気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

大和文華館の水墨画、雪村七作品一挙公開中

2018-05-31 12:27:20 | 大和文華館
今日も厚い雲の覆われた朝、大気が不安定で昼過ぎから雨に、
気温も低く梅雨寒なのでは、でも梅雨入りはいまだに。
8時

このような色あいで描かれる絵画に水墨画がありますね。
自在な描線とともに、墨の濃淡やぼかしなどを用いることで、
見えないもの、動き、音や香り、さらに色までもが不思議と
脳裏に浮かび、精神性までもが伝わってまいります。

現在奈良の大和文華館では所蔵する水墨画の名品が展示され、
中国・唐時代に成立し、日本に伝わったは鎌倉時代、そして
室町時代には代表絵画になり、さらに個性溢れる画家が登場
する江戸時代まで、水墨画の流れがたどれるでしょう。
なお所蔵された7件の雪村作品も一挙公開され、7月1日までに。


展示作品は38件(重要文化財8件、重要美術品1件含む)
いつもの様に、展示室正面の三作品は
左:光琳筆銹絵菊図角皿 尾形乾山作 江戸中期
  鉄と呉須で描き透明釉を、文字は花中 真隠逸・・
中:雲龍図扇面(扇面貼交手筥 懸子裏)尾形光琳筆 江戸中期
  重要文化財、金色の渦巻きが
左:光琳筆銹絵山水文四方火入 尾形乾山作 1711年頃
  青々光琳の落款 

Ⅰ.【鎌倉・南北朝時代】
1.羅漢図 三幅 眉間寺旧蔵 鎌倉時代
 16羅漢図から三幅で、南宋から元の羅漢図に基づき南都で制作
 眉間寺は奈良佐保路にあったが廃寺に、
 右手に竹杖を持った羅漢、巻貝に乗られた羅漢、椅子に腰かけ
 左手で指差し、従者とともに見上げる場面。 
  羅漢図

2. 白衣観音図 愚谿右慧筆 南北朝時代
 前は洗練された筆で、後方の背景は粗い筆遣い

白衣観音図

3. 竹雀図 可翁筆 南北朝時代 重要文化財
 中世水墨画の名作、右側が切れており空間はもっと広かった
 竹の動きを見つめる雀が自己の精神性を写し出すようにも
竹雀図

Ⅱ.【室町時代】
5.松梅佳処図 蘭坡景し天隠竜沢賛 室町時代
 歳寒三友の題材、老松と老梅、岩に笹そして水が


6. 維摩居士像 文清筆 室町時代 重要文化財
  細線と淡隅の上から淡朱で肉身を表し、表情は真に迫る
維摩居士像

7. 山水図屏風 伝周文筆 室町時代 重要文化財
 周文は相国寺の画僧、如拙に学び雪舟の師
左隻一部 右隻一部

11.雪舟像 雪舟落款 室町時代
12.瀟湘八景図画帖 鑑貞筆 室町時代
15.奔湍図 伝狩野元信筆 室町時代 重要美術品
水の轟音が聞こえませんか
奔湍図

16.瀑布図 伝狩野元信筆 室町時代

Ⅲ.【雪村作品一緒公開】 七作品
18.呂洞賓図 雪村周継筆 室町時代 重要文化財
 張りのある太い濃墨線で衣装が細筆で顔を、薄墨、濃墨は
 龍に動きがみられます。
呂洞賓図

19.花鳥図屏風 雪村周継筆 室町時代 六曲一双 重文
 右隻には早春で動を、左隻には夏の夜で静が表される。
 花鳥図屏風一部

20.潭底月図 雪村周継筆 1583年 室町時代
  大胆な描き方で
21.自画像 雪村周継筆 室町時代 重要文化財
 上空の月が冷たく輝いておりますね。
自画像

