茶の袋物には
『仕覆(服)』、『茶杓入れ』、『懐紙入れ』、『数寄屋袋』、『楊枝入れ』
などがあり、随分前になりますが茶碗と茶入れの仕覆を作りたいと
こんな本を購入しました。
『手作りを楽しむ茶の袋物』大澤和子 小林実千世 淡交社1997年
作ってみましたが・・・
仕上がりがもう一つで・・・手作り仕服は断念
今回、埃の被った本を思い出し
「二つ折りの楊枝入れ」ならば作れるのではと、
麻の端切れ(表地・裏地)があったので
端切れ意外に和紙5✖35㎝、表芯紙13✖12㎝、裏芯紙12✖11㎝
その他は糊、接着剤、糊ベラ、目打ち、物差し、はさみを用意し
P73.74に従い、作ってみましたどうでしょう?
お稽古に来てくださる方々に使ってもらえたらと
こんなにたくさん作りました。夏にピッタリでしょう
因みにいつも『仕服』と書いていましたがこの本は『仕覆』と
なっているので今までずっと間違った字を書いていたのでは?
と不安になり調べてみましたら、
【仕覆とは茶入れ、薄茶器、茶碗などの道具類を入れる袋で『仕服』とも書く】
とありほっといたしました
昨日は「四ヶ伝」のお稽古
風炉になって初めての『盆点』
盆付の唐物茶入れに真の茶杓
水指は曲げ、茶碗は楽
お菓子は水菓子を入れ三種
しどろもどろのお稽古でしたができる事が し・あ・わ・せ