水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・318」

2014-09-01 19:00:34 | Weblog



カルテ番号 ぬ・2(1)

沼田桃子は最近、神社仏閣に魅かれるようになった。
20代の頃は古い建物など、全く興味がなかったのに。
何度も通っているうちに、神社もお寺もいろいろな系統があることを知った。
だが研究しているわけでもなく、こだわる系統があるわけでもない。
ただ、境内にいるのが好きになったのだ。
だから、最初はお参りの仕方も知らなかった。

車で少し走るだけで、とても多くの神社やお寺がある。
神社もお寺も双方で混じり合っている気がする。
沼田桃子からすれば、雰囲気も似たようなものだ。
お寺は線香の香りがするが、それ以外は古い建物というだけだ。
中には最近建てられたものもあるが、そういうところには行く気がしない。
原色の赤や金ビカが安っぽいとしか思えない。

桃子が境内に入る基準のようなものが、次第にできてきた。
古いという事は第一条件。
古くても観光目的のような雰囲気のあるところは行かない。
境内がいつも掃除されていること。
大きな木が多いから、明るくなくてもいいが、暗いのはパスする。


(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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