気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

葉月最後のお稽古は盆点に

2018-08-31 09:27:56 | お稽古
処暑も過ぎ、72候では『天地始粛(てんちはじめてさむし)』と
暦の上では涼しくなっていい頃ですのに、西日本では
まだまだ蒸し暑い日本の夏が続いております。でも予報によると
この暑さも明日までで、週末は秋雨前線が南下し雨が・・・。
ところが来週はまた台風、台風21号の動きが気になりますね。

この28日(火)残暑厳しいなか、昼過ぎから葉月最後のお稽古、
 

ところが三時頃にバケツをひっくり返したような土砂降りの雨、
てっきり涼しくなるのではと思いきや、熱湯が降ったかと思える
ぐらい、あっという間に蒸発、これにより一層蒸し暑さが増すも
この蒸し暑さに負けず、頑張って『盆点』のお稽古を最後まで。
 

今回は「盆付唐物茶入れ」のお点前です。
真の真の帛紗捌きと真の行の帛紗捌き、
茶入れの清めは、『唐物』と一緒で、
新しくは、盆の清めと真の茶杓の清め方に。


菓子は胡桃最中(柴舟小出・金沢)、無花果に、朝から造ったのは、
飛鳥天極テラスで買い求めた吉野本葛(井上天極堂)1Kgを
使った葛茶巾絞りで「山雲」になります。
 

今まで用いた本葛粉秋月とは弾力性が違うように・・・。
これから皆様にも味わっていただけます。
それより勝るものは、月一回のこのお稽古、
疲れますが、稽古できる嬉しさが・・・。

なお、飛鳥天極テラスへはTV秘密のケンミンSHOW
紹介されており、先日の墓参りの帰り道、
孫に葛を使ったスイーツを食べさせたくて伺いました。
 

葛もこんなふうに売り場に。
   



玄関はもう秋の装いに

2018-08-29 19:46:48 | しつらえ
昨日、まだまだ残暑が厳しい昼過ぎからの自宅稽古は葉月最後、
玄関のしつらえを、足元まで来ている秋に先んじて・・・。
実は秋を運ぶ秋雨前線がこの週末南下してくれそうで、少しは。

3年ぶりに色紙は飯田蛇笏の句
高波に かくるる秋の つばめかな
            深田 妙書


ツバメは4月下旬頃から日本に飛来、二回子育てをして、
ご近所宅5/15 6/19

イメージとしては10月頃の秋になれば越冬のために南へ戻ると。
でも最近あまり飛ぶ姿を見なくなりましたね。
実は、7月後半から10月にかけて親鳥から先に南へ帰るらしい。

花は木槿に、「」を


一番暑い時間帯、玄関も暑いですが秋の気配を感じて頂けたかな。

末富さんの『濤声』に感動し作ってみました葛の茶巾絞り

2018-08-27 09:29:42 | 主菓子とお干菓子
先日の事、末富さんでいただいた『濤声(とうせい)』は、
海の色に染めた色鮮やかな葛に、
ゆり根の鱗片を浮かべた葛の茶巾絞りです。
『濤声』は波の音の意。

東山魁夷画伯の 「唐招提寺」御影堂の障壁画
構想から完成までに10年を要され、襖絵と床の壁面全68面のうち
唐招提寺を開いた鑑真和上が苦難の末、海を渡って訪れられた
日本の自然美を鮮やかなブル-で表現した障壁画の「濤声」、
能登の海をイメージされ描かれたとも。
1975年「濤声」の一部

これを末富さんが、お菓子にされたもの。

京都・末富富蔵の京菓子読本、暮らしの設計196,1990年,p76

『濤声』でお薄一服出していただいた
末富さんに感謝。

それ以上に「お菓子作りと暑気払い」
この日を用意してくださった
先生に感謝あるのみです。

この感動を忘れないうちにと作ってみました「葛の茶巾絞り」
  

流石に『濤声』のブルーは、私には無理ですので・・・
自宅稽古の朝、造ったのは透明な葛に小さい黒豆甘納豆を入れて
墨一色で描かれたもうひとつの障壁画
山雲』と名付けてお出しすると、
”とても上等なお菓子で美味しいです”と喜んでくださいました。

付記)「唐招提寺への道」東山魁夷著では次のように
”鑑真和上が、度重なる苦難を超えて日本へ渡航されたのは、
 日本の国土の美に憧れられていたとも考えられる。しかし、
 残念なことに上陸されたときは、既に盲目となられていた
 ことを思うと、日本の国土の象徴である山と海を描くことも
 意義があると考えた。千二百年の歳月を経て、なおも、
 生前のお姿そのままの尊像の坐す堂内に、このテーマによる
 障壁画を描くことは、永久に行き続けていられるに違いない
 和上の御心に叶うことができるかも知れないと思った。”と

