市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

林道春埜山線を家山林道側から歩いてみた

2011-02-11 09:41:13 | 山歩き
 家山林道を北上し、峠を越して数Km行ったところに、左に入る道がある。きれいに舗装された道でいつも工事中車両通行止めとなっている。 2月8日この道を2Kmほど行ったところに車を止め、ここから行ける所までと、健康ウォーキング。30分程行くと大掛かりな土砂崩れ防止工事の真っ最中。車はここで通行止め。工事の人に聞くとこの先春野に降りれるとのこと。ここを過ぎた辺りから、未舗装となり、道は荒れてくる。道端の小さな看板には林道春埜線とある。山から滴る水は凍って見事な氷の滝。
 
 

 標高800mぐらいのところ路面は悪いが、見晴らしは比較的よい。田河内の集落が見下ろせる。土砂崩れが有ったり、歩きでも難渋する路面アイスバーンが有ったり、小砂利がすぐ前を転がってきたりと、なかなかスリル満点。
 

 2時間弱歩いたあたりで、前方右手に春埜山が見えた。優に一時間はかかりそうなので、ここで引き返すこととした。帰りに工事現場辺りから子犬が付いてきた。付いてきたというより、30mぐらい自分の前を先導してくれた。カーブではこちらの様子を伺っている。結局、道端に停めておいた車のところまで来て、周りをうろうろしていた。首輪を付けているが、慣れる様子は無く、ひどく怯えている風であるが何かを訴えている。お腹はやせ細っている。せんべい、チョコパイ、サンマの蒲焼缶詰をあげると、喜んで食べた。でも未だ怯えている。
 

 かわいそうなので山荘へ連れて行って飼ってあげようかとの思いと、人様の飼い犬だったら悪いとの思いがありつつ、車をゆっくり走らせた。しばらく車のあとを付いてきたが、見えなくなった。車を停めて、姿を見せろと願ったが現れなかったので、山荘へ引き返したが、今も気になって仕方が無い。
 
コメント
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