気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

「続・茶の湯の手紙」を手本に案内状を

2016-09-30 17:05:06 | 書籍
久しぶりに爽やかな晴天の朝を迎えました。
ですが昼からは曇天、夜には再び雨になるとの予報が、
まずは、溜まっていた家事を、特に晴れている間に
洗濯を済ませ、干さなければなりません。
それと半年前から教えていただいた
楽健寺酵母のパン作りもしなくては(後日紹介します)。
言い訳になりますが、天候が悪かったからなのですが、
一番の主因は、11月の茶事?に向け、
今月中に案内状を出さなけならなかったからです。
続・茶の湯の手紙」文例集(淡交社編集局編)を手本に

頭をひねり、捻りここ数日パソコンい向かっておりました。
慣れない下書きを完成させ、さらに先生にも目を
通していただいたうえ、昨日までに印刷も済ませており、
出来上がったばかりの案内状をポストに入れ、一安心。
そんなこんなで、家事が貯まっていました。
でも朝は朝で用事があり、昼からも自宅稽古が。
なんとか用事を済ませ、帰り着いたのは12時前、
なぜかしら相方は不機嫌、かまっている暇はありません。
まず発酵の終わったパン種を、20個位に丸めて、再発酵へ、
そして掃除、お花の準備になります。
長月の最終日で萩の花と思いきや、庭に出てみると
雨が続いているためか、残念なことに花目全てが虫に
花器には木槿と、水引と吾亦紅だけになりました。
 
吾亦紅はほんとに重宝させていただきましたが、
もう最後?。
鮮やかな赤紅がなく、枯れはじめも目立ちます。それより
吾亦紅 水引 
紫の木槿の向こう、ムラサキシキブの鮮やかな実が目に。
主役交代になるのでしょうか。
『雨後 あまだ 雲の たゆたふ 実むらさき』
                能村登四郎
 ムラサキシキブ
11月の予行演習で炭を熾すのを忘れるところです。
炭を熾し、湯も沸くころには約束の時間になり、
お稽古が始まりました。
稽古中に、不十分な点が出てきますが、時間がないそうです。
次週のお稽古の約束を済ますと、お帰りいただき、
私の後片付けもあり、一緒に片付けを済ませます。

それと、二次発酵後のパンも焼かなくては、
疲れているのに・・・・・、そうでした。
まだ相手しない方が一人残っております。あー

ゴーヤがウリノメイガにやられました。

2016-09-29 11:37:30 | 日記
今朝も朝から、雨。京都では警報も
”運動会の練習ができない”と、長男のお嫁さんから聞き及び、
この週末の運動会はどうなるのでしょうか?

昨日は朝からの良い天気に誘われて久しぶりのお散歩と
でも歩きだすと、湿度は高く、直ぐに汗が吹きだします。
北側の散歩道には、毒キノコが勢いよく飛び出しています。
 
日当たりのよいガーデンには『コスモス』の花が
風に揺れており、

「アオスジアゲハ」が蜜を吸いにやって来ました。
 
コスモスの花と蝶が笑いあう』  
            愚句
近づくと逃げられますね。

満天星躑躅やメタセコイヤも少し色づいていますが、
 
柿の実は、もう少し先ですね。

あまりの暑さに、家に帰ると・・・
家のなかが明るいのです。サンルームを見ると
あっ、ゴーヤの棚が外されております。
10月の初めまで置いてくれると言っていたのに?
相方に聞きますと、いつもの通り、不機嫌そうな顔で、
”虫や”の一言


ウリノメイガ』という虫で、
3時間ほど水に浸けていても、穴から出てきます。
これは大変です。
相方曰く、天候が悪く、カマキリなどが捕食できないし、
ここ10年ほどの連作障害もあるのかなーーー
天気が良かったから、今日しかないのでとのこと
朝に言ってくれればよかったのに、ブツブツ

今年のゴーヤは種が違うのか、小ぶりで残ったのは10本ほど
あさの定番スムージーに、一か月は使えるでしょう。
でも、冷凍庫を片付けなくてはいけません。
そうこうしているうちに、昼から曇ってきましたが、
暑いはずで、奈良の最高気温は31℃にもなっていました。

「まさりぐさ」で子育てママのお稽古

2016-09-28 14:15:02 | 主菓子とお干菓子
天候不順な日々が続いており、長期予報では
秋も短いそうで、紅葉も残念なことになるかもしれません。
また朝から台風18号も発生したそうで、週末には沖縄、
そして神無月には本州へ上陸の可能性もあるようです。
孫の運動会も予定されており、
いつになれば秋晴れの日がくるのでしょうか?

