気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

2月のお稽古は大炉

2024-02-18 14:11:32 | お稽古
2月3日は節分、4日は立春、旧暦では新しい年の始まり
暦の上では春の始まりです  

冬の寒さは2月がピーク、それが通年のはずが
今年はどおり春がやってきたような日が続きます
  
七十二節気では今日は2月18日
「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」頃
雪がしっとりとした春の雨にかわり
大地が潤い始める頃、まさにそうです
  
しかし2月9日からは七十二候の「黄鴬睍睆(うぐいすなく)」ですが
今年はまだ鶯の声はまだ聴こえてきませんね
早春一番に開花するおめでたい花の梅は満開
  

木瓜も満開、お花はさきだしているのにどうしてでしょうね
  
  
今月のお稽古は大炉、玄々斎考案の裏千家だけのお点前
一尺四寸の炉が一尺八寸になり
その上、逆勝手、釜は一般的に 
寒い季節なので湯気がたっぷりあがるよう大蓋
炭手前も炉中のスペ-スを利用して
炉中の左向うに雪瓦を置き
初炭は湿し灰、後炭は炭を仕込みます
2月だけの楽しいお稽古ですが

暖かすぎて、大炉の火力が必要ではないのでは・・・

今月前半、私の作った主菓子は
  「升上用」      「下萌え」
   

下萌えの餡は若葉色、中に一休寺納豆を忍ばせました
  

奈良萬御菓子誂處「樫舎」の節分の金団は
赤鬼でした。いかがでしょうか?こわそうですね!
  
来年は、私も赤鬼金団作ってみたいと思います。