池袋西口5差路の駅寄りにある木の広場は、狭い場所ですが30年以上前に作られたテーマ広場で唯一残っている場所です。
水の広場、時の広場、光の広場、そして木の広場の4テーマで当時7千万円もかけて作られました。
光の広場は丸井前で、今エスカレーター設置工事で取り払われてしまいましたが、また設置されるかは定かではありません。
私はこれを見ていて植物っていいな~といつも思っています。
他はなくなっても、ここは古くならないで今でも生長しているわけだから凄いですよね。
ただ、このヒマラヤスギは折れやすいとのこと。
確かにヒマラヤスギと普通のスギが同じ性質かどうか知りませんが、大久保農園にたくさん植わっているスギもよく折れます。
そのためにここはステンレスの頑丈そうな支えがあるんですね。
メトロの排気塔を作る際、下の枝を切られてちょっと格好が悪くなっています。
立教大学のクリスマスツリーにされるのと同じ木です。
実はこの排気塔は立教のツタで覆われる予定なんです。
ただ未だツタが生えないのはツタ抜きオバサンにみんな抜かれてしまうからです。
この話は以前にもしましたのでここではやめときます。
レンガの円柱が7本立っていますが、ここにも何度も立教大学阿部ゼミがツタの苗を植えています。
ツタ抜きオバサンだけでなくホームレスが入り込み、意図しなくても切られてしまいます。
(ここにもツタが植わっていますが抜かれるだけでなく、この金属の壁は失敗です。ツタを這わせる設計だったのですが、設計専門家を信頼したのが間違えの元)
1本の柱だけかなりツタが回りました。
芽が出てきました。嬉しいですね。
植物を育てていると、この芽が出るときが一番嬉しいと誰もが言います。
きれいな花が咲くのもいいですが、土から芽が顔を出したり、堅いつぼみが膨らんでいく過程は楽しみなときです。
今日は枯れたツツジ等を少し剪定しました。まだ完全には枯れていないので再生するかもしれません。
ただ、この木の下は大雨でない限り水が回らない。
所詮ここに低木を植えるのは無理なのでしょう。
元々ツツジが植わっていて、ほとんど踏まれたり枯れたりした場所に、捨てられる駅前のツツジを移植してもらったもの。
出来る限り枯らさないように手を入れて見ます。
今年こそ7本の円柱を立教のツタで覆わせましょう。
冬の間に植えておいたパンジーとノースポールが元気に花を咲かせています。
春です。
参加者: TANAK、SIGAK、I の3名。