水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷説般若心経・39」

2007-09-14 14:23:19 | Weblog



  第三章(9)
  照見五蘊皆空 度一切苦厄

「度」は「渡る」の意味。
渡す、ではなく、渡るのだ。
勝手に渡ってしまうのだ。
ど、何処へ?
な、何が?

「一」は「全て」という意味だ。
始め、初め、という意味もある。
「万(よろず)」を含む「はじめ」なのだ。
「一」は深い意味を内臓している。
ここでは「最初から(始め)から全て」だろうなぁ。

「一」と「一切」は違う。
「一切」を「全て」と訳すのが多い。
「切」を強調字とするのは安易だと思うぞ。

ゲンちゃんはナマケモノだ。
膨大な経を省略して心経を書いたのだ。
「一」と「一切」が同じなら「一」にするさぁ。
そう思わんかぁ?


(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
コメント
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