22.楼閣山水図 雪村周継筆 室町時代 
23.書画図  雪村周継筆 室町時代 
24.孔子観欹(イ)器図 雪村周継筆 室町時代  

Ⅳ.【江戸時代】
25.雪舟写山水図 尾形光琳筆 江戸時代
26.鶴図 尾形光琳筆 江戸中期
30.釣瓶に鶏図 伊藤若冲筆 江戸時代
31.鱈図 円山応挙筆 江戸時代
  大胆に鱈がはみ出して描かれております。
33.澗泉松声図 浦上玉堂筆 江戸時代

参考出品
37.書状 上嶋源之丞宛 尾形光琳筆 江戸中期
 絵画は日常の書状のように伸びやかに描くべきだと
書状

38.墨蹟 無相居士像賛 大慧宗杲筆1157年中国南宋 重文
墨蹟 無相居士像賛

最後にユーモラスなカエルさまの登場、さすが南岳
32.殿様蛙行列図屏風 渡辺南岳筆 江戸時代
笑ってしまいますね。
これで記憶が飛んだようで思い出せず、もう一度?

大和文華苑のササユリは終盤に

2018-05-30 14:06:07 | 大和文華館
今朝から雨のなか、スムージー用の野菜を採りに庭へでると、
最後の大山蓮華の蕾が一枚めくれ上がり・・・昼前には開花に
来年も楽しみにしていまから御礼肥やしを上げなくては。

伸び盛り、花盛り特にオオムラサキツユクサの株が大きくなり
よく見ると萩の若芽にモンシロチョウが雨宿り、
横のホタルブクロが傘代わりなのでしょうか。
  
カラーにも虫が・・・雨宿りが出来ないのに。

探せば、かなりの虫たちが隠れているのでしょう。
そしてシダが葉を広げて、胞子を出す準備?

梅雨を迎える庭の一時、これからも愉しめますね。

昨日も花々を見てきました。場所は「大和文華館」のお庭
『大和文華苑』、十日はまだ蕾、17日に開花した「ササユリ」
24日には見頃を迎え、早く見に行きたかったのですが・・・
ササユリの無料開放日に合わせて伺うことが出来ました。


門を入ると支柱に支えられたササユリ数本がお出迎え
 
そしてまだ紅い花の石楠花、薊やタニウツギ、そして
柘榴の花と小さな実の両方見ることが出来ました。
 
本館の前にも4本のササユリ、花に鼻を近づけ匂われる人も
『偽りのなき香を放ち山の百合』
          飯田龍太 
 
   
ササユリの谷では、カメラを抱えた人たちなどにむかって
つんっとして楚々とうつむきがちに立っておりました。
百合の花折られぬ先にうつむきぬ
               其角 
  
でも終わりかけ、6月の下旬には山百合に。

帰り際、「栴檀」の花が風に舞い散っておりました。
 
万葉集では『楝(あうち)』とよぶの花、脇役になりますが、
散り際の美学なのでしょうか。
大和文華苑の主役は、これからは『紫陽花』に。

床に「清座一味友」で

2018-05-29 17:28:50 | しつらえ
今日も曇り空で、憂鬱ですが、五時前のNHKラジオから流れた
誕生日の花はラン科の『セッコク・石斛』、
花言葉は、「あなたは私を元気づける
日本に自生し、薬用にされ少彦薬根(すくなひこなのくすね)と
いう古名は記紀神話の医療神「少彦名命」に因むとされる。

今年は四鉢に花を頂き、お稽古場から窓越しでみられ、
元気を頂いてください。

昨日も元気を頂いたことは、
代稽古は大先生、それも割り稽古、初心に還れました。
世阿弥さんが50歳半ばに書かれた「花鏡」からの言葉
初心忘るべからず』の大事さを思いおこされ、
その余韻に浸りながら帰宅し、午後二時からの自宅稽古は、
社中ではじめて、四ケ伝(唐物)をお稽古、
嬉しさいっぱいで、準備に取り掛かり、

掛けた軸は大きく横書き「清坐」と横に「一味友」

清坐一味友』せいざいちみのとも 出典不詳
”小さな茶室に数人の親しい仲間が集まり、一つの釜の茶を
 点じて、ともに味わう時の心も一つになった清々しさをいう”
          有馬頼底監修 茶席の禅語大辞典より

