市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

停電二日目

2011-09-26 07:34:10 | 
 停電二日目、普段はごはんもレンジでチンなのだけれど、今晩はカセットコンロで15分、冷蔵庫の缶ビールも、ぬるくなってしまったので、久しぶりに熱燗。暗くなる前に夕飯じゃ。妻の手作りおかずに ”なっとくハヤシライス”。
 

 夜になると何もすることが無い。

 6時半真っ暗になったので寝るしかない。

 夜9時、ぐっすり寝ていたら、突然部屋の電気がついた。50時間(多分)ぶりの電気復旧。夜でも復旧工事を続けていたんだ。頭が下がる。
 すぐに、なるべく開けないようにしていた冷凍室をチェック。心配だった岩手産の渓流魚はまだ冷凍状態だった。よかった。


 停電になると本当に電気のありがたみを改めて感じる。

 ところで、停電になると、ガソリンスタンドが給油できなくなるということを知った。通行止めの多い道路状況の中、ガス欠の不安も相当のものだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホヲキノタ山の杉、檜

2011-09-25 07:15:16 | 
 今回の台風でホヲキノタ山の立ち木も何本も被害を受けた。太さ30センチほどの杉の木は空中分解。杉材は弱い。
 

 檜は根こそぎ。檜は根の張りが弱い。又必ず斜面の山側に倒れる。
 

 お陰で塚の山の見晴らしがよくなった。
 

 何事も無かったかのように高原茶園が山々に囲われて静かに横たわっている。
 


 立ち木は密集していると身を寄せ合って、強風に耐えているけれど、伐採すると、孤立した立ち木はもちこたえられなくなる。

 木も一人で生きていくのは大変なんだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風15号の爪あと

2011-09-24 16:54:32 | 
 台風15号が去った翌日22日AM9時掛川の自宅発。最短距離のいつも使う大井川からの道は多分通行困難と思い、春野町経由で山荘へ行くこととした。春野町へ入ると信号が全て消えている。広い範囲で停電。

 熊切川沿いの県道に入る。道路は一部決壊したり、冠水したり。それでも進む。熊切の町を過ぎてしばらく行ったところで通行止め。

 已む無く国道362号線を迂回することに。ところが杉川沿いに入ったところで土砂崩れで通行止め。通れそうだったので、通してもらえないか聞いたら、役所に聞けと。

 バイクの人が上から回れるかもと言ったので、迂回することに。くねくね道(黒石林道)を上へ行ったところで、左折春野てんてぐ村との標識。方向は合っているので、そちらへ進むと、完全封鎖の土砂崩れ。
 

 引き返して別の道を行くとまたまた土砂崩れ、倒木。
 

 これを幾つか繰り返し、自宅へ引き返そうかと思ったけれど、山荘が心配だったので、別ルートに挑戦。周知トンネルから春埜山参道方面経由で熊切川上流の田河内へ。何とか県道へ出ることが出来ほっとしたのも束の間、もうすぐという地点で、電信柱が倒れたり、倒木が道をふさいだり、土砂崩れが合ったりで、万事休す。

 路頭に迷っていたら、この上のアマゴの養殖場へ行く方がいて、迂回するので後を付いてくる様に言ってくれた。ご親切に甘えて、案内していた頂くことに。悪路を途中幾つもの倒木を4人でのこぎりで切り拓きながら、悪戦苦闘の末、目的の地に付くことが出来た。
 初対面なのに親切にしていただき、おまけに紅白饅頭までご馳走になり、本当に感謝感激です。

 なんだかんだで山荘に着いたのは午後3時ごろ。山荘は停電だった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホヲキノタ山は陸の孤島状態

2011-09-23 08:15:19 | 
昨日行く手を土砂で阻まれながら漸く着いた山荘。今だ停電中、現在、雨。帰りたくても土砂崩れで春野側へも、大井川側へも通行困難。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アセビの実と蕾

2011-09-22 06:58:37 | 野草
 春にきれいな花を咲かせたアセビ(馬酔木)、有毒な所為か鳥に食べられずちゃんと実が残っている。
 

 一方で来年の春に咲かせる蕾が既にたくさん現れた。
 

 なかなか用意のいい木だ。

 アセビは葉の色が変化し1年中楽しめ、花もきれいで香りも良い、実も鑑賞できる。有り難い木だ。これで果実が食べられれば、言うこと無しなのだが、もしそうなら、こんなにたくさん自生していなかったに違いない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする