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なんとお稽古で川端道喜さんの唐衣を頂きました。
15個しか手に入らなかったそうで、
お値段は800円だそうです。
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私が作り、今回の茶事にてお出しした唐衣より、餡が多く、
それは、それはおいしかったです。
なお通常の主菓子は樫屋の青柳?(白い薯蕷饅頭に一部を青緑で)
これもおいしくいただいております。
川端道喜さんについて樫屋の粽で、少し触れていましたが、
なぜこれぼどまでに名前が前に出た菓匠さんなのでしょうか。
京都北山にあるそうで、京都コンサートホールのついでにも
あっ、食べログでは・・・必ず事前予約されるのが無難ですね。
【道喜粽】として有名で、おそらく500年以上の長きにわたって作り続けておられ、
京都でももっとも由緒ある菓匠のひとつですね。正しくは「御粽司・川端道喜」
と称されており、「御」の字は御所に由来するそうです。室町時代、もしくはそれ以前から、
御所出入りの菓匠であっただけでなく、朝廷が衰微した時代にはなんと
「御朝物」と呼ばれる朝食がわりの餅を献上されております。
東京遷都の前日まで続いていたことが、同家に伝わる100点以上の古文書類に記されており、
京都の文化いや歴史そのものをいまに伝える家のひとつですね。