カルテ番号 て・6(10)
友人は清美の言いたい事が少し解ったような気がした。
いつも物事に対して他人事のような、のんびりさがあった。
それが、どうやら初めて自分の身で真剣にとらえることになったのだ。
「それでダイエットしているわけ?」
「ダイエットを目指しているのじゃないのよ。結果としてダイエットなの。
もっと自分を変える生活がしたいの。本当にイキイキと生きたいの」
清美は自分の思いが上手く伝えられないが、それは仕方ないと思っている。
「それでね、いろいろ調べて実践しているのだけど、何かが足りないの」
「何か、って何よ?」
「中心になる考え方というか、道しるべというか・・・」
友人は少し驚いていた。
清美はそんなふうに考えるタイプではなかったからだ。
急に、ずいぶんしっかりとしてきた。
「まぁいいわ。とにかく応援してあげる」
「ありがとう。でも、どうしたらいいのか解らない・・・」
友人はふと思いついた。
「清美。手助けになるかどうかわからないけど、一人思い当たる人がいるわ」
「どんな人?」
「私もウワサだけだから、よく判らないけど気功師の人」
「え~・・・怪しいのは遠慮しておくわ」
「それが、生き方のアドバイスが心に染みるんですって」
そう言われても清美は興味が湧かなかった。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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