第九章(7)
無眼界乃至無意識界
自分の世界(十八界)の基準で他を判断する。
すると、考えが違う。
行動も違う。
同じはずなのに、何故だ!と思ってしまう。
自分の世界観は確かだと思っている。
だから正しく直さなくては、と思ってしまう。
摩擦が起こる。
衝突が起こる。
争いが起こる。
ここに、苦しみの多くの原因がある。
愚かな争いで、残酷と不幸が生まれる。
自分の世界が不確かだと気づく。
すると、他のモノ達の世界も不確かだと知る。
不確か、と、不確か。
なんだ、同じアイマイな世界の住人かぁ。
ならば、いろいろが違っても当たり前だ。
そこに「思いやり」が生まれる。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)