水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・138」

2014-03-04 19:59:46 | Weblog



カルテ番号 さ・8 (14)

風間陽水はゆっくりと話を続けた。
「底というのは、外から見えないのですが、底が男なら男性。
男らしいという外観ではないのです。
性格というのは、底にある核、芯の部分ですね。
人間性というのは、底にある人間としての部分になります。
神性、仏性(ぶっしょう)も同じく、底にある神や仏の部分です」

風間陽水は言葉を探しながら話す。
「雌雄がある生物はオスとメスに分かれていますね。
生物が生きているのは、一つに種族を繋げる本能があります。人間も同じです。
完全体ではないので、ある意味、それぞれが半分ですね。
そして、本能の底の部分では相手を求めています。
雌雄ある生物は、そういうふうに創られています。
生き方や好みの話ではなく、生命に仕組まれているのです」

桜井道代は黙って聞いている。
「ところが他の生物は生きるほとんどを種族保存に捧げますが、人間は選択します。
一生独身でも子孫を残さない生き方も自由なのです。
まぁ、その自由が同種族を殺す戦争も引き起こすのですが・・・
他の生物には見られない特徴ですね。
それでも、底には組み込まれています。
だから、性に関することは、ヤッカイでもあるし単純でもあるのです」


(登場する人物・組織・その他はフィックションです)



(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して
18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・137」

2014-03-04 09:33:35 | Weblog



カルテ番号 さ・8 (13)

桜井道代は言った。
「20代からバツイチとはいえ一人でいると、ほとんどの人が言います。
彼氏を作ったら。再婚してもいいんじゃない。一人は寂しいでしょ。
でも、私は強がりではなく、本当に男の人が欲しいとは思わないのです」
風間陽水はうなずいている。
「そうでしょうね。だから少し話し難いのですよ。
どうしても必要だとは私も思っていませんし、それぞれの生き方は自由ですし」

「それでも先生は男の人がいないことが原因だと思うのですか?」
風間陽水は少し考えた。
「いや、男でなくてもいいのですが・・・
原因は底にあると言ったでしょ。男というよりも性のことです」
「性?セックスの話ですか?」
「広い意味でセックスの話ですが、苦手なら止めますよ」
「平気ですよ。拒否反応はないです。特に興味もないけど」

風間陽水は桜井道代を見て言った。
「少し基礎知識から話しますね。お勉強だと思って下さい。
男性、女性の性の意味ですが、底にあるもの、と訳して下さい」
「性が底ですか・・・」
「そうです。日本語は全て意味があります。
底と訳すと、全ての意味が通じるようになります」


(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して
18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする