カルテ番号 む・2(11)
「それは、どういう方ですか?」
村木は自分でも変だと思う。
そんな事を訊いて、本当に会いに行くつもりか?と。
もう一人の醒めている自分がいた。
宮司は答えた。
「もっと北にあります、治療院の先生です。
治療院といっても、少し変わっています」
村木は神道関係の偉い人だと想像していた。
治療院の先生?
そんな人が何故?
「治療院というと、整体とかですか?」
宮司は少し苦笑いをした。
「気功の治療院なのです。
とはいえ、特に身体が悪くなくても診てくれますよ」
村木は考えた。
どうして、急に、この宮司に話しかけたのだろう。
そして、上向きになる方法を教えて欲しいと勝手に口にした。
特に病気があるわけでもないが、漠然とした調子悪さがある。
だから、心の底では、回復する何かを求めていた。
その答えが、その治療院なのだろうか?
その話に乗るか、止めるか、迷った。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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