花はホタルブクロ、縞葦にヤマアジサイを
  

季節無しの禅語のもと、初めての四ケ伝は、
やはり時間がかかりましたが・・・、  
慌てず、地道に一緒に精進しましょう。

カシワデアジサイと秀忠の和歌色紙を玄関に

2018-05-28 17:18:08 | しつらえ
九州北部、四国地方も梅雨入り、曇った近畿地方は雨雲でなく
まだ、平年の梅雨入りは6月3日、雨が降れば関東まで一気に。

奈良の空も一面雲に覆われたなか、お稽古に伺いますと、
 
急用のため大先生が代稽古をしてくださることに。
それも割り稽古、歩き方から帛紗さばきなど、有難いこと
初心に還れ、そして炭付花月が終わると、お昼の休憩に・・・
もっと教えて頂きたかったのですが昼過ぎから自宅稽古のため
そっと座を外させて頂きました。

もう梅雨入り前ですので、昨日の自宅稽古を終えると、床から
応神天皇さんの皐月人形、玄関の兜などを”ご苦労様、来年も”
と問いかけながら丁寧に仕舞いました。

玄関の水無月のしつらえは、
 

色紙は「和歌色紙」徳川家康・秀忠・家光筆 徳川美術館蔵
から秀忠(1578-1632年)色紙、江戸時代17世紀
人間味のある個性的な心情にあふれた書で、
秀忠色紙
「新古今和歌集」巻十九・神紙に所収する藤原俊成の一首で
金銀泥で雲霞と草花を描いた緑具引紙の色紙に散らし書きを
神風や ③たち 
   いすゝの はし
いく 河の め
  千世 宮 けん
   すめ はし
    と   ら
 
「台徳院殿御実紀」に「今も御文庫に伝えし王義之が聖教序は、
常に御臨本なされし御品なり」と平素から習字に勤しんでおられ
熟達した筆蹟には洗練された感性がうかがわれます。

花は満開のホタルブクロ以外に頂いた『カシワデアジサイ』を
  
『カシワバアジサイ』の特徴は名前の如くカシワに似た形の
5~7つに深く裂けた葉と円錐形の花房で、北アメリカ東部原産、 
日当たりが良すぎると葉焼けを起こすそうで、一部が褐色に。
でも秋になると紅葉し二度楽しめると。

床の唐招提寺の宝扇も玄関に飾らせていただきました。


玄関は華やかな樫葉紫陽花に、緑具引紙の和歌がお待ちかね。

更好棚で濃茶平点前を

2018-05-27 19:09:00 | お稽古
今日は自宅稽古日、朝から薄曇りの天気で、30℃になるとの
15時
予報も午後二時で28.9℃、湿度が低く障子を少しあければ
風が通り、有難いことにそれほど暑くはなりませんでした。
でも来週には簀戸をはめなければなりませんね。

さて自宅稽古は、ホタルブクロが使えそうなのでそのまま、
 
でも写真を撮り終わり眺めると、やはり開き過ぎ・・・
庭へ取って返し、ヤマアジサイとホタルブクロで活け直しを
    ⇓     ⇓     ⇓
 

更好棚」にて

薄器は「つぼつぼ松葉」・・・そして
  

棚で初炭をし、引き続き薄茶、濃茶そして濃茶と平点前を。 

ブラシの木

2018-05-26 17:00:01 | お稽古
今朝から雲が多く、九州南部では梅雨入りと・・・
市内までお稽古に伺う途中、若草山も近くに見え、
天候が崩れる兆し、いやな梅雨がもうそこまで。

玄関先にはきちんと水が撒かれ、身を引き締めドアを・・・
なんと今日は当番、当番メールをおくりましたが・・・
でもそのSNSメールは未着、SNSは手軽で良いのですが、
おこり得ること、心を落ち着けてお稽古に。
初炭、行の行台子、昼から数茶を、とても勉強になりました。