「雲生山有衣」の掛る小山園

2018-08-23 13:05:30 | 散策
この夕方から台風20号がやってくるので、朝から出かけた
京都市内から早々に帰ってまいりました。
通過しても豪雨との予想、大事になりませぬように。

この火曜日、お稽古もなく、友人と一緒に抹茶を買いに伺う予定が
来られなくなり、だらだらしているともうお昼。
やはり出かけなくてはと、いつもの宇治『丸久小山園』さんに。

入り口を入ると、硝子越しの和室に、曼荼羅が
  

床には、軸が掛っています。


販売所に入り、床をみますと、鉄瓶からの湯気の向こうに
 

雲生山有衣
南禅寺管長 柴山全慶老師書


「月落潭無影 雲生山有衣」(人天眼目 巻4)より
読みは、「月落ちて潭に影なし 雲生じて山に衣あり」
月が沈むと渕には影が映らず、雲が出ると山は衣を着たようである

その他には「茶 養生仙薬」、「おかげさま・於可希左満」も 
  

立秋すぎて菓子「観世水」の銘は『解夏』

2018-08-22 06:50:30 | 主菓子とお干菓子

先日のお稽古の中で、茶杓の銘に「げげ」とおっしゃった方が
「げげ」って何でしょうとお聞きすると
茶道手帳に『解夏』(げげ)とありましたと、

夏が解けるとは、素敵な比喩ですが、
音で聞くと「げげ」とはなんか耳ざわり
でも『夏解ける』っていいですね。
夏の暑さから解放されるという事ですかね。


そこで『解夏』とは何ぞやと調べてみますと
 仏教の僧が夏に行う安居という修行が終わる時をいう。
 対語は結夏(修行が始まる時)。

因みに『解夏』(げげ)は、2002年に刊行されたさだまさし著の
短編小説集、またその表題作でもありました。
表題作「解夏」は2004年に映画化、テレビドラマ化もされており、
その中で失明を告知をされた主人公が、故郷で出会った老人から
「解夏とは、失明する恐怖と闘うあなたにとって、
      失明すると同時にその恐怖から解放される日」
であると言葉をもらい・・・・心の自由を得る?
 
ウイキペディアからの一部引用でありますが
『解夏』にはこんなに深い意味がありましたね。
茶杓の銘として『解夏』を選びお勉強してくださった○○さんに
感謝、呉音の『げげ』という響きも好きになりました。

このお菓子の銘は『解夏』にいたしましょう。

蒙霧升降の日は点茶盤で

2018-08-21 10:40:06 | お稽古
七十二候(立秋末候)では蒙霧升降(ふかききりまとう)の今、
森や水辺に白く深い霧がたちこめる頃と言うことです。
確かにここ数日朝夕ひんやりとした空気が心地よく
庭に出るのも楽しくなります。
でも夏少なかった蚊が出てきて困り者。
8/18,AM5:30

昨日は自宅稽古日で、駅から歩いてお稽古に来る方は
「公園を歩くのが気持ちよく、ゆっくりし過ぎて遅れて・・・」
とおっしゃる顔は、とても良いお顔で話されていましたが、
この気候もこの日の朝までで、
昼前からW台風(19・20号)の影響で、湿度が高くなり、
酷暑がぶり返したようなうだる暑さになりました。
予報では厳しい残暑になるとのこと。
気をひきしめなければなりません。

お稽古は「点茶盤」、準備をはじめました。
  

釣瓶の水指と「火舎」の蓋置、平棗を出しておきました。
薄茶のお稽古の方々はスム-ズに進み
お濃茶をするのであれば「名水点」にしましょうと
始め、名水の挨拶の後、道具展開していくうちに
お点前が進んでしまい、もうお茶が入っておりました。
私のうっかりで、名水をいただく過程がすっかり抜け、
もう取返しは、できません。夏バテ?

ということで、今日はいつもの濃茶点前に・・・・
次回のお稽古こそは、「名水点」をきっちりいたしましょうね。

旧暦の七夕は山城森林公園で

2018-08-19 12:00:19 | 散策
長男・次男ファミリ-が木津川市『山城森林公園』の
バンガロ-に一泊して川遊びとバ-ベキュ-に行く計画を
小耳にはさみ是非行ってみたいと思い、夕方よりハーゲンダッツ
アイスクリ-ムとお肉の差し入れを持って、おじゃま虫に。
国道より、村を過ぎ15分ほど、うねうねした道を往くと
小川沿いに駐車可をしめす白線が・・・そして受付に。
団体専用宿舎、ログハウス、バンガローそしてキャンプ場が
小川に沿いありました。

バンガローにはロフトと木製の二段ベッドが置かれ、トイレや
小さいキッチンに、冷蔵庫、さらにエアコンまでもが設置された
快適なバンガロ-で、30年前とは隔世の感があります。


駐車されていた車、関東からの他府県ナンバ-も、一週間以上の
長期滞在者もおられるらしく、キャンプブーム再来なのでしょう。
夕暮れで、飛行機雲がたなびき、もうすでに第一弾のBBQが済み、
大人はお酒も入り、ご満悦


孫達にはデザートのアイスクリームは大好評!
 

