奈良も梅雨に入り
我が家の庭にも夏の花が色々咲き出しました
山紫陽花、蛍袋、水引、撫子、縞葦、破れ傘
半夏生、蓼、藪茗荷・・・宗旦むくげ
花入れは『桂籠』
京都の桂川において、漁師が腰につけている魚籠を見た
利休居士がそれを花入れとして用いたという逸話は有名です
東大寺・大仏蛍(ゲンジボタル)も、姿をみせたようです
お稽古は洗い茶巾で涼を感じていただきましょう
主菓子は『紫陽花金団』『水無月』も作りました
6月30日「夏越しの祓い」
近くの神社で夏越しの払いをしている神社は
春日大社、漢国神社、率川神社、御霊神社・・・と
あっちこっちでされていますが
茅の輪くぐりがあるのは
春日さんと率川神社だけのようです
春日大社は30日15時から2時間(二之鳥居横の祓戸神社にて執行)
唯一「率川神社」のみが6月22日~7月8日まで設置されているようです
『茅の輪』は三度くぐり、お参りします
率川神社
是非ともお参りして過ぎ去った半年の身に溜まった
穢れを落とし、これから半年の息災を祈願しなくては・・・
因みに、唱え詞は
一度目は
『水無月の夏越の祓ひする人は千歳の命延ぶといふなり』
二度目は
『思ふことみなつきねとて麻の葉を切りに切りても祓へつるかな』
三度目は
『宮川の清き流れに禊せば祈れることの叶わぬはなし』