水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・330」

2014-09-13 19:25:39 | Weblog



カルテ番号 ぬ・2(13)

院長は何故かニコッと笑って言った。
「そういうことも、あるでしょうねぇ」
そして、やや上を向いてニヤニヤしていた。
「失礼、昔の事を思い出していました」
そして、院長の修行時代の一幕を話し出した。

「その頃は何も知らない頃でした。
いいえ、今も何も解らないのは同じですが、もっと知らない頃です。
先ほど、教えて欲しいとおっしゃいましたが、本当の事など何も解りません。
10年経って、やっとプロ側の世界に入れましたが、ヒヨコです。
20年経って、何も解っていない、ということが判りました。
ですから、現時点での私なりの説明であり、真実ではありませんよ。
この世はとても広くて深いのです。
その表面だけ、少しだけ、浅く狭い部分だけの説明となります」

そして、院長の師匠という人との一幕を話し始めた。
「ある朝、御来光行というのを師匠の指導の下でしました。
そこで初めて、御来光は太陽が見える前からするものだと知りました。
簡単にいうと太陽を拝む肉体と精神をニュートラルにしておくわけです。
そして心を静めて、静めて、静めて、待つのですね」


(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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