私の長月のお稽古も30日を残すのみとなっていますが、
この月曜日の稽古は、生後4か月の女の子連れの育児ママさん、
  
発熱でお休みもあり、彼女にとり二回目のお稽古?。
二か月の時に比べ、丸々と重くなり、なんとうつぶせも。
⇐クリックで拡大
30分位、一生懸命、見聞きしていましたが、
やはり、ダメですので、助っ人(相方)にお願い、
有難いことに小一時間面倒を見てくれました。
育児ママにとり、充実したお稽古になったことでしょう。
 
主菓子は、「ゆりねきんとん」ですが、すこし紫色を加え、
芯に餡を置き、今月の別名「菊月」にちなみまして、
菊の古名から『まさりぐさ』と名付けました。
 
実は本来作り方は、紫色に染めた外郎を、ひだ状に
たたんで8弁又は16弁の花弁をつくるのですが、
私には技術的にも、時間的にも無理。

まさりぐさ(優り草・勝り草』はGoo辞書によると
の古名だそうで、中国で観賞用とされたものが、
奈良時代後半から平安初期に日本にも伝わり、宮中での
重陽の節句の行事や、延命長寿の薬餌としてされています。
9世紀末の寛平年間、朝廷での菊合わせでの歌に
『すべらぎの 万代(よろづよ)までに まさりぐさ  
           たまひし種を 植ゑし菊なり」
と詠まれており、「まさりぐさ」の語源のようで、
謡曲にも登場しています。
「なほ喜びはまさりぐさの、菊の杯、とりどりに」
               (邯鄲)
「盃に向かへば色もなほまさりぐさ」    
               (松虫)

参照)菊の「まさりぐさ」以外の別称(wikipediaより)
隠逸花(いんいつか)、陰君子(いんくんし)
星見草(ほしみぐさ)、霜見草(しもみぐさ、特に寒菊)
千代見草(ちよみぐさ)、齢草(よわいぐさ)など、

大和文華館「中国工芸名品展ー陶磁・金工・漆工」

2016-09-27 12:48:20 | 大和文華館
大和文華館の中国工芸名品展ー陶磁・金工・漆工ーへ
お稽古の合間を見つけてやっと行くことができました。
  
芙蓉の咲くプロムナードを上り、到着です。

ここ大和文華館は、中国陶磁の流れを一覧できるほど
収蔵品が豊富なため、期待を胸に展示室へ
入り口直ぐに、三点が並べられております。
左から堆黒屈輪大盆(元時代)、径が60㎝の大盆で、
日本で名付けられた屈輪文が外に向かって一面に、
堆黒屈輪大盆
青磁多嘴壺(龍泉窯、1080年)重要美術品、
高さ27㎝の副葬品で蓮弁紋を持つ五段の胎土に
青磁釉が掛けられており、北宋の龍泉窯の最古の品
青磁多嘴壺
細金細粒細工飾金具(南北朝)
金板に透かし彫りと金粒がロウ付けされ、
色鮮やかな玉が象嵌されています。
蝉文や唐草文にギリシャや北方騎馬民族の影響をみる。
細金細粒細工飾金具

まずは、右側へ『陶磁』で68点からなります。
新石器時代の彩陶のアンダーソン土器、殷、西周(白陶)、
前漢(灰陶)そして後漢時代の緑釉、
唐時代、三彩の三彩立女
北宋・南宋時代の白磁や青磁(青磁多嘴壺:上記)
 柿磁金彩碗(定窯、北宋)
元時代の釉裏紅:酸化銅、ここから景徳鎮窯が登場し
 18点が次から次へと
明時代の青花(後述)や五彩(祥瑞手の五彩兎鶴文皿)
 青花双魚文大皿(明初期、景徳鎮窯)
 イスラム圏向けにコバルト顔料で絵付けされ、
 牡丹、蓮華、菊、椿の四季の花を繋げた唐草文が