昨日のお話、午後2時半頃、最高気温は30.9℃と真夏日に、
5/25の13時
こんな良い天気に似合う花が咲いておりました。
真っ赤なブラシのように見える『ブラシの木』、
フトモモ科ブラシノキ属の常緑低木で初夏と秋の二回開花し、
枝先に順に長さ5-10㎝の雄蕊と雌蘂からなる穂状の花序が、
赤色と白色があり、ユーカリと同様オーストラリア原産で、
乾燥に強く、火事などで実が飛び散り、増殖するのだそうで
鑑賞用として明治中頃渡来したと。
別名に、花槙(はなまき)、金宝樹(きんぽうじゅ)、
学名からカリステモンや、英名のボトルブラッシュなどと。
 
ブラシの木空もお掃除五月晴れ
              愚句

不時の茶事、吸物と八寸の実習講座

2018-05-25 19:22:12 | お稽古
今朝から気温が上り、奈良も今年初めて30.9℃の真夏日に、
庭の中も花たち、大山蓮華も四輪目の開花、残りは、一輪だけ
ですが、今週末の自宅稽古にでも・・・

隅っこの方では、サボテンの紅い花が咲きだし、この鉢は、
なぜかサフランモドキとサボテンが同居し、十日前には
サフランモドキが咲き出し、萎んだばかりなのに。
 5/15
なんと突然モロヘイヤの苗に不時着した『アゲハチョウ』
かなり弱っており、飛べないのかヨタヨタと・・・、
そっとしてあげなくては。


先日の「茶の湯の書」講座は『不時の茶事
不時の茶事とはGoo辞書によれば、
”茶事七式(暁の茶事、朝の茶事、正午の茶事、夜咄  の茶事、
 不時  の茶事、飯後 の茶事、跡見  の茶事)の一つで、
 不意に訪ねてきた客をもてなすための、臨時の茶会。”と

裏千家茶道教科14、茶事下(淡交社)p217のたった一頁だけ
でも耳の痛ーい言葉が・・・
”時季に関わらず、何時でも茶人なら客をもてなせる技量は
 備わっていてよいはずです。・・・中略・・・
 この茶事には何の約束ごともないので日頃の茶人の修練
 技量が即座にあらわれ、それだけにむずかしく、
 より味わい深いのです。”と 

今日と同じような天気の日の京都、講座時間は二時間ほど、
指示のあった持参物、八寸盆、青竹中節箸、吸物と八寸の食材、
食材は千円以下で、どの程度のものかと悩みましたが・・・
吸物は、菊菜蕾、ワイルドベリー、松の実、タピオカ
八寸は、小鮎甘露煮、ベビ-コ-ン
教えて頂いた要点を書きだしますと

茶事の所要時間は、1時間~1時間半
必要最低限
汲み出し
初座;初炭、吸い物、八寸一献、菓子
後座;濃茶、薄茶

初炭の種火は、消し炭で(2分で着火)
   釜の中は、湯にする(水であれば極少量にする)
吸い物は出汁をとる時間がないので出汁の出る食材を使用
   (*香合拝見5分の間に準備ができるように)
   昆布茶、梅昆布茶、真薯、蒲鉾、海藻、庄内麩、生麩など
   冷凍、乾物利用 出汁も冷凍
八寸は缶詰めを用いればいい(ム-ル貝、牡蠣など)
一献
菓子は、冷凍、竿物として
濃茶
薄茶は点てだしでもよい

講義の後は、短時間での吸い物、八寸作り、
色々、アイデアある美味しい吸い物、八寸出来上がり
楽しく講座が終わりました。

カキツバタは「杜若」「燕子花」どちらを

2018-05-24 16:05:00 | 主菓子とお干菓子
タイマーでシャッターが上ると寝室に朝日が射し込み、雨で
空気中のゴミが除かれたのか透明度の高い青空が見えました。
でもまた大陸から黄砂が襲来が・・・出かける時はマスクを。
暑くなりそうな一日がはじまりました。
 9時

この季節の定番の自宅稽古での菓子は、在原業平が伊勢物語
九段で詠んだの歌から『唐衣』か『燕子花』になり、
5月13日まで公開されていた根津美術館所蔵の
国宝『燕子花図屏風』が有名、でも私は大和文華館所蔵の
『伊勢物語八橋図』岡田為恭を思い出します。
伊勢物語八橋図 

