水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・228」

2014-06-02 18:58:26 | Weblog



カルテ番号 つ・9(2)

ベッドに横たわる母を目の前にして、後悔の毎日だった。
何故、もっと早くから孝行をしなかったのだろう。
仕事が忙しいというのは言い訳にしかすぎない。
出来たのに・・・
担当医からは余命1ヶ月と言われた。

それからの1ヶ月は毎日母の手を握っていた。
その頃、母の意識は時々曖昧になっていた。
強い痛み止め薬のせいだろう。
奇跡が起これ、奇跡が起これ。
もう、そう念ずるしか出来る事はなかった。
そして、1ヶ月後、母は他界した。

葬儀が終わったあたりから、津山雅仁の身体に異変が起きた。
身体中が時々熱くなり、時には頭頂部だけが熱するようだった。
その後、掌がジンジンとして、微弱な電流が流れているような感じになった。
ある時、社員の一人がとても辛そうに腰を撫でていた。
腰痛が酷いのだという。
津山雅仁が何気なくそこに手を当てた時、その社員が驚いた。
「社長、何ですか、これ!」


(登場する人物・組織・その他はフィックションです)



(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して
18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする