持たなくても使えればいい。
昔はそういう地球だった。
海も川も山も権利など無かった。
人間が勝手に主張する権利など無かった。
持たないから、全てが使い合っていた。
今、自由に住めない。
自由に使えない、使わせない。
そこは国のモノ!
ここは私の土地!
それは組合員のモノ!
それは県有地!
勝手に踊ってはいけない。
勝手に歌ってはいけない。
勝手に話してもいけない。
勝手に居てはいけない。
縄文の昔、
昼にとった魚や山菜をもちより、
焚き火を囲んで踊ったり歌ったり。
誰も、何も持ってはいなかったが、
とても自由で豊かな時代だった。
決して取り過ぎることもなかった。
お互い様だもの。
それから・・・
沢山の日々を費やして、
沢山の戦いを繰り返して、
沢山の頭のいい人達が練り上げて
なんて貧しい国を創り上げたのだろう。
何も持たない貧乏な時代。
とても豊かな時代だった。
沢山のモノや権利を持つ現代。
いろいろなモノを持つようになったが、
「智慧」だけ持たなかったようだ。
権利は義務とセットになる。
○○しなくてはならない。
国を守るため、自分を守るため、
(他)人を殺さなくては、いけない。
もう、そこまで、来ている。
持つ、為に、他を、殺す時代。
何も持たない時代にも、一つだけ法はあった。
自分の為に、
他を殺しては(犯・侵しては)
いけない。
どちらの生き方を選ぶ?
権利を作ると、自他の調和は壊れる。
調和は内から外に漂うモノだ。
権利は求心力だが、調和は遠心力だ。
貧乏道は愛(遠心力)の道かもしれない。
(と独善的結論になる・・・)
(本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間・氣功療法院」