持ってきた肉を焼き、BBQも美味しくいただきました。

空にはこの日は三日月のはずなのですが、星がとてもきれいに。
先日、新月のおりに見たペルセウス座からの流れ星も、まだまだ
見れるかもしれないと天空を見るも、谷間の樹木が遮ります。
思いだしたこと”今日は旧暦の七夕の8月17日ですよ”と口に

新暦の七夕では分厚い雲で見えなかった「織姫星」と「彦星」、
午後8時頃には、白鳥座の「デネブ」、こと座の「ベガ」、
わし座の「アルタイル」、夏の大三角形が天空に輝いており、
日本で言うと「ベガ」が織女星の織姫星、
「アルタイル」が牽牛星の彦星にあたりますね。

肌寒くなったと思うともう8時半過ぎ、
孫達は、もう花火を、でもあっという間に。


寒くなったのか、入ったバンガローの中から音が・・・
お邪魔虫もそろそろ、いとまを。
帰り道南に月が輝いていました。

昨晩は五山の送り火

2018-08-17 15:00:27 | 日記
奈良では盆の中日15日に、戦没者慰霊と世界平和を祈り、
高円山で『なら大文字送り火』が行われ、遠く自宅から
燃え盛る108つの炎を観ますと自然と頭が下がりました。
  

京都では盆明けの昨晩16日に『五山の送り火』でしたね。
起源は、足利8代将軍義政が、9代義尚が若くして亡くなり、
その冥福を祈るために始められたともされますが(諸説あり)、
義政により東山文化が花開き、寵愛のお道具類は「大名物」ほぼ
同意の「東山御物」で、山上宗二記(やまのうえそうじき)では
三日月の茶壺、松島の茶壺、四十石の茶壺、捨子の茶壺、
橋立の茶壺、付藻茄子茶入などの陶磁器をいう。

8時に、東山・如意ケ嶽の「大文字」、火床は75か所
   ウェザーニュースより 
大の字の交差する火床になります。
  2016.10

8時5分に、松ケ崎西山・東山の「」103か所「」63か所
8時10分に、西賀茂船山の「船形」火床は79か所
8時15分に、大北山の「左大文字」火床は53ヶ所
8時20分に、上嵯峨仙翁寺山の「鳥居形」108か所
京都市観光協会より

京の夏の風物詩の一つも、今年も京都人でなくともBSでの
生中継、午後8時リアルタイムで五山の送り火が見られました。

多くの人達が力を合わせて大きな火文字を作り
お盆にお迎えした先祖の精霊を送るのですね。
生活に追われがちな私達でありますが、
お盆の行事のお蔭様で故人を思い
生かされていることに感謝することができます。

我が家は、盆明けでお供えを下ろして
夕飯にいただきました。

ぽっかり空いた15日に行ってきました中之島香雪美術館

2018-08-16 15:22:50 | 美術館・博物館
孫を見る予定だった15日、
予定が11日に変更となり
お稽古と重なりバタバタと過ぎた11日
その後、お誕生日会やらお泊りやらで・・・


本日15日は、気が抜けたように予定なし、誰もいない一日に

これがチャンスと夫と二人で行ってきました
3月に開館された二館目となる『中之島香雪美術館』へ。
フェスティバルホールが入るビルは知っているのですが・・・


道を隔てた西側のフェスティバル・ウエスト4Fにあり、
硝子越しに再現された茶室「玄庵」が見えます。
     

9月2日までに迫った開設記念展『Ⅲ.茶の道にみちびかれ」で、


朝日新聞社の創業者村山龍平のコレクションで、
見てきましたよ、桃山時代の『桂籠花入
桂籠花入
正面から見たらシンメトリ-
横から見ると前壁が、なだらかに膨れている
何とも言えないカ-ブにうっとり
色はもちろん濃い飴色いいですね。

次に記憶に残ったのは、
野々村仁清の『諫鼓鳥香合
諫鼓鳥香合
江戸時代の物ですが、色鮮やかで
天子の誤りは見逃さないぞとばかりに
首がス-ッと伸びて気持ちの良い鶏さんでした。