毎年のこと朝から稽古場の準備で忙しい中、紫芋を含む二種類
の練りきりに、黄身餡を足していたが、
この『燕子花』置き忘れ!そこまで手が回らなくなったのかな
でも一個一個心を込めましたよ。
 

漢字では「燕子花」と「杜若」と表され、
語源由来辞典によると
”カキツバタは、古くは「カキツハタ」と清音であった。
 語源は、花汁を摺って衣に染めるための染料であったため
 「カキツケハナ(搔付花)」「カキツケバタ(書付花)」の説
 が通説、ただし音変化として考え難いため、語源は未詳。
 漢字の「杜若」「燕子花」は漢名の借用だが、中国で「杜若」
 はツユクサ科のヤブミョウガを指し「燕子花」はキンポウゲ科
 ヒエンゾウ属の植物を指す。”と(一部改変)

皆様どちらの漢字を用いられますか、それともカタカナだけ。

生パスタのカナマロン(京田辺)で

2018-05-23 08:26:49 | グルメ
お稽古台子に伺う前にもう雨が降りはじめ、行き帰りが・・・。

今日同様こんな雨の日の思い出は、結婚記念日のやり直し、
小池があり木々に囲まれた自然の中、オーナーの“想い”の
こもった手作り空間から窓の外を眺めゆっくりとランチ・・・
病み付きになってしまった生パスタを食べたくて伺いました。

お店の名前は『カナマロン
谷間に立つログハウス、整地からご自分たちでされたそう、

階段を降り、

玄関を開けると、

窓際の席に案内されました。先客はお二人だけ
石窯が見えます。
  

本日の自家製生パスタのランチセット(明太子とゴロゴロ野菜)と
追加で石窯ピッチァ(たけのこで、店の裏の竹林)をオーダー
持ってこられるまでの一時を、何気ない会話と窓の外を・・・、
小さな池に雨が・・・、そして井戸も
 

まず?ポタージュとシェフの気まぐれ前菜てんこ盛りが
 

定番の明太子生パスタとゴロゴロ旬野菜トマトソースを分け
口の中で明太子と麺のコラボ、モチモチ感が最高。
 明太子

デザート窯焼きりんごバニラアイスのせと
ビレロイ&ボッシュの器で飲み物(コーヒー)でまったり。
 
いつも通り美味しかった、御馳走様。
又寄せて頂きます。

なおお店の場所は、同志社大学、京田辺キャンパス近く・・・
最寄のJR三山木の駅から歩いて15分、
車では新しい山手幹線からすぐ近いのですが、
行き方に注意が必要!!!。(HP参照)

もうお稽古に伺わなくては。

紋白蝶の卵をみて

2018-05-22 14:06:20 | お稽古
五月(ごがつ)晴れの清々しい朝、春日奥山や若草山にも緑色に
彩られており、我が家の畑も緑色。明日の昼から雨なのですが、
 高円山
数日続く乾燥注意報で相方が撒いた水に野菜も嬉しそう
そして一頭のモンシロチョウ(紋白蝶)が小松菜の幼葉に
お尻を・・・卵を産み付けておりました。
小松菜 シシトウ
『幼な葉に産み付けし夏の蝶』 
           愚句
マクロがないので・・・
 蝶図鑑より

今朝も自宅稽古、昨日の点茶盤を隣へ移動させ、
花は替えなくてもと思っていましたが・・・
日曜日に開いた大山蓮華、もう花びらの白色が無くなり薄茶色。
香りを楽しんでいただきたかったのですが、代わりに、
白色のヤマアジサイとホタルブクロで活け直しました。
 
風炉の灰もきれいにして・・・
 

お稽古は二回目の方もおられ、、略盆のあと、
初めてお茶を点てて頂くと・・・
卵から孵化(ふか)したように。
まだ孵化したて、一緒にお稽古に励みましょう。

でも、卵を産み付けられた小松菜の幼葉、出来るだけ無農薬に。