 黄地紫彩花卉人物文尊式瓶(明時代後期)
黒の輪郭線の文様の外側を黄彩で、内側は紫彩です。
黄地紫彩花卉人物文尊式瓶
清時代の粉彩(粉彩梅花文盃)
清時代にこんな合子もありました。
桃花紅合子(6.5㎝)と蘋果緑盃(9.5㎝)景徳鎮窯
 
落ち着いた色の煌びやかさに眩暈

金工
殷時代から戦国、漢、唐、宋まで26点
銅製貼銀鎏金双鳳狻猊文八稜鏡、重要美術品
白銅製の鏡で、獅子と鳳凰、上空に鳥が
西域の唐草文があり、東西交流の証しなのでしょうか
銅製貼銀鎏金双鳳狻猊文八稜鏡

漆工
漢時代から宋、元、明(13点)を含む17点
存星龍牡丹文輪花盆(17.8㎝で明時代)
文様内を彩漆で埋めて表す存星を用いております。
存星龍牡丹文輪花盆

見応え十分で、本当に疲れ、駐車場まで戻る手前に
ツツジの花が、二度咲きなんでしょうか?

見送ってくれました。

北海道の「中華まんじゅう」も加わり賑やかに

2016-09-26 17:28:20 | 主菓子とお干菓子
昨日の自宅稽古、お稽古場に久しぶりの太陽の光が
差し込みます。台風がまた発生したようで、蒸し暑く、
”シーズン最後の浴衣に”とお召しで名残の華やかに、
そしてお濃茶デビューの方がおられ、
四名様での稽古は、どうなることでしょうか。

置き籠花入れには、木槿、杜鵑草とススキを、
雨晴れて心すがしくなりにけり
           窓より見ゆる白木槿の花

          斎藤茂吉『あらたま』より
木槿はもう名残、長月いっぱいで見納めなのでしょうか?。
でも蕾が、神無月に入ってもまだまだ咲きそうですね。
どうしましょう・・・。
 
主菓子は、前の晩に作った「お萩」と

虎屋の「羊羹、おもかげ」を準備していましたが、
持参された、札幌、一力「中華まんじゅう」も

中華まんじゅうと羊羹
盛り沢山になり、”何回もお稽古が出来ますね”
と冗談も飛び交います・・・・・・。
三人さんが丸卓でのお濃茶で、その内のお一人がデビューです。
まずは先輩からお濃茶を、参考にしようと真剣なまなざし。
次に前回の続きの方の「貴人清次」が終わり、
さあデビューになりました。
少し時間はかかりましたが、いかがでしたでしょうか。
終わったのは午後一時過ぎ、
皆様お腹は空いてられないのでしょう。
嬉しいことに、充実した稽古になりました。

さて「中華まんじゅう」と聞いて
中に中華の餡が入り、蒸したものかと思いますよね。
北海道では、20㎝程の三日月形の焼き菓子で、
切ってみますと小豆のこし餡が入っており、
円形だと「どら焼き」、奈良では「三笠、三笠焼き」に、
北海道では茶菓子として通用するようです。ややこしい
 
どうして、「中華まんじゅう」と呼ぶのでしょう。
”命名由来は、小麦粉・砂糖・卵を基本材料とする生地を
「中花種(ちゅうかだね)」と呼ばれ、
 その中花が転じて中華となり、
 中華まんじゅうと呼ばれるようになったと”
            (Wikpediaより)

11月の本番へ向けた稽古では虎屋の羊羹

2016-09-25 16:00:27 | 主菓子とお干菓子
半月ほど前、茶室「伯泉亭」下見の後、
本番を想定してのお稽古の予定が、タイムリミットで延期へ。
昨日、自宅に三十数年来お稽古を見ていただいき、
卒寿を過ぎられても何事にも熱心な先生を迎えての
稽古と相成りました。

11月を想定し、久しぶりの炉になります。 
 
暑くなるかなーっと、思いきや天候不順の為でしょうか?
エアコンなしで終わりまで。
主菓子は、虎屋の羊羹「おもかげ」を
最初にお奨めした折、固辞されておられましたが、
”「おもかげ」でございます”との言葉に、手を。
ありがとうございました。
 
『草枕』で、羊羹について漱石が触れているがごとく、
撫でて見たくなるほどのつやつや感が、
なまめかしくもあり、特に「おもかげ」は
黒蜜砂糖が入っているためなのでしょうか。

