までは
9月終わりに倒されたゴーヤから、残ったゴーヤを刻んで
冷凍保存、これがこの時期大活躍してくれる

そして冬の今は大根葉ですね。
      

庭の野菜たちの命をもらい
毎日元気にさせてもらい
土、水、太陽・・・・
野菜作りをしてくれてる夫に感謝!

己亥のおせち料理は

2019-01-05 08:58:13 | グルメ
己亥の元旦、春日奥山の山の端から初日の出

今年も息子たち家族も含め14人揃い午前9時過ぎから正月の祝い
「おせち料理」はお嫁さん3人も手伝ってくれ、小晦日と大晦日
紅白の最中までかけて、やっとお重に納ってくれましたが、
お雑煮の準備は一人でも孫たちの顔も見れ愉しいことは・・・。

年越しをしたお泊りの孫3人、お手伝いに席に箸置きに箸とお皿、
お猪口に、昆布締めした「鯛」とミズナにホタテの貝柱を置き、


今年注文した生活クラブの鯛は明石鯛なのですが、小さ目・・・
焼鯛にして丁度9時前には焼き上がり、まず仏壇にお供えを。
10時頃には、下げさせてもらい、美味しいうちに頂くことに。


真ん中には出来上がった「おせち料理」になります。

左から


伊達巻きは「鬼巻きす」で上手に出来上がりましたと
お見せしたかったのに・・・写真が撮れておらず残念!
鬼巻きす 巻ずしの花型 

下記の写真は「巻ずしの花型」でした。


揃って「明けましておめでとうございます」で始まりました。
焼鯛を仏壇から下げてきて、美味しいうちに頂きます。
そしてお雑煮は、男性は朱碗、女性は黒内朱碗と京風、
おもちいくつと聞いてから、父の時代は6個以上もいただいたのに
皆さん1~2個と・・・
我が家は私の出身地富山風と奈良風のハ-フのお雑煮で、
すまし汁で牛蒡、人参、厚揚げ、鳴門、甘海老、鶏肉・・・の
具たくさんの富山風ですが、お餅は丸餅と奈良風で
昆布を引いたお鍋で茹でるところは富山風ですね。


そして、きな粉はいりませんかとの声に、嬉しいことに孫一人が。
奈良の雑煮は、焼いた丸餅を雑煮に入れて、
それを取り出しきな粉をまぶして食べるのです。
始めはびっくりでしたが、今は私も大好き。
すましから取り出しきな粉餅にして食べます。
そういえば醤油も味噌もきな粉も元は一緒、
大豆からできていますものね。

生パスタのカナマロン(京田辺)で

2018-05-23 08:26:49 | グルメ
お稽古台子に伺う前にもう雨が降りはじめ、行き帰りが・・・。

今日同様こんな雨の日の思い出は、結婚記念日のやり直し、
小池があり木々に囲まれた自然の中、オーナーの“想い”の
こもった手作り空間から窓の外を眺めゆっくりとランチ・・・
病み付きになってしまった生パスタを食べたくて伺いました。

お店の名前は『カナマロン
谷間に立つログハウス、整地からご自分たちでされたそう、

階段を降り、

玄関を開けると、

窓際の席に案内されました。先客はお二人だけ
石窯が見えます。
  

本日の自家製生パスタのランチセット(明太子とゴロゴロ野菜)と
追加で石窯ピッチァ(たけのこで、店の裏の竹林)をオーダー
持ってこられるまでの一時を、何気ない会話と窓の外を・・・、
小さな池に雨が・・・、そして井戸も
 

