水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷説般若心経・92」

2007-11-06 10:46:07 | Weblog




  第八章(3)
  無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法

耳も人によって能力の違いがある。
ある音は聞こえるが、ある音は聞こえない。
鼻もそれぞれ違う。
舌の感覚も人によって、動物によって違う。
身体感覚は千差万別だ。

心なんて、自分でさえ一定にする事が難しい。
心の中には星の数ほどの、多種多様なカケラがある。
それが、常に揺れ動いているんだぜ。
同じ体験でも他の心とは正反対の受け止め方さえする。
それでも、心は「有る」のだ。
「無い」わけじゃないぜ。

だからこそ「無」は「こだわらない」という意味なのだ。
この世は自分一人の世界じゃないんだぜ。
いろいろな眼があり耳がある。
様々な思いや感じ方がある。
見た事や感じた事を「確か」だと思うなよ。
大切なのは「こだわらない」事の方なんだぜ。

ブッちゃんは、一つ一つ丁寧に説明している。
     
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
コメント
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