ワープは方法を教える事が出来ない。
坂道なら押すことも引っ張り上げる事も出来る。
少しづつでも前に進める。
だが、崖から向こう側へは本人が跳ぶ以外にない。
安全な橋は無いのだ・・・。
ワープできる素質は判る。
少し・・・バカな性格だと思う。
かなり・・・いいかげんな気質だと思う。
丸太橋を空を見ながら渡るようなタイプだと思う。
だから・・・落ちることもあるだろうなぁ・・・。
(でも慎重に渡るより渡れる確率は高いかも・・・)
考えては跳べないのだ。
距離が不明だから計算は出来ない。
向こう側は見えない・・・。
それでも、跳ぶよりしょうがないもんなぁ・・・。
(だから少しバカじゃないと無理だ・・・)
さもなくば・・・諦めて、こちら側で暮らす。
固定概念が外れると、外した分だけ跳べる。
瞬間移動(ワープ)ができるのだ。
能力は意識だ。
固定概念は、それまで培った経験や学びだ。
それを捨てられるのは・・・性格だと思う。
自分を捨てるようなものだし・・・。
机上の学びは捨てるのが簡単だ。
学問は他人からの借り物だから乗り換えられる。
この世界にいると知る。
理論はアテにならない・・・。
日進月歩というのは、アテにならないからなのだ。
捨てるのは、経験した積み重ねの方だ。
ところが、簡単には捨てられない。
つい、昨日の続きの意識で暮らす。
(意識の)習慣や癖が捨てられない・・・。
特に経験した事が捨てられないね・・・。
苦労して得たモノが捨てられない・・・。
捨てる事ができたなら・・・
その瞬間
世界が変わる(ワープ)
「毎日、生まれ変わる」
良く言えば、そういうことだ。
「確固たる自分が無い」
そ、そうともいえるなぁ・・・
どんな生き方でもいい。
大切に育てて、大きくするのもいい。
充実の人生かもしれない。
大きくしたモノも、拾ったモノも捨てる。
波乱の人生かもしれない。
それは、それで、面白い。
「ワープ」の必要条件。
捨てるから、跳べる。
持っていこうとすると、重くて跳べない。
それだけだ。
(本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間・氣功療法院」