カルテ番号 し・6 (10)
清水健二は陽水に言った。
「本当に僕がするのですか?
治療のことなど何も知らないのに。
それで回復するのですか?」
風間陽水は笑って答えた。
「回復しますよ。清水さん次第ですが」
「どうして僕で回復するのか理解できません」
風間陽水はゆっくり話した。
「病には役目があると言ったでしょ。
その役目が果たせると、病の存在意味が無くなります。
自動的に病は消えてしまうのです。治るのではなく、消えるのです。
それには、本人も積極的に協力して役目を行うわけです。
それが、言い方ですが治すという意思と行いでもあるのです」
陽水は更に続けた。
「彼女はそこを理解して、治すと言ってくれました。
あとは清水さん次第なのですよ」
清水健二は戸惑った。
「だから、なんで僕が治療するのだか解りません」
陽水は彼女に言った。
「困りましたね。こんなに鈍くていいのですか?」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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