まず?ポタージュとシェフの気まぐれ前菜てんこ盛りが
 

定番の明太子生パスタとゴロゴロ旬野菜トマトソースを分け
口の中で明太子と麺のコラボ、モチモチ感が最高。
 明太子

デザート窯焼きりんごバニラアイスのせと
ビレロイ&ボッシュの器で飲み物(コーヒー)でまったり。
 
いつも通り美味しかった、御馳走様。
又寄せて頂きます。

なおお店の場所は、同志社大学、京田辺キャンパス近く・・・
最寄のJR三山木の駅から歩いて15分、
車では新しい山手幹線からすぐ近いのですが、
行き方に注意が必要!!!。(HP参照)

もうお稽古に伺わなくては。

母の日は奈良「かこむら」で懐石を

2018-05-14 16:58:49 | グルメ
昨日の雨もすっかり上がり朝から晴天、聞きなれた響き渡る声
テッペンカケタカ」と囀り、『ホトトギス』です。
正岡子規も中国の故事「杜鵑の吐血」鳴いて血を吐く
ホトトギスと自身の病状・肺結核を重ねあわせて付けられた
ペンネーム(生涯54個も)の一つです。
この漢字の異名として「不如帰」「杜宇」「杜鵑」「蜀魂」
「蜀鳥」「杜魄」「蜀魄」などが。( 大辞林より)
明治26年に子規はこんなホトトギスの句を・・・
鳴かぬなら鳴かぬと鳴けよ鵑
    実は「寒山落木」で抹消句になっていおります。
子規の頭のなかに、松浦静山の『甲子夜話』の逸話。
        「まつらせいざん」「かっしやわ
 夜話のとき或人の云けるは、人の仮托に出る者ならんが、
 其人の情実に能く恊へりとなん。 
 郭公を贈り参せし人あり。されども鳴かざりければ、                        
   なかぬなら殺してしまへ時鳥    織田右府 
   鳴かずともなかして見せふ杜鵑   豊太閤 
   なかぬなら鳴まで待よ郭公     大權現様
                  (原文のママ)
      
私は「目には青葉 山ほととぎす 初鰹山口素堂
の方が・・・半年ぶりにお友達夫婦と一緒に雨の降る中、
奈良懐石料理『かこむら』さんへ。
入り口 
 カウンター席


予約の段階でテーブル席が埋まり、和室へと迎えられると
「かこむら」東大寺長老「守屋 弘斎」筆の額が掲げられ、
八品で5000円の懐石の始まりは、男性陣は生ビール、女性は
雨だったので車で来たのでお茶にて、母の日に乾杯!?
八寸」、八つ橋をイメージされり、
麩?ソラマメと海老を、かきつばたは胡瓜にニラの葉先で
ポテトに雲丹を包み込み青のりをまぶすと苔に・・・
さらに一口鮨も絶品はイイダコ!で。


「煮碗物」鱧とずいきにじゅんさいをあしらい、お出汁は絶品


「お造り」まぐろとヒラメ、ヒラメの弾力感と繊細な味わいが


「炊き合わせ」たけのこ、厚揚げ、スナップエンドウと?


「揚げ物」シラウオと野菜のかき揚げ


「酢の物」蟹身と・・・


「鯛の炊き込みご飯」「糊の味噌汁」と香物
ご飯のお代わりもおねがいしました。


「デザート」はスイカとスムージーのゼリー
 

お酒は、お友達の旦那様によると、初めてリニューアル?
食事の邪魔をしない日本酒を選ばれておられるとの事、
一つ取り下げ、新たに三種類入ったそうで、その中から
奈良三輪の今西酒造「三諸杉」純米吟醸
爽やかさと甘さのなかにクリアな旨みと綺麗な酸味が、

もう一つは奈良吉野の美吉野醸造「蔵王桜」純米吟醸酒で、
柔らかな口当たりとキレの良い酸が、最初はあれっとなるが、
ぐいぐいと進み食事にあうお酒にと


一時間半、ゆっくりと愉しめ満足、お腹が御馳走様。
2017年もミュシュラン一つ星、接客がという声もあるなか
だけど寡黙な御主人、最後はお見送りまで、

又寄せてもらいます。

昼からの自宅稽古が終わり、ほっとすると・・・
ホトトギスの声、夕方の今は「特許許可局」と。

駅弁ならぬ「速弁」

2018-04-10 17:03:40 | グルメ
今日は陽が射し風もなく22℃と久しぶり?と思える暖かさで
15時
どこかに行きたくなりますね。今日は「女性の日」ですが、
「駅弁の日」なんですが、「弁当」の「とう」から10日、
さらにアラビア数字の「4」と漢数字の「十」を合成すると
」に見える?、こじ付け過ぎで滑稽

学生時代の帰省は国鉄大阪駅11番線から『雷鳥』に乗り4時間
その頃は食堂車もあり、駅弁も売りに来ましたが、
返り賃だけで精一杯・・・
帰りは富山名物の駅弁『ますのすし』を持たせてくれました。

その富山、春休みで帰省したおり、春の名物の『ほたるいか』
でも海が荒れ、仲買さんで1kg7000円とすごい高値に手がでず、
近所のスーパーでは、なんと兵庫県産が、エッ!、
一匹でも口に入れないで帰るわけにはということで、
三男坊夫婦と一緒に廻る鮨『すし玉』掛尾店へ
11時開店なので同時に到着すると、並ばれたお客さんが外まで

結局、30分ほど待ちましたがお腹も空いて丁度良かった。
富山の地物三種等30分程で満腹、
 
お目当てのホタルイカの握りも二貫だけですが、
やはりホタルイカの足だけ、生姜醤油で口いっぱい食べたい!
ゴールデンウィークにでも、間に合えば・・・

帰り昔は雷鳥で4時間、サンダーバードになり3時間強、
そして今は車で殆ど高速道ですが同じ時間で帰れます。
夜になると齢のせいか見にくくなり、今は日中の旅立ち、
二人だけですもの、急ぐことはないですね。

長いトンネルを抜けた直後、久しぶりの『杉津PA上り』へ。
旧北陸本線杉津駅跡(展示)に建ち、大正天皇がお召列車で
通過されたおり、絶景に見とれて発車を遅らせられたと
いう逸話が・・・
 
下りの方が海が真下に見れ、夕陽の絶景ポイントののですが、
この上りでも見ることが出来ました。そしてお腹も・・・
駅弁ならぬ『速弁』ソースかつ丼


なお芭蕉の句碑が
名月や 北国日和 定なき
 
仲秋の名月の一日前の句だそうです。

飛行機が夕暮れの空に。『空弁』を食べられているのかも。

河豚のフルコースを

2018-03-08 13:35:00 | グルメ
昨日と一転して8℃の暖かな朝、昼からは大きな傘が必要らしく
雲の動きが急、明日も雨模様の一日になりますが、週末からは
晴れの日が続き、四月中頃の気候になるらしいと・・・。

昨日はフランスの作曲家モーリス・ラヴェルの誕生日でしたね。
有名なバレエ音楽「Boléroボレロ」は同じリズムの中で、二つ
のメロディーが繰り返され、色彩豊かな作品になります。

関西の鍋の中でも味わい豊かな食材の王様は『ふぐ』ですが、
昨年同様、西ノ京界隈の閑静な住宅地にある一軒家のお店に、
11月に予約を入れると、”土曜日でしたら3月3日が”と
忘年会か新年会のつもりでしたのに・・・。
夕暮れ時、昨年同様に三椏の花が咲き始めた玄関先、入ると
河豚の絵が迎え入れてくれました。

座敷の中に、桃の節句ですからお雛様とお雛様の軸が
  
床には、平城旧跡の瓦、花にもどこかの軒瓦が
  
鴨居にも備中神楽と


河豚のフルコース、下関の唐戸市場直送の3Kgのトラフグ
・湯引き

・てっさ(ふぐ刺し)薄切りが通常ですが、これだけ厚身があり
 弾力性が、でもしゃぶしゃぶにした方が甘味がより増すかも。
 
ひれ酒、独特のコクと風味があります。
 
・てっちり(ふぐ鍋のこと)
4人前
・白子、醤油焼と塩焼き

・から揚げ

・雑炊、〆はこれに限ります。
 

芳名帳が差し出されました。めくりますと、
「志あらたに 友に会う・・・」素晴らしい言葉が添えられ
私にはこのような良い言葉が出てきませんが・・・
今年もおいしいフグに出会えた倖せかみしめ御馳走様です
と書き添えました。
味わい豊かな魚、フグはいくら食べても食べられるのですが、
お鍋の材料、ふぐの身もたくさん残っており、
今年も手土産にしてくださいました。
翌日のお鍋、長男家族も雑炊まで頂き、満足、満足。

戊戌(つちのえいぬ)のお節は

2018-01-02 11:59:21 | グルメ
丁酉(ひのととり)から戊戌(つちのえいぬ)へバトンタッチ
年明けの夜は恒例だった孫の年越しのお泊りも異変が。
我が家に居候している初孫も中学生、未明まで起きて好きな
TVをみたいと言って親と一緒に午後10時過ぎに帰りました。
チビ達が煩しいのでしょうが、本当は親に甘えたいのかも?

今日二日はスーパームーン、最大になるのは午前11時24分頃、
昼間ですので見えず、夕方には東の空に大きく見られると。
『冴えひかる冬満月に願いけり』
               愚句
奈良は雲の間から陽が射し込み二人だけで、お昼はのんびりと
年賀状のチェックに。新年の朝やって来た三男坊家族も今日は
実家へと年賀のあいさつに伺っており、二人だけ。
でも昼からは予約した福袋を買い求めに出かけます。帰って
二人だけでは食べきれないほどのお節が残っています。

出来上がったお節は大晦日の8時まで掛りましたが、
出来上がったお重を見て幸せ、出来栄えも、味付けも完璧!
来週の初釜に向け、手慣らしになりました。
【一の重】は、かずのこ、黒豆、くわい、ごまめ、いくら、
昆布巻き、酢たこ、紅白かまぼこ等を
一の重

【二の重】はお肉で、牛たたき、人参ごぼうの肉巻きがメイン

二の重

【三の重】は、えび、つくねがメインで、すすたけ等を飾に
三の重

【四の重】は、栗きんとん、紅白なます、たたき牛蒡と伊達巻
四の重

【五の重】は筑前煮で、たけのこ、小芋、蒟蒻、牛蒡、蓮根、
椎茸、梅人参とさやえんどう等
五の重

【タイの塩焼き】塩レモンで一晩漬けて、朝一で焼き上げ、
仏前にお供えして、美味しい間に半身は頂くことに。
なお残る半身は、タイ飯を作って夕飯に頂いております。


元旦、10時過ぎに孫6人含め総勢14名で新春の祝いの宴です。



ブリの照り焼き、鯛の昆布締めとお雑煮を各人に
このお雑煮に活け車海老を奮発すると、

海老を食べるのがいやと言っていた孫も、その美味しさに
一人でお節の海老も含めて5尾も。その笑顔で癒されますね。

先月の旅・松濤館の夕食は手長海老を

2017-12-14 16:16:56 | グルメ
昨晩から今晩にかけ三大流星群の一つ「ふたご座流星群」が
全天で観察されるピークになるそうで、30年ほど前、近所の
空き地で寝そべり東の空を子供たちを起して”願い事を3回”
と言って眺めていた記憶が甦ります。「しし座流星群」かな。
でもずっと空いていたこの空地も建設中で、思い出の場所も
無くなりますが、天空には同じように星が瞬き、今晩は
ふたご座流星群でも、天候が心配ですが晴れ時々曇りの予報
PM9時には寝床に入る相方を起して・・・無理でしょうね。
16時

無理と言えば11月の富士山を眺める旅行、二泊目の伊豆の
三津浜「松濤館」からは富士山は無理でした。
昨年夏の旅行に予定していた旅館で、台風でキャンセル
リベンジもあり、富士山も眺められることでネット予約を。
島との間に浮かぶ富士山の予定が、午後からの雲で
叶いませんでした。残念

でもウエルカムドリンクで嬉しいことに男性は生ビール、
女性は?
まずは温泉、伊豆長岡温泉のお湯を運んでおられるようで、
最上階に露天風呂もあり美肌の湯のきれいなお湯でした。

館内にはフロントも含めいたるところに有名画家の絵などが

もちろん、食事処にも河合玉堂さんや横山大観さんの絵など
古くから投宿されていたからでしょうか?。
玉堂 大観

夕食は駿河湾産手長海老のお造り付きプラン
・ずわい蟹:醤油と山山葵
・柿の白和え:赤蒟蒻、しめじ
 法蓮草菊花浸し
 秋刀魚寿司
 地栗ブランデー煮
 石垣芋
 茶蕎麦


・清汁仕立
  :かますはんぺん、松茸、若布蕪、紅葉人参、柚子


・お酒は男性は日本酒の地酒五種、女性はビールで
 一番おいしかった大吟醸を一本買って帰りました。


・造り:駿河湾産手長海老と季節の鮮魚・盛り合わせ
    あしらい 山葵
 
*手長海老はアカザエビのことで、海生のザリガニ、
 伊豆駿河湾の深海200~ 400m程で期間限定の底引き網漁
 にて水揚げされます。 イタリア語でスカンピ、フランス語で
 ラングスティーヌと言い、非常に旨み・甘みが強く、大変
 美味かったですが、残った頭からの出汁は少ないそうです。

・蛸しゃぶしゃぶ(水ダコ):いろいろ野菜、ぽん酢、薬味 

・金目鯛塩麹焼き、はじかみ、牡蠣ぐらたん(浜名湖産)
 金目はご当地で、麹がまた良い仕事をしておりました。


・秋大根のあんかけなど(*忘れました)


・栗御飯、赤出汁、香の物


・季節の水菓子、渥美半島のメロンと・・

洗練された味付けで中谷岳史料理長に感謝!

最後にほうじ茶を頂きましたが、さすが茶の静岡
部屋の煎茶も美味しいこと。
もう一度温泉に入り、足を揉み揉み、
登山による脚の痛みが薄れ、眠りの世界に。

MOA美術館の茶の庭で特製点心とお抹茶を

2017-11-30 15:51:11 | グルメ
霜月の晦日、二の酉の日や「老いらくの恋」の日とされ
元となった歌人の川田順さん、辻井喬『虹の岬』でも
読んでみましょうか。
ここ奈良の朝、霧に霞んでおり最低気温は10.7℃で
厚い雲に覆われた一日になりました。

先日の旅で訪れたMOA美術館、「茶の庭」で頂いた
点心とお抹茶を紹介します。
10日にMOA美術館に到着したのが午後1時、チケット売り場では
30食限定の千宗屋監修特製点心、抹茶券と入館料が含まれる
特別セット券4200円がまだ販売中で、長いエスカレーターを乗り
継ぎ、紅葉が始まった「茶の庭」へと。
元三井家別邸城山荘から移築された唐門をくぐり、
  
「花の茶屋」へ
  
中から望む庭には、縁台に毛氈と大傘が
 外からの庭
茶室がしつらえられております。
軸は「満林花(マンリンカ)」武者小路千家十三代 有隣斎宗守

さあ早く千宗屋監修特製点心を頂きましょう。
地産地消、オーガニック野菜を中心に調理した点心で、
きれいなモミジも飾られています。
   
柚子の効いたお吸い物も
 
お腹がいっぱいになり、お抹茶は特別展を鑑賞後に、
これで、奈良慈光院にあった片桐門から入る特別公開中の
茶室「樵亭」、岡山・伊木忠澄の「大爐の間」が移築され
「樵蒔絵硯箱」伝 本阿弥光悦(重文)の蓋表にある樵夫と
同様の図案にちなんで名付けられたと。
 HPより
3時までの公開時間に間に合わず、残念でした。
  