『茶稽古に虎屋の羊羹厚く切り』
            愚句
片付けをしておりますと、炉に炭の燃えカスに目が留まり、
白首窮経』が思い浮かびました。 
意味:年を取るまで学問に励むこと。(Goo辞書)
私も、「白」ならぬ「百」、利休道歌(百首)の教えを胸に
こうなれるよう、精進あるのみですね。

立礼の稽古は、岡崎の「あわ雪」で

2016-09-24 09:50:26 | 主菓子とお干菓子
昨日も、はっきりしない天気で、気が滅入りますが、
昼過ぎから自宅でのお稽古があり、立礼に。
お稽古を初めて間もないのですが、お忙しいため
久しぶりの方がおられ、始める前には大きな独り言、
”次はどうだったかなー”
”落ち着いて大丈夫ですよ”と気持ちをこめて見守ります。
三人揃えば?、でもお稽古中は真剣ですよ!
良い時を過ごしていただけたでしょうか?

玄関のしつらえで、籠の中は折り紙のカマキリ(作は孫
花はススキ、吾亦紅、水引、ムラサキシキブ

床のしつらえで、花は、
ススキ、紫の木槿、ムラサキシキブ、杜鵑草、水引を
   
主菓子は、お友達から頂いた『あわ雪
愛知三河、岡崎にある「備前屋」さんで、
あわ雪は、純白・茶山・桃花・鹿の子・コーヒー・ブランデーが
ありますが、これは「桃花(ももはな)」で、
白色と、薄桃色の極淡い色が二種類はいっておりました。
 
江戸期、岡崎宿の茶店「あわ雪茶屋」の名物「あわ雪豆腐」、

その名を菓子にと考えられ、卵白に砂糖を加えて泡立てた
メレンゲ状を、さらに寒天で固められているそうです。
 
「純白」は口に含むと、始めはやや弾力性がありますが、
簡単に雪のように壊れていき、淡白さの中にも甘さが、
「桃花」は上記に桃の味が微かに感じられました。

箱書きに、万葉集巻十九4139、桃の歌が添えられており、
『花の苑くれなゐ匂ふ桃の花下照る道に出で立つ少女』

素朴なお菓子だけに、春にお出しすればよかったのかなー
でもいただき物ですから、ありがとうございました。

主菓子は「彼岸花」で奥伝を

2016-09-23 10:05:07 | 主菓子とお干菓子
昨日は彼岸の中日で、若先生のお稽古の日でした。
奥伝「行之行台子」「大円之草」を教えていただき、
クタクタになり帰ってきました。
しかし気になった所があり、納得がいかず、
復習を兼ねもう一度。相方は呆れ顔・・・

頂いた主菓子は「彼岸花」で奈良萬々堂通則さん
すこし潰れておりますが・・・
 
近年、白や黄色などの『リコリス』という名の園芸品種が、
出回っておりますが、見るにつけ何か?違うんです。
昔ながらの赤い『彼岸花=曼珠沙華』を見かけますと、
妖しい雰囲気が漂い始め、脳内スイッチがお彼岸=墓参りへと
切り替わり、花としてはネガティブな印象です。
歩きつづける彼岸花咲きつづける
            種田山頭火
でも最近のTVでも有名な女流俳人は、ポジティブですね。
あしもとに日のかがやける曼珠沙華
            夏井いつき
先日伺った、『大和文華館』のプロムナード両側に咲く
紅・白の曼珠沙華の花にも、妖しさよりも、
展覧会への期待感が勝りませんか。
 
近づいてみると、一本の茎に、数個(5~8)の花が付き、
雌しべが天を向いていますね。 
 
他国では「天上の花」や「相思華」と呼ばれているように、
見方を変えれるようになりたいものですね。

炉開きツバキが咲きだした松柏美術館のお庭で

2016-09-22 08:02:43 | 季節の花々
彼岸の中日の今日、国民の休日「秋分の日」で、
暦的にはこれから夜が長くなりますね。
朝から出稽古で、のんびりとはしておれません。

先日伺った『松柏美術館』は、旧佐伯邸内に造られており
大渕池が借景で、四季折々の花や水鳥たちも楽しめ、
昨年の11月下旬にも紹介させていただいた
 昨年11月下旬
『炉開きツバキ』がもうすでに咲いておりました。
昨年よりやや淡桃色の小さな一重平咲で、整った花がありません。
それはユキツバキとチャノキの自然交配種で、チャノキの
遺伝子が強いのかもしれませんね。
 今年
1972年に新潟の農家の庭先でみつかり、1980年になり、
11月の炉開き頃に満開になることから命名されております。
我が家の早咲き椿「西王母」の蕾はまだまだ堅そうですね。
我が家の西王母

