第八章(7)
無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
「六根」とセットになっているのが「六境」だ。
眼耳鼻舌身意に対応して色声香味触法がある。
五感覚器官がそれぞれ認識する相手だな。
そして意根(心)が判断する相手が法境(思い込み)だ。
それぞれがペアなのだが、正誤は問わない。
ロクデナシの男とジダラクな女のペアかもしれない。
(味があって似合いのペアだと思っている)
だがなぁ・・・
六境が六根に対応するのは、誰でも知っている。
眼が認識しているのは、見えるモノだ。
耳は、聞こえるモノを認識するのだ。
今更説明はいらない。
六根を「無い無い」と訳したとする。
ならば六境をワザワザ「無い無い」と訳さないだろ。
六根あっての六境だもの・・・。
何故、六境を続けて書いたか?
ここにも仕掛けがあるに違いない。
オチャメなブッちゃん(仏陀)やゲンちゃん(玄奘)だ。
マトモに訳したらガッカリするかもしれないぜ。
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