気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

今年最後のお稽古

2018-12-25 09:38:28 | お稽古
師走は、師も走ると書くくらいに、慌ただしく日が過ぎ
ブログを開ける気持ちになれず随分ご無沙汰、
気持ちがどうしても落ち着きません。

例年になく暖かい『おん祭り』が過ぎても・・・、
冬至の日は、先生の今年最後のお稽古『台子稽古』で
忙中閑』のお軸を前にやっと心が静まってきました。
こうして床前に座れてよかったとしみじみ。

昨日23日は、自宅稽古の最後でこちらも竹台子を出して
 

台子初炭、濃茶、薄茶とお稽古いたしました。
我が家の軸は『無事千秋楽』  
 
皆様、軸の前でしみじみと一年を振り返り
ここに座していることに感謝されておりました。

お菓子は雪餅、末富さんで習った金団、白餡とゆり根餡で
形はまだまだですが、なんとかできました。
お味も形も褒めていただきましたが、写真を見るともう一つですね。
今年最後のお稽古が終わり、いよいよクリスマスです。
お稽古後、我が家は夕方から孫六人大集合でXmas会を 

クリスマスケーキも 

あとは新年を迎える準備、その前に大掃除が・・・





亥の子餅から袴腰餅へ

2018-12-07 18:10:31 | 主菓子とお干菓子
二十四節気では今日は『大雪』平野にも雪が積もる時期とされ
72候・初候は「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」
天地の気が塞がれ、冬がおとずれる頃だそうで、
丁度日本も全国的に寒波が南下し日本海側では積雪も見られ、
冬が到来していますね。

またこの時期は新しい年の準備を始める「正月事始め」にあたり
菓子も「袴腰餅」が相応しく、先日今年最後のお稽古の方には
出させていただきました。
袴腰餅

その前の菓子を忘れておりました。
開炉に合わせ御善哉と「亥の子餅」でお祝いをしており、
今年も作った亥の子餅を記しておきます。
 亥の子餅

数日前から師走の玄関の色紙は、『寺落葉』
 「せきでらや人もかよはずなりぬれば
     もみぢゝりしくにはのをもかな

 *詳細は2016.12.4の「臘月の玄関は「寺落葉」の色紙を

我が家の小庭の満天星躑躅も先日の嵐で散り、根元にも・・・

 
12/7⇐⇐12/4⇐11/29

平成最後の初釜は、台子の予定

2018-12-04 18:59:55 | お稽古
年を経るごとに一日が短くなり、一年もあっという間に過ぎつつ
戌年ももう師走に入りました。
来週は事始めとなり、初釜も間近になってきました。

二月の第六回奈良大茶会『珠光茶会』の券の売り出しが
明日5日から始まります。
お申し込みは「なら100年会館」☎0742—34—0111になり
申込期間は、電話予約・窓口販売は、
    平成30年12月5日(水)~平成31年2月10日(日)
  (電話予約は初日のみ午前10時から受付開始)
ウェブ予約:は平成30年12月5日(水)~平成31年1月27日(日)
(初日のみ午前9時から受付開始/要会員登録・無料)
http://www.ticket.ne.jp/nara100onlineticket
あっという間に昨年は売り切れが出ており、早々に!。

そして奈良の大きなお祭り、12月17日の「おん祭り」も・・・
いえいえ、もうすでに7月から始まっております。

12月に入っても何故か暖かい、
この間にお掃除をしたいのですが、
なかなか気持ちが・・・進みませんね。

12月(極月)は、毎年初釜に向けてのお稽古をしており、
今年は、台子の予定ですので竹台子を出して


初炭、濃茶、後炭、薄茶とお稽古に。
 

そして菓子は、お決まりの『袴腰餅
 

なんとなく気ぜわしくなってきましたね。
今年最後のお稽古の方、今日のこと、
「よいお年を」と帰っていかれました。
新しい一年がくると思うと新な気持ちがわいてきますね。
やはり何事も区切りをつける事は大切ですね。

壺飾りもお終いに

2018-12-01 18:31:44 | お稽古
師走に入り壺飾りもそろそろ終いにしなくては、
11月炉開きが終われば、いつも出てくるのは「茶壷
毎年のこと、紐結びできるかしら・・・と不安に思いながら
茶壷を出してきております。
憧れの「口切の茶事」はいまだに憧れのまま・・・

小習十六ヶ条の壺飾りと壺付き花月はしたいという気持ちも、
先生のところでのお稽古ではできるのですが・・・、
家でのお稽古ではそこまでも出来ておりません。
今年も壺を床に飾る事で、目だけでも慣れていただきたいとの
思いから飾り、お茶入れ日記の説明と、茶壷の中の説明と・・・


今年は、もう一つ私の手元に「南蛮の壺」がやってきました。
 

その箱蓋裏には、小山園のお茶入れ日記が数枚貼られており
以前の持ち主の方が「口切の茶事」をされた跡が残っており
そのあとを見ているだけで幸せな気分にしてくれます。

紐結びも今年は本を見ながら三回ほどしたら去年の事がよみがえり
意外にうまく結べました。


すっきりと忘れたように思えていることも残っているのです。
これが身に着くということですね。