カルテ番号 つ・9(2)
ベッドに横たわる母を目の前にして、後悔の毎日だった。
何故、もっと早くから孝行をしなかったのだろう。
仕事が忙しいというのは言い訳にしかすぎない。
出来たのに・・・
担当医からは余命1ヶ月と言われた。
それからの1ヶ月は毎日母の手を握っていた。
その頃、母の意識は時々曖昧になっていた。
強い痛み止め薬のせいだろう。
奇跡が起これ、奇跡が起これ。
もう、そう念ずるしか出来る事はなかった。
そして、1ヶ月後、母は他界した。
葬儀が終わったあたりから、津山雅仁の身体に異変が起きた。
身体中が時々熱くなり、時には頭頂部だけが熱するようだった。
その後、掌がジンジンとして、微弱な電流が流れているような感じになった。
ある時、社員の一人がとても辛そうに腰を撫でていた。
腰痛が酷いのだという。
津山雅仁が何気なくそこに手を当てた時、その社員が驚いた。
「社長、何ですか、これ!」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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