第八章(8)
無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
「見る事(眼の能力)にこだわるなよ。
眼なんて、メじゃねぇ・・・」
ブッちゃん(仏陀)は、下手なダジャレを言った。
当然、う、うけない・・・
少し・・・くやしい・・・
眼に対応する、見える対象物。
それを「色(いろ)」としたが、色(しき)と混同しそうだ。
(ちなみに、読み方は「しき」で同じ・・・ややっこしい)
色(しき)は物質で眼に見えるモノだから、同じといえば同じ。
でも、ここでは眼に対応するモノとして、ちょっと区別しようね。
「眼の能力なんて、イイカゲンだから固執するなよ。
(見える)モノ側も、すぐ変化するから固執するなよ
この世は自他の両方がイイカゲンなんだ。
だから、二重に無(こだわるなよ)だぜ。
色なんて、シキくねぇ・・・意味不明だぁ!」
ブッちゃんは・・・少し・・・壊れた。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)