それからうっとり眺めたのが茶杓で、三つ並んでおり、

室町時代、珠光の茶杓『茶瓢』
室町~桃山、紹鷗の茶杓 『節無し茶杓』
桃山時代、利休の茶杓 『中節、蟻腰』
利休の茶杓

概略を示しますと、
後期になり、総数103点(重文1点、重要美術品3点含む)
【プロローグ】
1.桂籠花入
【第一章】 村山龍平主催の第三回十八会(1902年)
3.五彩雲鶴文瓢形振出 景徳鎮窯 明17世紀
4.耳付花入「慶雲」 伊賀 17世紀
10.彫三島茶碗「朝霧」朝鮮 17世紀
22.独楽煙草入 中国・東アジア 16―17世紀
独楽煙草入

23.六遠図・試錐図巻 池大雅
24.山家寒月図 長沢芦雪 18世紀
山家寒月図

【第二章】 壬生光悦会(1922年)
26.日月図屏風 伝)本阿弥光悦 17世紀
27.阿弥陀堂釜 伝)与次郎 16―17世紀
33.青磁一葉香合 龍泉窯 17世紀
34.楽焼耳付水指「大名」 伝)楽道入 17世紀江戸時代
 
【別章】  村山収集の墨蹟と浮世絵    
40.尺牘 才長老宛 大慧宗杲 南宋12世紀 重文

【第三章】 玄庵残茶会
44.一重切花入 薮内剣仲 17世紀 桃山時代
47.ハンネラ建水 南蛮 17世紀 桃山時代
56.耳付花入「蝸牛」 備前 17世紀 江戸時代
64.黒楽茶碗「落葉」 楽一入 17世紀 江戸時代

【第四章】 「大正名器鑑」掲載の道具
68.肩衝茶入「堪忍」 瀬戸 17世紀 江戸時代 重要美術品
70.小川手茶入「ふる郷」 瀬戸 17世紀 江戸時代
71.耳付茶入「不聞猿(きかざる)」瀬戸 17世紀 江戸時代
73.黄天目 瀬戸・美濃 16世紀
黄天目

75.御本雲鶴筒茶碗 朝鮮 17-18世紀
御本雲鶴筒茶碗

【エピローグ】 村山龍平収集の茶道具 優品選
78.肩衝茶入「薬師院」 唐物 13-14世紀 
83.鬼桶水指「賤女」 信楽 16-17世紀
89.黒楽茶碗「古狐」 長次郎 16世紀
黒楽茶碗「古狐」

97.錆絵枯芦小禽図角皿 乾山・光琳 18世紀
102.祥瑞蜜柑香合 景徳鎮窯 17世紀

素晴らしいコレクションの数々、あっという間に時間が過ぎます。
部屋全体の照明が落とされており、照明にもう一つ工夫が、
展示品の高さが中途半端で腰をかがめることが多く感じられた。

出口に国指定重要文化財「旧村山家住宅」に建つ茶室「玄庵」が
再現されており、写真はここだけ可となります。
  

ウキウキ気分がそうさせたのか、帰りに、
渡辺橋をわたり「堂島ロ-ル」を買っていました。
  

子供たちにも連絡をいれると、嬉しそうに取りに来てくれました。
そして奈良の今夜は「なら大文字送り火」午後8時になると
戦没者慰霊と世界平和を祈り、高円山に火が入りました。
火床の数は人間の煩悩と同じく108つあり、日本第二位の大きさで
第一画目が109m、第二画目が164m、第三画目が128mと。

自然に手が合わさりました。合掌

充実した一日が終わりました。

葉月は逆勝手のお稽古を

2018-08-14 11:57:38 | お稽古
お盆ですので、今年も床に朝鮮槇をしつらえております。


先日、奈良市内までお稽古に伺った時の奈良市内

JR奈良駅はインバウンド客でいっぱいなのに・・・
JR奈良駅前の交差点、暑さで観光客はまばら・・・


それでも正面に御蓋山を眺めながら三条通も中程まで来ますと
やはり、外国人の方が沢山おられますね。


蝉しぐれの奈良公園をかすめて伺った大先生のお稽古は『逆勝手』に、
夏バテぎみの私達ですが、
一時も気を抜けないのが『逆勝手』のお点前ですから。
・・・
初炭、濃茶、薄茶、その後濃茶付花月、平花月と
すべて逆勝手でのお稽古で
暑さも吹き飛ぶ緊張感に、
幾分頭が活性化された感じで・・・、
ボケ防止にはとても良いようですね。

お点前で大切な事は
 ・位置の決定
 ・順序
 ・円滑な動作
 ・姿勢
 ・働き
と教えていただきました。

逆勝手でもこれだけの事が滞りなくできたら
本物ですよね。

今月は、皆様自宅稽古でも『逆勝手』です。
もう数人の方々には逆勝手をしていただきましたが、
自宅のしつらえ

皆さん大変ですよ。
いいえ、教える方がもっと大変なのが・・・わかりました。
大先生のご苦労をお察しします。
初心に帰り、逆勝手でも自然に点前ができるように、
日々精進あるのみです。