『日本は入り口から桜かな』小林一茶
日本は何処へ行ってもお花見ができる
幸せな季節ですね
利休忌に間に合わずだった「利休梅」も満開に
山帰来(サルトリイバラ)も花を咲かせて
そして「白山吹・シロヤマブキ」も一輪咲けば
「宝鐸草・ホウチャクソウ」も新芽を出し
この暖かさであっという間に大きくなり
花茎が伸びて花が咲きだしそう
小庭では縞葦、蛍袋、杜鵑が雑草のように一面に広がり
よく見るとタンポポ、スベリヒユ、オオイヌノフグリ
カタバミ、エノコログサなどなどが混じり
大変な事になりそう
小さいうちに草取りを頑張らねば・・・
今日の軸は『花を弄すれば香衣に満つ』
唐代の詩人于良史作『春山夜月』の五言律詩より
『虚堂録』に引かれ
本来は春の夜の優雅さを詠じた句で・・・
掬水月在手(水を掬すれば月手に在り)
弄花香満衣(花を弄すれば香衣に満つ)
意味は、ふと水鉢の水を両手で掬うと
両手の掌の中に鮮やかに月が映っているではないか
行きずりの道の傍に咲く花が美しいのでちょっと戯れると
その香りが衣に移って
いつまでもいつまでも花の香りを楽しむことができる
このことから〝人もよき友、よき環境の中に身を置いていれば
いつの間にかよくなるものだ〝
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