限界点で勝負する者同士がいる。
だが一流とそれ以下は大きく違う。
限界点は仮限界点だ。
その下に眠っている能力がある。
眠っている能力を使おうとする。
限界膜を破って使う。
眠っている能力は「余裕命」
使えば使える力だ。
一流以下は使うモノだと思い込んでいる。
だが一流は残す。
温存する能力として認識する。
ここに大きな差が出てしまう。
眠っている力を使う者。
眠っている力を温存する者。
同じ限界点までいるのに、大きな差がでる。
限界点で余裕が大きいのが一流。
たった一度の勝負なら、誰が勝つか判らない。
シロウトだって勝つ事がある。
だが常に最終組まで残るのは一流だけだ。
使える力の温存ではない。
そんなに甘くはない。
誰でも限界点で勝負する。
それでも常に差が出る。
「使わない力」の量があるからだ。
「使わない力」が限界膜の下にある。
それを知ると「使わない力」を「使える力」にする。
通常、誰でもそう考えてしまう。
限界膜を破って「使える力」にする。
当然「使わない力」は少なくなる。
「力は使うモノ」という固定概念しかない。
気づいた者だけが入れる世界がある。
「気づき」は固定概念外にある。
「使わない事」に意味がある力。
そこに気づいた者は別な「気づき」も得る。
使える力を増やすのではなく「器」を広げる。
「器」を広げると能力は増えてしまう。
一流が練習するのは能力を増やしているわけじゃない。
「器」を大きくしているのだ。
「器」は「やわらかさ」で広がる。
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」