駐車場直ぐには、赤・白の芙蓉が招き入れてくれます。
 
美術館の前を過ぎると、シモツケソウも最後のひと花が、

まだ蕾の杜鵑草の群落が、

そして金水引の黄色が目に付きます。

小高い丘へ向かう『逍遥の小道』の入口も萩の花が

丘の上には紫紅白や・白の萩の花が愉しませてくれます。
 
旧佐伯邸は閉まり、茶室「伯泉亭」にも入れませんが、
  
手入れはたいへんなのでしょう。
奥に枝垂桜の棚が見られ、その他にあります。
春の見頃は素晴らしく、観桜会が開催されるそうです。

そういえば、春の歌の万葉歌碑が駐車場の入口に
二つ並んで建てられており、上村松篁先生の筆になります。
 
山吹の咲きたる野辺のつほすみれ
      この春の雨に盛なりけり

 
春雨のしくしく降るに高円の
     山の桜はいかにかあるらむ


お庭だけでしたら、無料で訪れることに気が付きました。

台風16号の休校で孫もお稽古に、お返しは折り紙のキリギリス

2016-09-21 17:03:53 | お稽古
昨日朝6時に、台風16号接近による警報発令を
TVから知ると同時に、スマホからの警報の受信音が響き、
少しすると、預かりお願いメールが届きました。
もう寝ていてはだめですね。
実は今日は、朝も昼も自宅にてお稽古の予定、さらに
小学校が休校になるので、孫二人を預からなければなりません。
風雨が激しくならないうちにと雨戸など戸締りをして、
庭に出て、風で飛ばされないようにと片付けをした後、
花を採ってきて、掃除とさらにしつらえになります。
予定より台風の接近が早まり、10時からの予定を、
早く来られる方は、9時からでもおいでくださいと
メールを入れなくてはいけません。
いつもはスマホはその辺においておりますが、手元に
7時半過ぎに、母に連れられ、孫たちがやって来ましたが、
言い含められているのか、妹はおとなしく本を読み、
兄はバイオリンの練習を始めてくれました。

玄関のしつらえです。
 
お稽古場のしつらえで、貴人清次の予定。
  
9時前にお一人が、長靴にレインコート姿でお目見えになり、
昼からの方も、仕事の都合がつき朝から来られて、
10時半ごろには四人、全員お揃いになりました。
お稽古の最中、バイオリンの練習の音と、風雨が重なり、
迷惑かなっと思っておりましたが、バックミュージック?に、
なかなかのものです。(私だけかも、かわいい孫ですから)
主菓子は、彼岸の入りですから昨晩作った『お萩』と
だんご庄の団子もお出ししました。

珍しい『貴人清次』での稽古をさせて頂きましたが、
皆様熱中されており、こちらまで夢中になりました。
時間とともにさらに風雨が強くなり、心配しておりました
和歌山上陸2時間前の12時過ぎには、お帰りとなり、
よかった。でも次はお昼の用意をしなくてはなりません。
相方がパスタの下ごしらえをしてくれており、楽ちん
TVは台風のことばかり、孫たちは急な休校ですので、
宿題もなくだらだらしており、この時を逃してはと、
”お茶のお稽古しましょうか”との呼びかけに
妹が”おしえて、教えて”とばかりに

今年は3度目で、なかなか筋がよいのでは・・・
お萩を頂き、干菓子をだすと、”これはおいしくない”と一言
味をわかっているのですね。忙しくて、最近買いに行けなく、
子供だと言って手を抜いてはいけませんね!

兄も嫌だと言っていましたが、菓子を食べたいのでしょうか
二人並んで、お稽古。

兄は、相方に赤膚焼の講座で作陶した茶碗で点てております。
  
どうだったのでしょうか?
じいじが”おいしい”と言ってたといって喜んでいました。
お返しかどうかわかりませんが、さっさっと折り紙で
『キリギリス』を作ってくれ、主のいない虫籠に。

嬉しいです。
先生のところで拝見した虫籠の中と同じように?
でもーーー今度は小さなスズムシをお願いしますね。