気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

弥生3月大炉を終い、釣り釜に

2024-03-21 23:35:01 | お稽古
毎朝、窓を開け鳥のさえずりを聞いてみますが
なかなか鶯の声は聞こえず
夫は、初鳴きは二月の終わりにと
私は三月中旬やっと鶯の声が聞こえほっとしました
というのも去年
地域の公園や雑木林の木が整理され
鶯の宿が少なくなっているようで心配してました

さて三月最初のお稽古は四ヶ伝の盆点
お蔭様で釣り釜にしなくっても大丈夫
軸は『春嬉』
主菓子は『雪間草』白餡は緑草、ゆり根餡が雪
  

干菓子はお雛様の和三盆にジャンボレモンのピール
  

ピールになった柑橘類は頂き物の
ジャンボレモン、ポンカン、ブンタンやハッサク
  

それでこんなピールも作りました
ホワイトチョコとダークチョコでコーテイング
  

釣り釜は炭手前が面白い
鎖の小上げ、大上げ、大下げ、小下げがあり
大きな鐶に弦
五徳がいらないので灰を撒くのがスム-ズです
なんといってもゆらゆら揺れるのがいい
春風のせいではなく
湯がぐつぐつ沸くと揺れるようですが
春風が家の中までやってきているようですね
釣り釜の炭手前好きです
  

三月に入ってこんな主菓子もつくりました
お雛様のお菓子『引千切(ひちぎり)』
蓬を摘んでこなしを作り上にきんとん餡をのせて
  

東大寺お水取りの『のりこぼし』
   
本物の糊こぼし
  

お彼岸の『牡丹餅』
  
暑さ寒さも彼岸まで
彼岸が明けたらこの寒さも和らぐでしょうね