そして、お抹茶を頂きに、茶室 「一白庵」へ
江守奈比古氏設計の銅板で葺かれた数奇屋建築です。
  
内は書院づくりの大広間,7畳の広間,3畳の小間,立礼席が

しつらえの会記には
床  沢庵宗彭 墨蹟一行 『打地一聲(だちいっせい)』
 意味は禅語辞典に記載がなく、調べても・・・

花入 砧青磁 鳳凰耳  龍泉窯



脇  茶経 
   紅紫釉 三足香炉
   粉彩花卉山水文硯屏(けんびょう)景徳鎮窯


釜  霰真形(あられしんなり)長野裕 造

水指 乾山 色絵唐花文


立礼席で、抹茶を点てもらえるかも・・・もう終わりで
軸は「寿老人図」狩野尚信筆に
 寿老人図
 
茶の庭の紅葉をイメージされた「龍田川羊羹」と
自然農法の茶葉での抹茶で一服
 
相模湾と紅葉を眺め、茶道具を楽しみながらに一時、
旅に出られるのは本当に有難いことですね。

兵庫陶芸美術館内「虚空蔵」の生パスタ

2017-11-15 16:53:56 | グルメ
11月は別名「食物月(おしものづき)」でしたね。
有馬温泉からの帰り、紅葉した丹波の山々に囲まれた
丹波焼(立杭焼)「兵庫陶芸美術館」へ寄り道して
「今右衛門の色鍋島」展の素晴らしさに・・・、
言葉は出ませんが、お昼過ぎお腹は、待ってくれません。
前回同様「美食台所 みやま」まで待てません!
エントランス棟二階にある「虚空蔵」は手づくりケーキと
  
生パスタで美味しかったと友人の話を思い出し訪れると
平日なのに、空席が少なくびっくり!
広い展望デッキ側の席からは、和田寺山(わでんじさん)を
背景に、立ち並ぶ丹波焼窯元群の全景が見られました。
 
オーダーしたのは「虚空蔵ランチ」1700円を

Ⅰ.本日の前菜は、自前の畑で採れた無農薬の野菜

Ⅱ.厚切りトーストは、はちみつメープル、バター
  明太子マヨネーズから明太子をチョイスし  

Ⅲ.生パスタは、
 •シーフード(エビ、イカ、タコ)のトマトソース
 •野菜とベーコンのクリームソース
 •若鶏ときのこの和風ソース
 •ミートソースのボロネーゼ
シーフードをチョイスすると、90gでやや少ない目も
もっちりとした食感が特徴的で、癖になりますね。


Ⅳ.デザートは手づくりケーキや季節(栗)のアイスなど
可愛く4種盛りされておりました。


Ⅴ.ソフトドリンクは寝てはいけないので、コーヒーに


流石、丹波焼の里、使われているお皿やカップにも気配りが
見た目もきれいで、どこの?と聞きたかったのですが・・・

もう少し散策していると、南隅に茶室『玄庵』との案内が
   
8畳の茶室と立礼席を備えられているそうです。
ゆったりした小春日和の昼下がり、本当に眠くなります。
でも帰り道、黒豆の枝豆を買い求めると、丹波栗が1ネット
”最後の丹波栗1Kg2500円を1500円にするよ”の声でget
次の日、500gでも大変でしたのに1Kgの栗、蒸して一個
一個割り中身を出すのですが、なかなか減らず、
相方も手伝ってくれ、おいしい栗きんとんに変身、
すぐ速冷凍庫へ、いつの日かお楽しみに。