第八章(4)
無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
この六根というヤツはイイカゲンだ。
「色(肉体)即是(は)空(イイカゲンだぁ)」
五根の感覚を認識するのが自分しかいない。
客観的には認識できない仕組みだ。
(正確にいえば感覚器官には判断能力が無い。
感覚を認識するのは脳なのだが、
そんなメンドウな話を衆生にはしない。
一応感覚器官が認識している、と仮定して話している)
その認識に基づいて、更に意根(心)が動く。
心は元々揺れ続けるヤツなのだ。
だから「判断」は二重にイイカゲンなんだなぁ。
(六根がイイカゲンなのは実は優れた能力なのだが、
その説明はここではしていない)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)