タラノキの樹皮は高血圧に良いらしい

　タラの芽は山菜としてあまりに有名ですが、薬草として様々な効用があると聞きました。今年の夏の猛暑で、運動不足の所為か、禁煙して４ヶ月も経ったにもかかわらず、最近血圧が高くなってきているのが気がかりということも有って、初めての薬草造りに挑戦です。
　樹皮を乾燥させ、細かく切って煎じて飲むと、高血圧、胃腸病、胃がん、糖尿病、強壮などに効くらしい。
　先日獣に倒されたタラノキの皮を削いだのが写真です。　樹皮を削ぐのに、タラノキの場合は上から下に向けてナイフを入れると比較的うまく削げた。面白いもので、スギの木の場合は下から剥ぐ方が良いし、魚の場合は多くは尾っぽ側から皮を剥く方がうまくいく。等とつまらぬことを考えながら。

名前不明の蛾

　いきなり寒くなりました。10月27日の朝、山の気温は５℃。昨晩ドアを開けた時すばやく部屋に侵入して来た蛾です。３センチぐらいの小さな蛾でしたが、変わった文様だったので写真を撮りました。

名前不明のキノコその４

　白くて薄べったいキノコです。食べる気にはならない。

コスギゴケ

　普通なら踏んでしまう苔です。良く見ると花のようなものが突き出ていました。コスギゴケ（小杉苔）の胞子体らしい。

ニホンシカの糞

　一センチぐらいの楕円形の獣の糞がありました。ニホンカモシカは立ち止まって糞をするのと溜め糞（トイレを同じ場所に決めている）なので、たくさん重なっている特徴があり、ニホンシカは溜め糞ではなく、又、歩きながら糞をするので、少量、重ならず、散乱しているのが特長だそうです。写真の糞は後者の特徴があり、ニホンシカのようです。ただこの場所は山荘から１０ｍぐらいの場所で、ニホンカモシカは稀に見かけますが、警戒心の強いニホンシカは見たことがありません。野生のニホンシカは５０ｍほど離れていても、人間に気づいて逃げていくのですが、ニホンカモシカは１０ｍぐらい近づいても、逃げない場合があることを何度か経験しています。